2017年3月25日土曜日

北陸の繊維産業

ぼや川より
ウエストと・ヒップが痩せれば・また着れる
・・・かんばって・・・

2013の記事
日本製ならではの高い技術を生かした北陸地方の合成繊維
発色の良さや扱いやすさを備え、綿や絹といった天然素材を超える可能性を秘めたテキスタイル(布地)として注目・・・

3月下旬、銀座三越と松屋銀座が共同で行ったイベント「ギンザ・ファッション・ウイーク」のテーマ
進化を続ける北陸の合繊
産地の技術を生かした合繊で、日本のクリエーターたちがデザイン、服やバッグ、ストールなどを作った
小松精練(石川県能美市)
まるで綿のような手触りと丈夫さに、軽さや発色の良さを併せ持ったバッグは、小松精練が開発した生地「KONBU(コンブ)」が使われた
素材はナイロン100%で手入れも楽
同社グリーンビズ事業部次長の北一矢さん
「日本の技術ならではの良さを気軽に楽しんでほしい」
同社の素材エアーダイ
通常2枚の布を張り合わせるなどして作るリバーシブル素材を1枚の布で実現
ポリエステル100%の布にスプレーで着色する
裏側に色が映ることなく、リバーシブルの布ができる
コートをはじめとして、働く世代に人気のブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」のカラーコートにもこの素材が使われている
天池(あまいけ)合繊(同県七尾市)
太さが髪の毛の5分の1という極細の繊維で織り上げた天女の羽衣
軽く繊細で、独特の光沢が美しく、パリ・オペラ座の衣装にも採用された
だが、今回ストールに使われた素材はポリエステル100%で、鮮やかなプリント加工ができ、家庭で洗うこともできる

かつて養蚕、製糸業で栄えた北陸地方は、現在も合繊の国内シェアの約6割を占める
石川、福井、富山の各県には高い技術を持つ中小企業が集まり、衣料品では世界のトップブランドからも多くの注文を受ける
一方で、近年は韓国や中国など海外製品との価格競争や国内の衣料品の需要低迷で厳しい時代を迎えている
天池合繊社長の天池源受(もとつぐ)さん
「これまではコストでしか競争できなかった。だが、海外で認められた技術は日本でも発揮できるはずだ」
これまで、生地産地と消費者の間には小売り、アパレル、素材メーカーなどが入り、生産者と消費者の距離が遠かった
「何を作ればいいか、使ってくれる人に目を向けたい。産地を認識してもらえるとやりがいが出る。ブランド力を高めたい」
北さん
「ジャパンテクノロジーは自動車と電化製品だけじゃないということが少しでも伝われば」

北陸の繊維産業
富山、石川、福井の3県はポリエステル、ナイロンなどの合成織物のほか、絹織物やニット生地、染色など総合的な繊維産業の集積地
特に川中分野と呼ばれる撚糸(ねんし)、製織・製編、染色加工などに高い技術を持つ中小企業が多い
原糸メーカーなどからの受注減少に伴い、自社で製品の企画や販売を行うなど自立に向けた動きが出ている
日本が世界で7割のシェアを持ち、航空機やゴルフクラブに使われる炭素繊維をはじめとする非衣料品分野の拡大、産地の連携による海外進出や販路開拓など活性化に向けた取り組みが活発化している

今日は~
フクジュソウ/Adonis ramosa
画は3月初め
普通種の初花
この黄色もウレシイ

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