2023年7月8日土曜日

マイナンバーカードを強引に・・・

 このままではマイナンバーカードが次々に失効していく…政府が"保険証廃止"を強引に進める理由

政府はマイナンバーカードの普及に躍起になっており、最大2万円分のポイントの付与などで作成を呼びかけた
結果、7/2現在では累計9737万枚と人口の77.3%が取得
今年1月末に60.1%だったものがポイントの付与をきっかけに一気に高まったが
これが逆に窓口の業務を爆発的に増やしヒューマンエラーを助長した面も
それでもIT(情報技術)の専門家からすれば、数百件のシステムエラーがあったとしても、1億枚近くある母数を考えれば、わずかな比率
7/2のNHKの日曜討論には河野大臣が出演
マイナカード問題 どう対応?というタイトルで放送されたが
討論というよりも問題沈静化を図るための国民への説明?
出演者が個人認証制に肯定的な専門家だったということもあるが
シンクタンク研究員
「役所もミスをするという認識を国民が持つ必要がある」

現場でシステム作りを担っている埼玉県戸田市役所の大山水帆デジタル戦略室長
「役所では絶対間違いが起きないような仕組みにしなければいけない」
もっとも、各自治体でデジタル化に取り組める人材が圧倒的に足りない実態なども強調
現場の努力だけではヒューマンエラーの再発が防げない危機感を示していた

なぜ、こんなにデータの紐付けでトラブルが起きるのか
それは単なるヒューマンエラー?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションの略
デジタル化と共に、それまでの仕事の仕組みを変えていくこと
デジタル化すれば仕事が変わる、というのではなく
仕事のやり方や流れをデジタル化できるように変えていくということが重要
このX(トランスフォーメーション)ができていないことが日本のDX化が進まない最大の原因
例えば、マイナンバーカードに別人の公金受取口座が紐付けられてしまった最大の理由は、銀行口座の氏名がカタカナになっていること
一方、マイナンバーに登録されている氏名は漢字のみ
カタカナの読みが入っていないので、システムで自動的に名寄せをすることができない
データの大本になる戸籍にはそもそも読み仮名がない
住民基本台帳にはカタカナの読みを入れている市町村もあるが、検索する便宜上のもので
その読みが本当に正しいかどうか?
つまり銀行口座のカタカナ氏名と住民基本台帳の読みが一致するかは・・・

政府は急きょ、6月に閉幕した国会で法改正を行い、戸籍に読み仮名を必須とする戸籍法改正を行った
法律が施行されると1年以内に本籍地や住所地の役所に行って読み仮名を申請しなければならない
その時、誤った読み仮名を申請してしまうヒューマンエラーのリスクは残る
預金口座のカタカナと戸籍上の読みが違っているケースもあるに違いない
名前の読みを証明しようにもパスポートはローマ字で、表記も複数認められているケースがある

届出がなかった人には住民基本台帳などの読みを了承したものとみなすことに?
混乱は必至
そもそも戸籍に使われている漢字には当用漢字や人名漢字以外のものもあり、誤字が登録されているものすらある
文字が違ったり、読みが違えば、コンピューターは同じデータとは判断せず、つまり別人と扱う
そもそも、戸籍の人口と住民基本台帳の人口も大きく違う
海外に1年以上赴任する場合など、転出で住民票はなくなる
そういう仕組みになっている

健康保険のデータを管理する健康保険組合のデータとマイナンバーのデータが一致しないのも同様
健康保険証には読み仮名があるが、住民基本台帳の読み仮名と同じである保証はない
登録する時点で確認している組合はほとんどない
また、健康保険証には写真もないし、名前も本名ではなく通称を保険証の表氏名欄に記載することを認めているケースも

つまり、個人を本人と特定する仕組みが年金や保険など制度ごとにバラバラ
それをきちんと整理するXすなわち仕事の見直しをこれまでやってこなかった
それを一気にマイナンバーカードに紐付けて、従来の健康保険証を廃止するというから大混乱
健康保険証にマイナンバーを利用し、その保険証でもマイナ保険証でも問題なく保険が使えるようになってから、一体化すれば簡単に移行できたはず?

今回の不祥事を受けてマイナンバーカードを返納する動きが広がっている
本人が役所に行って手続きをすれば、一度公布されたカードでも無効にできる
実はマイナンバーカード自体に有効期限がある
カード自体は発行から10回目の誕生日を迎える日まで
カードの交付が始まったのは2016/1なので、2025/1月以降失効するカードが出始める
さらにカードに付いているICチップの電子証明書の有効期限は5年
役所に出向いて更新しなければいけない人が出始めている
これを放っておくとカードは無効

河野大臣がNHKの日曜討論で
「マイナンバーカードという名前を変えるべきだと個人的には思う」
その後、松野博一官房長官が否定する場面があった
これは番号よりもICチップの電子証明書が重要なカギの役割をしているため

ポイントを大盤振る舞いしてやっと8割に達したカードが、国民に使われなければ次々に失効していく
おそらく保険証を強制的に廃止しようとしているのは利便性を増すためではなく
マイナンバーカードを存続させるため?
結局、デジタル化を進めるD側の人たちは自分たちのペースで自分たちの考えるデジタル化を進めようとしている
一方でX側にいる役所などの職員も旧来の仕事の仕方を極力見直さないで済ませようとしている

結局最後は、政府に近いIT専門家
「世界で最も複雑なシステム」
と言われる膨大な仕組みが出来上がるのだろう
複雑になればなるほどヒューマンエラーは生じる

・・・大騒ぎした
行政改革とかって・・・
このママだと
部外者?の立場で云えば
ツギハギだらけのシステムになる
イロイロ問題が出払った後
キッチリ・スッキリしたあ~きてぃくちゃ~
に基づいたマッサラな・冗長性のあるシステムにした方が・・・
集めるデータの属性が増えたりしてもOKなようにとか
ハッキリ言ってメンドウ
だけど、コレをヤらないと・・・
ただ、マイナンバーのデータは人民解放軍etcに抜かれる・・・
コレは覚悟するしかない・・・

今日は~
オウレンシダ/Dennstaedtia wilfordii
イワデンダ/Woodsia polystichoides

梅雨も終に近づき?
今日も大雨~
シダが元気
イワデンダは年々大株に
オウレンシダはワッサワサ
オウレンシダは
家に来て20年?くらい
ワサワサにならなんだ
それが・・・いいわ~

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