2017年7月8日土曜日

カツアゲされた今治市?

ぼや川より
やめなはれ・ガラスの靴が・ほら割れた
・・・ムリすな・・・

安倍政権に“96億円カツアゲ”された今治市?
2017.06.19 のニュース
愛媛県今治市の加計学園獣医学部新設
総理の意向が働いたかどうかが大問題になっている
その意向は文科省だけでなく現地にも及んでいた!? 
地元住民は・・・
今治市民で”今治加計獣医学部問題を考える会”共同代表の黒川敦彦さん
「加計学園問題は、国による地方の“カツアゲ”です!」
「国がお金を出して獣医学部をつくってくれると勘違いしている今治市民もいます。でも実は、国は1円も出してくれないんです。今治市は今年3月に37億円相当の土地を加計学園に無償譲渡し、さらに最大で約96億円、つまり獣医学部建設費の半額を税金から拠出することになっています。これは市の歳出の12%にも当たります」
今治市の財政状況は全国でも最低レベル
本来は財政健全化に注力しなければならない状況
「今治市の試算では、獣医学部誘致によって年間3000万円の税収増が見込めるというのですが、これでは元が取れるまで320年もかかってしまいます。私たちは、千葉県銚子市と同じような状況になることを危惧しています。銚子市の財政は破綻寸前ですが、その大きな原因となったのが、加計学園系列の千葉科学大学を設立するための補助金支払いでした」
千葉科学大学建設による銚子市の税収増は、水道利用料などの財政効果が年間2億6000万円ほど
一方、建設費支払いのための地方債負担は年間4億6000万円で、年間2億円の負債を20年間分増やす要因になった
「結局、銚子市は千葉科学大学のために77億5000万円を投じたあげく、40億円も赤字を増やして財政破綻寸前まで追い詰められました。同じことが今治市でも起きない保証はありません」
先月、”今治加計獣医学部問題を考える会”では今治市民を対象とした電話世論調査を行った
その結果、莫大な市税を大学誘致に使うことに疑問や不安の声が多かった
「『大学の誘致より住民のために市税を使ってほしい』という意見が全体の62%
『多額の市税を誘致に使うことに不安』という意見は80%に上りました」
すでに今治市の財政は逼迫していて、多くの行政サービスが十分に提供できていない状況
例えば、地元商工会が求めている”しまなみ海道での自転車レース”も、わずか数十万円の予算が確保できずに開催できていない
子供の医療費補助もなく、生活保護申請も水際で拒否されるケースが多発
今治市の島嶼部をつなぐ”しまなみ海道”
観光名所化している一方で地元住民の生活道路でもあり、高い通行料が大きな負担
「先日も老夫婦が生活苦から無理心中するという事件が起きました。それなのに、加計学園のためには土地の無償提供を含めて100億円以上をポンと出すなんて、到底納得がいきません。どうせ税金を使うなら、もっと地元のために使うべきです。例えば、島嶼部の人々は病院などに通うために陸部に来ると、橋の通行料を往復で3000円近くも取られるんです。生活に不可欠な道路なのですから、通行料への補助を行ったほうがよっぽど住民のためになります」
そんな逼迫した財政状況のなか、事業の見通しの詳細や、地元議会や住民などへの説明が置き去りにされ、獣医学部の建設だけが急ピッチで進められている
その背景には、総理の意向、官邸の最高レベルが言っているといった圧力が
文科省だけでなく今治市に対しても?
流出したとされる文科省の内部文書だけでなく
今治市側の資料にもそれが散見される
昨年9~10月の間に作成され、一部の文科省幹部で共有されたとされる文書
「これは総理のご意向だと聞いている」
「これは官邸の最高レベルが言っていること」
松野博一文部科学大臣
「『総理のご意向』文書はなかった」
・・・
⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1348123
昨年9月26日の今治市国家戦略特区特別委員会の議事録
内閣府から「平成30年4月開校」という予定で急かされていることが強調
同市企画課の課長が「スピード感を持って臨んでまいりたい」
昨年11月9日の資料にも同様の記述が
さらに、菅良二・今治市長は自身の支持者や市議会議員に
「加計学園のことは安倍総理が全部やってくれる、地元が口をはさむ余地はない」

菅市長をよく知る後援会関係者
「市長が件の発言をするようになったのは、昨年の秋頃からだったと思います。国家戦略特区の公募は今年1月でしたから、その前に決まっていた可能性が高い。昨年10月には、まだ事業者に認定されていないのに、市有地でボーリング調査を行っています。“出来レース”と言われたら、そうなのかもしれませんね。菅市長も73歳と高齢で、次の市長選には出ないでしょうから、最後に実績を残したかったのかもしれません」
この発言について市長
「そういった発言をしたことはございません」
しかし、今治市政関係者
「そうした発言を市長がしていたということは、私も聞いています」
「私だけでなく、地元議員など複数の人がその発言を聞いています。市側にとってもほとんど情報もなく、不安の多い獣医学部新設を説得するためには『安倍首相がやってくれる』としか言うことができなかったのだと思います」
獣医学部設立をめぐる説明不足も不安を招いている
「大学誘致自体は、今治市政が長年取り組んできたことです。でも、獣医学部設立が果たして今治市のためになるかどうか……」

