2023年9月18日月曜日

サンクチュアリ教会から見るアメリカの一断面

 一昨日の続きというか
どうもリンクが?
そして、ちょっと古いけど
よ~分からんサンクチュアリ教会の一面があったので

旧統一教会の創設者・文鮮明氏の息子、文亨進(7男)が、アメリカで設立した サンクチュアリ教会
彼はアサルトライフル銃AR-15は神の意志を実行するための神聖な道具であり、神はトランプ氏の味方であるという見解を表明している
2021/1/6の連邦議会議事堂襲撃事件の数日後、文亨進はSNSに扇動的な動画を投稿
亨進氏は、もう少しで催涙ガスを浴びるほど暴動の中心から近い場所にいたそう?
動画の中で亨進氏は、いまではすっかりトレードマークとなっている薬莢を束ねた王冠を被り、金色のアサルトライフル銃AR-15を抱えてカメラの前で1/6の暴動を
「第2次アメリカ独立革命におけるボストン茶会事件」と
暴動を非難するどころか
「サタンの玉座(つまり議事堂)を制圧」
「世界有数の権力者たちを恐怖に陥れ、巣穴に逃げ込もうとするネズミのように狼狽させた」
「あの日、神は勝利した」
「罪人どもは、決してあの日の光景を忘れないだろう。『まずい。あれがまた起きたら、今度こそ警官は警備態勢を解いてしまうかもしれない』ということに彼らはようやく気づいたのだから」
亨進氏のいう罪人とは、トランプ氏のクーデターの支援を拒んだアメリカの議員たち

亨進氏は、Rod of Iron Ministries(銃の杖ミニストリー)の名前で活動している旧統一教会の分派サンクチュアリ教会の指導者
旧統一教会の教祖・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の7男
鮮明氏を再臨のキリストと崇める信者たちはアメリカではムーニーと呼ばれている
教祖の息子である亨進氏が率いるサンクチュアリ教会は、神の正義を実行するための道具として聖書に記された”鉄の杖”とAR-15を同一視し、銃崇拝によって注目を集めてきた

・・・AK47じゃダメ?

ペンシルベニア州スクラントン郊外のニューファンドランドに本拠地を置くサンクチュアリ教会は
信者たちが礼拝に武器を持ってくることから、危険な教団と目されている
亨進氏が説くのは、世俗的な政治を織り交ぜた終末論
アメリカで武器メーカーを経営している兄の国進(クッチン)氏とともに亨進氏は
MAGA(アメリカを再び偉大に)に傾倒する共和党員たちのあいだで政治的な影響力を拡大しようと心血を注いできた
トランプ氏の息子たちとのコネを作ったり、毎年恒例のサンクチュアリ教会のイベント・Rod of Iron Freedom Festivalを開催したり(トランプ氏の元側近のスティーブ・バノン氏がスピーカーとして登壇)
2020年のペンシルベニア州の選挙人団の名前を刻んだ偽の名簿の最上位に自分の名前を掲載してくれた全米ライフル協会(NRA)の役員と関係を築いたりと、その活動は多岐にわたる
さらにペンシルベニア州議会のダグ・マストリアーノ議員の肝入りで同州の副知事に立候補したテディ・ダニエルズ氏を
「我々の偉大な友人であり、共にキリストを信じる兄弟」
と呼ぶ
ダニエルズ氏は、1月6日の暴動の参加者のひとり
亨進氏は、危険な革命家というよりはおどけた狂信者として描写されることが多かった
だが薬莢の王冠を被ったこの牧師を変人と笑って受け流せる時代は、もはや過去のものとなりつつある
ますます多くの共和党員たちが選挙に負けたことへの反応として暴力を容認する
あるいは暴力を必要な手段とみなすなか、神の意志によって政権の転覆を図るという亨進氏の教えは
暴力を奨励する共和党員たちの格好のカモフラージュになっている

議事堂襲撃事件後に亨進氏が表明した政権交代への野望は、いまも揺らがない
8月末に連邦捜査局(FBI)がフロリダ州にあるトランプ氏の別邸マーアーラゴの家宅捜索を行ったときも、亨進氏はまたもやSNS上で司法省のトップらを
「ぺてんを撒き散らす忌々しい反社会的人間」
「アメリカよ、悪魔に抵抗せよ。神は我らと共にあられる」と

