2022/7/12イエレン アメリカ財務長官
中国には途上国向けの融資を行う機関が多数あるが
中国政府高官が債務再編への参加で協調したことはほとんどない
「債務再編で協力を取り付けようとしたが、非常に苛立たしい。中国とはこの問題を数回協議している。国際通貨基金(IMF)、20カ国・地域(G20)、主要7カ国(G7)でも議題となっている」
発展途上国で進められている多くの借金軽減協議で
比較的規模が小さく、リスクの高い途上国に対する貸し付けで、中国は圧倒的な債権国
だが中国は、返済に行き詰まった債務国との間で融資条件だけでなく
どのように再交渉するかを巡っても、ダンマリ
この姿勢は新型コロナウイルスの世界的大流行（パンデミック）後に一段と鮮明に
現在、経済的に困窮する多くの国が債務軽減を求めている
6/28に公表された主要7カ国首脳会議（G7サミット）声明では
債権国による支援を促す中で中国を名指し
世界銀行によると、貧困国は今年、公的部門と民間部門の債権者に対して総額＄350億の債務返済に直面
総額の40％余りは中国からの借金
だが専門家の話では、国際通貨基金（IMF)と世界銀行が前提とする債務軽減負担の公平な分担は
中国の反対？がありそうで、包括的な債務再編は難しい
法律事務所クイン・エマニュエルのソブリン訴訟責任者、デニス・ハラニツキー氏
「中国の『一帯一路』の資金は、あらゆる所にばらまかれている。従って、ソブリン債務再編では毎回この問題が持ち上がるだろう」
ブルーベイ・アセット・マネジメントの新興国市場責任者、Polina Kurdyavko氏
「中国による債務協議への関与は、ＩＭＦあるいは各国政府の手の及ぶ問題ではない」
「中国を適切なタイミングで交渉の席に着かせることは、今後の債務再編で最大の試練となるかもしれない」
中国の貸し付けは大半が政府系機関や政策銀行によってなされ、往々にして不透明
全アメリカ経済研究所(NBER)の報告書
中国が1949年～2017年にかけて152カ国に対して実行した5000件の融資および助成の半分は
IMFにも世界銀行にも報告されていない
中国は両機関に加盟しているんだけど
ローディアム・グル－プのシニア・アナリスト、マシュー・ミンゲイ氏
「これらの中国の融資の一部では、不透明さが繰り返し問題になっている」
中国は商業融資の契約に、他国よりも厳格な機密保持条項を盛り込んでいる
ウィリアム・アンド・メアリー大学のアメリカ調査研究機関エイドデータ
が年間にわたって集計したデータによると
中国の国有銀行が実施した融資は
中国への返済を優先するよう義務付ける条項が盛り込まれている
ジョージタウン大学のアンナ・ゲルパーム法律学教授が中心となって中低所得国24カ国に対する中国の融資100件を調べたところ
機密保持のレベルが他の融資と比べて異常に厳しく
融資契約の存在自体を明かさないよう求めているケースも
中国が債務負担の軽減に合意したケースの多くは、詳しい内容がはっきりしない
中国の貸し手があまりに多いことも問題を一段と複雑に
ただ、最も多くの融資に関わっているのは中国輸出入銀行と国家開発銀行
ローディアム・グル－プのシニア・アナリスト、マシュー・ミンゲイ氏
「債務再編交渉になった場合、中国の各銀行は自国の他行がどのように対応するのか分からない可能性もある」
一方IMFによると、低所得国の約60％は債務の返済が滞っているか、そのリスクが高い
20カ国・地域(G20)は2020年終盤
中国やインドなどの債権国をIMF、パリクラブ、民間債権者と同じ交渉の席に着かせる共通の枠組みを開始した
ザンビアと並んでチャドとエチオピアも、この新たな仕組みに基づく債務再編を求めている
だがテリマーのエコノミスト、パトリック・カレン氏
この枠組みは
「既に複雑な債務再編プロセスに、官僚的な層をもう一枚加えることになった」
これにより他国が参加を尻込みする可能性がある
・・・自業自得？とも
でも銭はホしいもんね
かの国
あらゆる場面で利に動く
損はしたくない
ソレが、せかっかく手にした獲物を逃がす訳が無い
で、崩壊の危機にあるスリランカ
大統領が国外逃亡
2022/7/13スリランカ議会の議長宛てにメールで辞任表明
2022/7/14、議長は在スリランカ・シンガポール大使館を通じ、辞任に関する書簡を受け取った
2022/7/15スリランカ議会のアベイワデナ議長
国外に脱出したラジャパクサ大統領に代わる新大統領を議会が７日以内に選出すると
・・・混乱の中、手を挙げる方がいる？
虎穴に入らずんば虎子を得ず？
2022/7/14スリランカで政府への抗議活動が激しさを増すなか、中国外務省
・・・ほんと？
キビしい中国が？
スリランカの借金一部棒引きとかする？
まあスリランカの骨までシャブれそうだから？
2022/7/15スリランカのパリサ・コホナ駐中国大使は
同国が最大＄40億の支援獲得に向け中国と交渉を進めており
中国が、ある時点で同意すると確信していると
スリランカが年内に期日が到来する対中債務の相当額を支払うため＄10億の融資を求めていると
また輸入した中国製品の支払いに向け＄15億の融資枠も要請
「これらは法外な要求ではなく、中国当局はある時点で当方の要請を受け入れると確信している」
「他の債権者にも同様のことを求めている。スリランカは金融システム安定に向け資金が必要で、中国は割合すぐに同意すると信じている」
コホナ大使によると、対中債務はスリランカの対外債務全体の約１割
ウィクラマシンハ首相兼大統領代行
日本に対する債務も同等の割合だが、中国の融資の方が金利が高いと
・・・お気軽というか
かの国が、助けてくれる
その意味は・・・
喰われるのに？
もしかしたら
かの国と対立するインドが助けてくれる？
今日は～
ナツノハナワラビ/ Botrychium virginianum Sw
たぶん
梅の下
セツブンソウの生育地
何年か前から？
春になると出てくる
ただ、ナツノハナワラビにしてはコマい
う～ん
0 件のコメント:
コメントを投稿