2017年8月21日月曜日

♂いらね201708

ぼや川より
虫カゴに・入れておきたい・ウチの妻
・・・です・・・

2017/7甲南大学理工学部 統合ニューロバイオロジー研究所などの共同研究で
女王アリの精子貯蔵器官ではたらく遺伝子を特定
女王アリが10年以上もの長い間にわたり、体内で精子を常温保存できるメカニズム
詳細は、7月20日にScientific Reportsに掲載

女王アリは羽化後まもない時期にオスと交尾
オスは交尾後に死亡
女王アリは精子を腹部の中にある受精嚢に貯蔵
長い寿命の間、産卵し続ける
女王アリは、オスから受け取った精子を受精嚢に貯蔵
産卵時に必要な数の精子のみを取り出し受精させる
・・・すげ~
女王アリは多くの種で10年以上生存
精子を受精嚢内で、女王アリの寿命と同じくらい長寿化させている
通常、動物の精子は交尾後数時間から数日で劣化
受精能力も低下
女王アリの精子貯蔵能力は、これまでにその分子メカニズムはまったく分かっていなかった
同研究では、この受精嚢の機能に着目
同研究グループはキイロシリアゲアリという種の女王を材料として用い、その受精嚢でどのような遺伝子が働いているかを、RNA-seq法と呼ばれる次世代シーケンサーを利用した技術で特定
受精嚢のみで強く発現している遺伝子を12個発見
これらの遺伝子の機能は他の生物の生殖器官ではまったく知られていない
これらが女王アリの精子貯蔵に特殊化した機能をもつ遺伝子かも

今後、同研究グループでは、精子貯蔵に重要な役割を果たすと考えられる12個の受精嚢特異的遺伝子やその他の遺伝子からタンパク質を合成し、精子と一緒に培養する実験を行い、女王アリの長期間の精子貯蔵メカニズムの全貌解明を目指す
なお、同研究グループは、女王アリの特殊な精子貯蔵メカニズムが解明されれば
畜産や不妊治療などの現場で、精子をより低エネルギーかつ高品質で保存できる技術の開発につながる可能性がある

・・・要は
一回搾り取ったら
後は♂はイラネ~
ってコトですね

今日は~
コバギボウシHosta sieboldii
実は今までミズギボウシだと思ってた
花は細くて確かにミズギボウシっぽいんだけど
ハッパが広い
なんでたぶんコバギボウシ

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