亨進氏の父である文鮮明氏は、韓国で設立され世界中に信者を擁する保守的な宗教団体・旧統一教会の教祖
鮮明氏は自らを再臨のキリストと名乗り、かの有名な合同結婚式を執り行ってきた
信者たちは、こうした儀式によって罪の赦しを受けることができると信じていた
鮮明氏は同性愛を重大な罪ととらえてこれを非難し
同性愛者の男性を
「汚い犬」
鮮明氏はアメリカでの服役を経て(過去に脱税罪で18カ月間の実刑判決を受け、服役したことがある)保守系新聞社のワシントン・タイムズを創設
これを首都ワシントンでの権力拡大に利用した
このほかにも、ブッシュ家とも近しい関係にあった
2004年に上院のダークセン・ビルで行われた奇妙な戴冠式では、数十人の議員の前で自らを
「神の権化」

2012年に鮮明氏が他界すると旧統一教会の資産や事業をめぐって後継者争いが勃発
人類の真の母と崇められる鮮明氏の妻の韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏がトップの座に就くと、韓氏は息子の亨進氏を旧統一教会から追い出した
ハーバード大学神学大学院で学んだ亨進氏は、父が自らの意志で選んだ後継者は自分だと

・・・ハーバード大学etcに裏口?があるという話があったけど・・・

裏切られたと感じた亨進氏は母親を
「大淫婦バビロン」
になぞらえて恨み
2013年にアメリカで別の教団を立ち上げた

・・・文鮮明の立ち上げた宗教は
骨肉の争いを生んだのね
大したもんだ

やがてこの教団はアサルトライフル銃を崇める教団へと変化し
2017年には名称をRod of Iron Ministriesに変えてリブランディングを行った
教団が世間に知られるようになったのは2018年
このとき亨進氏は、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で銃乱射事件が起きたわずか数日後だというのに、信者が武器持参で教団の儀式に参加することを呼びかけた

教団の信者が金ピカの薬莢を束ねて作った王冠を戴く亨進氏はAR-15こそが聖書に記された「鉄の杖」
すなわち神の意志を実行するための道具であると説く
このなんとも不可解な聖書の解釈は
「あなたは鉄の杖で彼らを打ち砕き、陶器のように粉々にする」
という旧約聖書の『詩篇』や
「主は鉄の杖で彼らを支配する」
という新約聖書の『ヨハネによる黙示録』などに由来する
終末論を説く亨進氏は、天の王国が地上に建設される日は近いと予言する
新たな王国が建設されたあかつきには、武装した信者たちがこの国の統治を支援すると主張している
自著『Rod of Iron Kingdom(鉄の杖の王国)』の中で
「イエス・キリストに仕える者たちは、自ら鉄の杖を使って家族や近隣の人々、国を守る責任を負っている」
未来の王国の国王は自分(および子孫たち)である
その国の名前はUnited States of Cheon Il Guk(天一国合衆国)
通称CIG
CIGの憲法まで用意しており
「いまは存在しないものの、CIGは実在の主権国家である。CIGは、待ち望まれた『終わりのとき』の完成形を示す」
CIGの憲法はアメリカ合衆国憲法とよく似ているが、人工妊娠中絶と同性同士の結婚を禁止し、亨進氏を国王に定めている点は大きく異なる

説教を行なっているときの亨進氏は、烈火のごとく激しく攻撃的
AR-15を神の道具とみなす教団の指導者のイメージにいかにもふさわしい
その一方で会話をするときの亨進氏はもう少し穏やかだ
2021年にテネシー州郊外に建設された教団の保養所からビデオ会議アプリを介して本誌のインタビューに応じた亨進氏
父親が再来のキリストであったのに対し、自分自身は神ではないと語る
「世間でいうところのローマ教皇のような、神の代理人です」
亨進氏によると、サンクチュアリ教会の信者数は世界中でおよそ1万5000世帯?

