2023年9月3日日曜日

マズいファイルは

死んだらHDDの中身が消える・・・タマに思う
自分の脳や心臓と市販のデジタル機器を連動させる仕組みはありません
誰かに抹消を頼むとなると法的なリスクを負わせる可能性も
自分が滅んだ後も秘密にしたいデータだけがずっと残るのがコマる
実は、それを実現する道具が10年前に売り出されています
その道具は、センチュリーの時限消去&暗号化HDDケースJIGEN(CT-25-ERP)

JIGENはSATA接続の2.5インチHDDやSSDが組み込める外付けケース
PCとの接続はUSB 3.0
対応OSはWindows XP/Vista/7/8/10とIntel製CPUを使ったmac OS 10.6.8~など
試したらWindows 11 Pro(64bit)環境でも動作
センチュリーの企画開発室が製造するオリジナルブランドCENTECHに属し、ドライバーレスで組み立てられるユーザーフレンドリーな製品
製品ページから専用アプリをダウンロードして内蔵ドライブを時限装置にできる
JEGENにストレージを組み込んでPCにつないだら、専用アプリを立ち上げてドライブの領域をセットアップ
1ドライブ構成にして全領域を時限化することもできますし、一部を時限化して残りを通常の外付けドライブにすることもできる

ドライブごとに容量を決めて、時限化するなら保護領域にチェックを入れる
時限化するドライブはパスワードを登録して暗号化
ここで重要なのが暗号化キー自動消去の設定
有効にするとドライブに一定期間アクセスがないと暗号化キーが消滅
ドライブ内に保存したデータにアクセスできなくなります
期限は1~9999日(テスト用に分単位の設定も可能)
暗号化キー自動消去の時限を設定する。ログインした後に自動ロックする設定も追加可能
これでセットアップ完了
時限化したドライブは専用アプリをクリックしてログインしないかぎり、エクスプローラーにも表示されません
あらかじめ設定した時限が過ぎると、専用アプリ経由でもアクセス不能になり、データを取り出すことが不可能に
暗号化はハードウェアで行っています

期限が切れるとパスワードを入力してもjigenドライブが失われましたと表示される
誰にも見られたくない。けれど、自分が健在なときには失いたくないデータがあるなら、たとえば30日間アクセスしないと消える設定にすれば、保持と漏洩防止が無理なく共存できそう
消すには惜しい気がするけど、将来使うか分からないデータがあれば、365日期限のドライブに保管しておいて、1年間寝かしておくといった使い方も
1台のJIGENで時限消去ドライブ以外に通常のドライブを2つまでが作れるので、役割分担して利用する方法も

データ管理の選択肢を広げてくれるJIGENですが、残念なことに現在は入手困難
2013年4月に初回約1000台が市場に出回ったのち、6年かけて完売
現在は販売終了

同社のCENTECHブランドのオリジナルメンバーであり、現在は特機開発部 特機開発課課長の石川恵寿さん
そもそもJIGENは
「災害や事件事故に巻き込まれたときにHDDの中身が盗難に遭わないようにと、考えて開発しました」
死後のデータ消去といった使い方は想定していなかった
リリースされてからコンスタントに売れたものの爆発的な伸びはなく、再生産のないまま終了
しかし根強いニーズは現在もあって、数カ月に1回のペースながら問い合わせが
「部品が調達できなくなったというわけではありませんし、暗号化の回路もUSBの系統の中にありますから、技術的にはNVMe M.2 SSD版を作るといったことも不可能ではありません。やはり需要がどれだけあるか、というところだと思います」

2013年発売当初、JIGENの価格は4000円弱
全般的な値上がり傾向のある現在の値付けがどうなるかは分かりませんが、求める声が多く挙がれば

・・・終活に

今日は~
ネリネ ?/Nerine ?

8月はじめ
先延ばししてたネリネの仕立て直し
サビ病が見られなかった株
根鉢をバラし
病菌がコワいんで土は廃棄
球根は皮を外して重曹浴
サビ病には重曹がイイって
かなりの荒療治

新しい土で球根の頭をだして植替え
例によって通常の用土より礫多め
たぶんアルカリっぽい方がヨさげ
なんで表層にサンゴ砂大粒・寒水石を
2~3週間、水をヤらない予定
新芽がでるか?


0 件のコメント:

コメントを投稿