2017年3月1日水曜日

最近の耐性菌事情1703

ぼや川より
悪妻が・元気とヤル気・洗い流し
・・・はあ~・・・

抗生剤に対して強い耐性を持つ悪夢の耐性菌とも呼ばれるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)が、これまで考えられていたよりも感染を広げている可能性が・・・
あると患者に症状が出ないまま人から人への感染が起きている可能性も
カルバペネム系などの抗生剤は、普通の医薬品が効かない細菌に対して最後の手段として使われる
CREのような耐性菌はそれでも繁殖が止められないことから悪夢の耐性菌とも
米疾病対策センター(CDC)によれば
米国では病院や長期療養施設でCREの院内感染が起きて年間で推定9300人が感染
600人が死亡
症例数は増加傾向
ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チーム
16カ月にわたり、マサチューセッツ州ボストンとカリフォルニア州アーバインの4病院でCREに感染した患者の検体約250例について遺伝子配列を調べ
感染が起きる頻度や院内感染を発生させている細菌株について調査
その結果、症状が出た患者から直接感染した事例はほとんど見つからなかった
このため研究チームでは、感染しても症状が出ない保菌者が感染源になっていると・・・
CDCの専門家によると、ほとんどの患者はCREに感染しても症状が出ず
そうした患者が感染源となってCREを拡散させているケースが多い
研究チーム
「違う種の中にある同一の遺伝子が、驚くほどの程度で確認された」
「我々には説明できない高いレベルの耐性も2つの症例で見つかった」

ネバダ州リノの病院では最近、実際にCREの症例が報告されてる
患者はインドに長期滞在していて昨年8月に米国に帰国した70代の女性
帰国後に全身性炎症反応症候群を発症してリノ病院に入院
女性はその2カ月前にインドで入院したことがあった
リノ病院に入院してから約6日後に、この女性がCREの1種のNDMに感染していることをCDCが確認
この細菌は、米国で入手できる26種類の抗生剤すべてに対して耐性を持っていることが分かった
そのようなケースは極めてまれ
医師団はあらゆる手を尽くしたが、女性は9月初旬に死亡
地元衛生当局は、同じ病棟に入院していた患者の検査を行ったが、ほかにCRE感染者は見つからなかった。女性が個室に入院していたことも幸いした

人食いバクテリアとも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の今年の患者数が442人となり、過去最多
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、A群溶血性レンサ球菌という細菌に感染することで起こる
手足の筋肉が急激に壊死し、多臓器不全などになる
致死率は、およそ30%で人食いバクテリアとも・・・
国立感染症研究所によると
今年の患者の数は今月13日までで442人にのぼり
調査を始めた1999年以降で、最多
都道府県別では、東京が60人、神奈川が48人など
細菌が一部の人で劇症化する原因は?
厚生労働省は予防には手洗いや、傷口を清潔にすることが、有効と・・・

1000年前の薬が
ロンドン(CNN) 1000年前の中世の医学書に記されていた眼病の治療薬に、抗生剤の効かない耐性菌を死滅させる手がかりがあるかもしれない
そんな研究結果を英ノッティンガム大学の研究チームが発表
この治療薬の製法は、大英図書館が所蔵する10世紀の医学書
Bald’s Leechbookに、眼病の治療薬として紹介されていた
同書は世界最古級の医学書といわれる
抗菌作用があるといわれるニンニクなどの成分が使われていたことから同大学の専門家が着目し同書を翻訳
微生物専門家の協力を得て、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する効き目を調べた。
薬品の成分はネギ属の植物2種(ニンニクと玉ネギまたは西洋ネギ)とワイン
牛の内臓から採取する胆汁
これを真ちゅうの容器で醸造し9日間置いた後に布でこす
同書には各成分の比率なども詳しく記述されていたことから、研究チームは9世紀に存在していたワイナリーのワイン探しも含め、その製法をできるだけ忠実に再現した
出来上がった薬品を培養したMRSAに対して試したところ
抗ブドウ球菌薬に匹敵する効能があることが判明
バイオフィルム(生物膜)に守られて密集していた数十億の細胞が数千にまで減り、極めて強力な殺菌効果があることが分かった
米国の研究者に依頼して生体内での作用を検証した結果
従来の抗生剤を使った治療以上に効果があるらしい
マウスを使った生体実験では、MRSA菌を最大で90%死滅させることができた
その後3回にわたって薬品を最初から作り直して検証した結果でも同じ効果を再現
容器に入れて冷蔵庫の中で長期間保存しても、薬品の効能は変わらなかった
薬品が効く仕組みについては完全には解明できていない
しかし複数の成分が作用して細菌の細胞を別々の面から攻撃し、耐性能力を失わせる可能性や、成分を組み合わせてアルコールに浸す過程で細菌攻撃能力の高い分子が形成される可能性が・・
この成果について研究者
「1000年前の抗生剤が本当に機能するとはいまだに信じられない」
「最初の結果が出た時は、ただぼう然とした。こんな結果が出るとはまったく予想していなかった」
「研究室ではうまくいっても、抗生剤として通用するという保証はない。それでもうまくいく可能性はある」

今日は~
アドロミスクス クリスタタス~/Adromischus cristatus v.clavifolius'Indian clbs'
無事、冬を越しそう
これ夏のがコワい
で・タッパが伸びたんで
曲がってきた
このママ延ばしてイイの?
ちと不安



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