亨進氏は、サンクチュアリ教会をカルト教団とみなす人々には無関心
「まったく気になりませんし、それによって身動きがとれなくなるようなこともありません」
何十年にもわたって旧統一教会がカルト教団と呼ばれてきたことを強調
「私たちは、過去50年間このように呼ばれてきました」
「この手の迫害には、もう慣れているのです」
CIGは
「独裁国家ではなく、自由と責任に重きを置く王国」
になるだろう
教団の教義をいくつか引き合いに出した
「私たちは、同性愛は獣姦に等しい罪であると考えています」
「婚前のデートや性交渉も重大な罪です」

・・・え?デートも

CIGを建設するには、定義上は現在のアメリカ合衆国を転覆させなければならない
亨進氏は、それは武力ではなく
「神の霊に導かれた人々の自己決意によって自然と建設されるでしょう」
だが、うわべだけは穏健な主張の背後には、教団が掲げる恐ろしいメッセージが
具体的な説明を求められた亨進氏
「鉄の杖」
ないしAR-15は
「政治家たちを常に監視するための道具となるでしょう」

亨進氏は終末論を信奉し、銃を崇拝し、過激な思想を掲げる武装教団の指導者
アメリカの非営利団体である南部貧困法律センターは、この教団を
アンチLGBTQカルトと警戒している

政治的な過激主義によって懐を潤してきた者は少なくない
文一族もそのひとつ
亨進氏の教団では、銃は神聖なものとして崇められている
兄のジャスティンこと国進氏にとってはビジネスでもある
キリスト教終末論と憲法修正第2条(訳注:武器保有権が規定されている)の原理主義的な解釈をペンシルベニア州というスイングステート(訳注:民主・共和両党の支持基盤が盤石とはいえず、大統領選挙などで激戦が繰り広げられることが多い州)で融合させることで
サンクチュアリ教会は筋金入りの共和党支持者と交流したいMAGA共和党員たちを惹きつけている

ペンシルベニア州ニューファンドランドにある亨進氏の教団は、国進氏の銃ビジネスと切っても切れない関係
国進氏が経営するカーアームズが同州のグリーリー(どちらもスクラントン郊外の街)に本社を構えている
カーアームズは、トンプソン短機関銃などを製造している武器メーカー
このほかにも、トミーガン、小型機関銃やAR-15も製造
同社はNRAから
「当協会の重要な仲間」
と称賛される
それよりも強硬派の米国銃所有者協会(GOA)とも積極的なパートナーシップを結び
GOAの
「妥協なきアライアンス」
の一員として銃規制の強化に反対
亨進氏は兄を
「教団の信者」
と呼び
「すべての信者がそうであるように、兄は自らの意志で(中略)教団に貢献しています」

MAGA運動の指導者であるトランプ氏を称えるにあたり、国進氏の武器メーカーはトランプ氏のモチーフやスローガンをあしらった武器のコレクションを発表
父親の鮮明氏がそうしたように、文兄弟はアメリカの右翼権力者たちと確固たる結びつきを形成しようと奮闘してきた
ふたりにとって現代の共和党は多くの実りをもたらしてくれる
2016年に国進氏の会社がTommy Gun Warehouseという銃砲店をオープンすると、亨進氏はこの店を祝福
トランプ氏の息子のエリック・トランプ氏は基調演説を行った
文兄弟は、トランプ氏の息子と一緒に写真に収まる機会を逃さなかった
そのときの写真は亨進氏だけでなく、国進氏のSNSアカウントにも掲載されている

文兄弟は2019年に、憲法修正第2条を称える、特定の宗教にとらわれないイベント
を謳うRod of Iron Freedom Festivalを開催
2021年のイベントには、トランプ氏の元側近のスティーブ・バノン氏や
保安官には、何が合憲で何がそうでないかを決める権限があるという虚偽の理論を打ち立てたリチャード・マック氏
NRAの元スポークスパーソンのダナ・レッシュ氏
『More Guns, Less Crime(銃を増やせば犯罪は減る)』の著書ジョン・ロット氏らが参加

亨進氏は、神の意志によってトランプ氏が2020年の大統領選挙に勝利すると信じていた
選挙運動期間中、亨進氏は徹底してトランプ氏を支援
2020/11/2にSNSに投稿された自撮り動画で
スクラントン近郊の集会にMAGAキャップを被り
「神よトランプを守りたまえ」
と熱心に唱える姿が映っていた
トランプ氏が敗北した当初、亨進氏はショックで打ちのめされた
選挙日の翌日に
「赤い蜃気楼」
が消えてゆくなか、亨進氏
「いまとなっては、我々人間の力ではどうすることもできない! トランプがウィスコンシン州、ミシガン州、あるいはネバダ州で勝利できるかどうかは、神の恩恵にかかっている。すべては、イエス・キリストと共にあられる人類の真の父次第なのだ。王国よ、祈り続けよ!」

・・・神がトラさんが大統領にコトを否と・・・
自分が神に逆らってた?
って本気で思った?