中村時広・愛媛県知事は今年4月の会見で加計学園について
「内閣府から助言を受けた」
内閣府の藤原豊審議官はこれを否定

「内閣府とともに加計学園建設を進めている今治市の企画財政部は、『年間20億円の経済効果がある』などと発表していますが、加計学園の具体的な事業計画については、市の担当者も実はよく知らないのです。市議会にもまったく説明がありません。獣医学部建設での建築の見積もりや図面も提出されていない。『世界でも先駆的な獣医学部をつくる』という話なのですが、教授陣すら誰であるかもわからない状況です。他大学をリタイアした先生や、まだ経験の浅い若手の先生が来るとも聞いていますが、詳しいことは知らされていません」
今治市出身の愛媛県議である福田剛さん
「加計学園の獣医学部設立については、愛媛県も最大で約30億円を支出するという話がまことしやかに流れていますが、県の地域振興課に問い合わせても『今治市からそうした要請は今のところ来ていない』とのことです。我々のまったく知らないところで、話がどんどん進んでいるようです」
「県議会にろくに説明もしないまま建設だけが進むというのは、いかがなものかと思います。昨年11月に、菅良二・今治市長に県議らが呼ばれ『加計学園についてよろしくね』とは言われましたが、それ以降は連絡なしです」
「今治市周辺は牧場などが少なく、むしろ造船や繊維など、全国有数の工業地域です。工科大学ができるなら地元にも大きなメリットがあると思うのですが……。獣医学部では学生が集まるのかどうかの見通しもなく、卒業したとしても就職口がないので外に出ていってしまいます。やはり『加計ありき』ということで獣医学部だったのかもしれません」

黒川さん
「市民に対する説明会が行われたのは、今年4月に入ってから。そのときはもうすでに学校建設が始まっていました。『なぜもっと早く説明会をしなかったんだ』と、多くの市民が疑問に思っています。民進党の調査チームが5月19日に今治市に来た際も、市の担当部署は聞き取りのための面会を拒否。建設現場の職員にも、『敷地の中には一歩たりとも入れるな』と上から指示が出ていたそうです」
獣医学部の「最先端研究」も不安材料の一
「バイオラボではウイルスや病原菌の研究を行うという話です。『バイオセーフティレベル3』という、最高レベルのひとつ下、例えばSARSなどかなり危険な病原菌を扱う施設になるそうです。それについても地域住民にはほとんど説明がなく、市議会でもこの問題はたった2分しか語られませんでした」
・・・なんかザル?・・・

で・
学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、野党や一部メディアが公務員獣医師の不足という本質からかけ離れた議論を展開している?
同学部を誘致してきた愛媛県では畜産関係者らがいらだちを・・・
獣医師不足の解消を望む現場からは「実情を知ってほしい」との切実な声が上がっている。
「鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫が複数の農場で発生したら、現状での対応は厳しい」。愛媛県畜産課の担当者は深刻な表情で・・・
同県によると、県に所属する獣医師は16日現在で109人
公務員獣医師を毎年募集しているが定員割れは珍しくなく、平成20~29年度では計47人の募集に採用は40人
29年度に限ると8人の募集定員までいかず、採用は5人
県は獣医師確保に向け、獣医学部のある大学への勧誘などに取り組んでいる。だが、同課の担当者
「獣医師不足は全国的な問題だ。公務員獣医師を目指す少ない希望者の奪い合いになっている」
約550頭の牛や豚の飼育をする県畜産研究センターで働く獣医師は、ブランド牛「愛媛あかね和牛」の品種改良や繁殖に向けた研究開発などを行っている。獣医師の数は、10年前は10人いたが、昨年からは4人になった
二宮幸誠センター長
「家畜の防疫処置などを考えると、4人は最低ラインだ」
「獣医師不足の解決策が獣医学部の新設なのだが、国会では誰が関与したかの手続き論に終始していることは疑問だ」
家畜の伝染病予防などに取り組む県中予家畜保健衛生所の担当者
「鳥インフルエンザは人への健康被害も懸念される。予防や発生したときに封じ込むのが獣医師の仕事だ」
「私たちは縁の下の力持ち。その業務を担う獣医師が足りていないことを理解してほしい」
・・・待遇問題だって話も・・・

今の獣医師
2017/6/24安倍晋三首相
「獣医学部新設をどんどん認める」
菅官房長官
「獣医系大学全体の応募倍率は15倍」
山本幸三地方創生担当相
年間収入5000万円以上の犬猫診療施設が3割を超えているとする日本獣医師会の2015年の調査結果よりペット獣医の収入が高すぎる
日本獣医師会
この収入は一般企業の売り上げに当たり、諸経費を差し引いていない
また、厚生労働省の16年の賃金構造基本統計調査によると
民間で勤務する獣医の平均年収は約569万円
獣医コンサルタントの西川芳彦さん
「犬猫病院の臨床医は一般に公務員より勤務時間が長い。病院によって差はあるが、院長や経営者を除き、時給に換算すると公務員より低い」
北里大の高井伸二獣医学部長
「若いペット獣医は安い給料で頑張っている。山本氏の見解は表面的な数字を見ただけの暴言。現場の獣医たちは怒りまくっている」
高倍率は受験生は複数の大学を併願したり同じ大学の複数の試験を受けたりしており、実人数ベースでは3~4倍程度
「そもそも獣医の数は全体として足りている。公務員獣医も地域的な偏在が問題で、応募倍率は関係ない」
獣医学者の稲葉睦北海道大教授
「教員不足の現状で獣医学部を増やしても獣医の質が低下するだけ。公務員獣医の待遇改善こそ行政のやるべきことだ。首相も大臣も全く理解していない」

・・・はてさて

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme
夏が来る前に高芽を流木に・・・

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