だが、その翌日には
「トランプの勝利! アメリカはこの詐欺行為を認めるわけにはいかない! トランプこそが我々の大統領だ!」
と投稿
敗北したトランプ氏の先陣を切って信者たちのあいだに嘘を拡散
そうすることで亨進氏は法と伝統に背き、ジョー・バイデン氏への平和的な権力移行を妨害するという政治運動の真っただ中に身を置いていた
首都ワシントンで行われたミリオンMAGAマーチやペンシルベニア州の州都ハリスバーグで行われた
Stop the Steal(詐欺行為を止めろ)集会にも参加
その後、亨進氏は12/12に連邦最高裁判所の前で行われたジェリコ・マーチにも参加
神の介入によって2020年の大統領選挙の結果が覆されるようにと祈りを捧げた

・・・神様の意に逆らって
己の欲を通そうと

さらには、ペンシルベニア州の選挙人団による投票のやり直しの必要性を訴えた
2021/1/3には、同州議会議事堂の議長を務めるブライアン・カトラー氏の自宅の前で同州での再選挙を要求

問題の1/6が近づくにつれ亨進氏
Black Robed Regiment(黒衣の連隊)との連携を強めるようになった
Black Robed Regimentとは、アメリカ独立革命を支援した過激派の牧師たちを揶揄するためにイギリスが用いた呼称を拝借
右派宗教家たちの緩やかな連合を指す

・・・こういう方って
新たに意味のあるモノを生み出さない
借りパクが得意
だいたいキリスト教を借りパクしてるし
既存の権威?をヨリドコロに

まもなくして亨進氏は、武力によって行動することの必要性を喧伝

・・・それは武力ではなく
「神の霊に導かれた人々の自己決意によって自然と建設されるでしょう」
は、ど~なった?

2020/12/30に投稿された動画
兄の銃砲店の壁の前で祈る姿が映し出されている
アメリカ独立革命を願う亨進氏
「悪に立ち向かった建国の父たちの精神」
をトランプ氏に与えたまえと神に祈った
「トランプ最高司令官の訴えに応じて、我々は1月6日に立ち上がる」
支援者たちの加護を神に求めた

事件前日の2021/1/5
銃と同じくらいオートバイに夢中の亨進氏
バイカーギャングさながらのRod of Iron Riders(鉄の杖ライダース)を率いて首都ワシントンに集結
亨進氏は集会の目的が「首都の偵察」であったと
偵察の様子を捉えた短い動画を投稿
そのときの亨進氏は、迷彩柄に塗られたドクロのマスクを被っていた

1/6亨進氏
夜明け前の暗闇のなか、ナショナル・モール(訳注:首都ワシントン中心部に位置する国立公園)に姿を現し
暴徒たちが議事堂へと押し寄せるなか、亨進氏は催涙ガスを浴びるほど近い場所で暴動に参加
事件当日の亨進氏の行動の詳細は明らかにされていない
亨進氏は事件直後に1/6は
「巨人兵士ゴリアテの無敵のオーラ」
「粉々に打ち砕かれた」
ことを歴史が立証するだろうと述べ、1773年のボストン茶会事件も
「当時は非難された」と

同じく暴動に加わっていたデイヴィッド・カナギーという教団の熱心な信者は
警官を圧倒する信者たちの勇姿を書き留め、サンクチュアリ教会のホームページ上で公開

カナギー氏の手記
とりわけ議事堂に討ち入ろうとする試みが2回目に失敗したときのことを綴った箇所で
亨進氏に対する心酔っぷりが
「人々が左側の観覧席の階段を駆け上がるのが見えた。私は、そのあとに続いて階段を上った」
足場が不安定だったことを言い添え
「そんなことは気にならなかった。国王(亨進氏)の力になれるのなら(中略)人々の体重に耐えかねて足場が壊れたとしても、たしかにそれは悲劇的かもしれない。だが、自らの命を捧げる方法としては悪くない」

現在、亨進氏は1/6の狂気への関与を否定
亨進氏は自分と信者たちが讃美歌や愛国歌ゴッド・ブレス・アメリカなどを
「平和的に歌っていた」
最中に催涙ガスを浴びせられたと
「私たちはただ、修正第1条に規定されている、平和的に集会する権利を行使していたにすぎません」

亨進氏
法執行機関や事件を調査している下院特別委員会からの連絡はない、と

2021/1/21の動画
バイデン氏の大統領就任を中国共産党の勝利と嘆き
「中国共産党のスパイ」
であるバイデン氏が
「かつてのユダヤ・キリスト教の共和国としてのアメリカを強奪した」

亨進氏は武力による抵抗を説き、愛国右翼団体のオース・キーパーズの創設者を引き合いに出した
「神は、我々が神の手足となることを望んでいます」
「オース・キーパーズのスチュワート・ローズが言ったように、トランプ派の人々はただちに武装市民集団や自警団——名称は何でもいいのですが——の一員に加わらなければいけません」
「カルト教団や過激派、あるいは国内テロ組織と呼ばれることを恐れてはいけません」
長きにわたって一族がカルト教団と呼ばれてきたことを指摘しながら
「我々の仲間になってください。過去を乗り越えましょう」

・・・布教も忘れない

銃崇拝者の亨進氏は、昔からバンディ一族への憧れを抱いている
バンディ一族とは、過去に何度か政府と武力衝突をしたことのある武装市民集団のリーダーである牧場主アモン・バンディ氏の一族
亨進氏
連邦政府による権力の乱用に立ち向かうために必要な人格と勇気の体現者としてバンディ氏を称えた
「スターリン主義的な呪いのマシンがやってくる」
動画の中
「バンディ氏の牧場のようなものが100あるべきだ」
バンディ氏と政府の武力衝突について
「こうしたものがアメリカ中で起きるべきです。そうすれば、ひとつを制圧しようとする政府は、全国民を敵に回すことになるのですから」

・・・アタマが、お花畑
いわゆる
群雄割拠が理想?
100の牧場(軍閥)があれば
100の考えがある

常軌を逸したレトリックにもかかわらず、サンクチュアリ教会はいまもMAGA共和党員を引き寄せ続けている
2021/5には、ペンシルベニア州で共和党の知事候補に選ばれたダグ・マストリアーノ氏がサンクチュアリ教会でスピーチを行う予定だった
最終的にスピーチは実現せず、マストリアーノ氏はトランプ氏の元顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏と選挙資金集めイベントに参加
亨進氏はマストリアーノ氏との面識はないものの
「我々は、マストリアーノ氏と彼の政策を支持しています」

同年10月に行われたRod of Iron Freedom Festivalで
バノン氏のみならず、極右派の元上院議員候補で右翼団体のプラウド・ボーイズと密接な関係にあるジョーイ・ギブソン氏がゲストスピーカーとして招かれた
ダニエルズ氏は亨進氏と談笑し、金色のAR-15を抱えて自撮りをした(これは国進氏の武器メーカーが製造したもので、独特の色合いは窒化チタンコーティングによるもの)
2022年のイベントの参加者はまだ確定していないものの、元大統領補佐官のセバスチャン・ゴルカ氏や元国連大使のアラン・キーズ氏などの参加者名が挙げられている

亨進氏
自分と教団は
「政治的悪魔主義」
と戦っていると考える
MAGA運動に身を投じた理由は
「人間の自由への渇望、そして少人数の秘密結社が罰を受けずにこの国を支配している状態に終止符を打つため」

神の王国の建設を実現するうえでMAGA支持者は役に立っているのかと尋ねると
亨進氏
「これらの関係性を神がどのように活かされるかはわかりません」
その一方で
「思想や心を同じくする人々と団結して——王国を実現するための神の意志を追求していきたいです」

・・・ある程度、それが成功?すると
内部崩壊を起こす
なんせ、各々が銃を持った、スターリン主義的自己矛盾ワガママの集団

今日は~
小菊

枯れ枯れの中、7月から咲いてる
なんか早い

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