2021年11月4日木曜日

真空管内臓DAP

 驚異の真空管内蔵AKA&ultima SP2000T
高機能化が進むDAP(デジタルオーディオプレーヤー)は、“ハイレゾファイルを高音質で楽しむ製品”から、最近では“ハイレゾ配信も楽しめるプレーヤー”へ
一方で、音質に関してはいずれの製品もかなりのレベルに到達している
そんな中、DAPの定番ブランド・Astell&Kernから
“新しい高音質のカタチ”を体現するような注目製品が登場
A&ultima SP2000T(329,980円)
・・・高!

最大の特徴はアンプ部
従来のDAPのようにオペアンプを搭載しているのだが、それだけでなく、真空管アンプも搭載
1台でオペアンプと真空管、2つのサウンドが楽しめる
さらに、2つの音をユーザーが好きなようにミックスできる

“真空管アンプも搭載している”というのは、トリプルアンプシステムと名付けられているOP-AMP(オペアンプ)、TUBE-AMP(真空管アンプ)、さらに、その2つのサウンドをミックスするHYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)
この3モードを切替できるので“トリプルアンプ”
ざっくり言うと、各モードで以下のような傾向になる
OP-AMPモード:透明感のあるダイナミックなサウンド
TUBE-AMPモード:独特の温かみのある音楽的なサウンド
HYBRID-AMPモード:レトロな雰囲気とハイレゾリューション出力の新鮮な組み合わせのサウンド
真空管はパーツが大きく、発熱や消費電力も大きく、振動などにも弱いパーツ
当然ポータブルプレーヤーに内蔵するのは難しい

SP2000Tでは、新世代の真空管である、KORGのデュアルトライオード真空管Nutubeを採用
トライオード真空管と同じ動作をするアノード・グリッド・フィラメント構造
真空管ならではの倍音豊かなサウンドが楽しめる
その一方で、ノリタケ伊勢電子の蛍光表示管の技術を応用
真空管とは思えないほどの小型化
そして従来型真空管の2%以下という驚異的な省電力化
そのため発熱も少なく、寿命は3万時間とこちらも驚異的
真空管やNutubeを内蔵したプレーヤーは既に市場には存在している
ただ、SP2000Tはこの“Nutubeを内蔵しただけ”ではない
真空管は振動が加わるとキーンというマイクロフォニックが出たり、それが鳴り続けてしまう事がある
そういった事が起こらないように真空管の両面を柔軟なシリコンカバーで固定
モジュール化してプリント基板と物理的に分離
さらに磁力も使い、アンプを“浮かせた”構造になっている

先ほどからアンプの話ばかりしてきたが、DAC部分もスゴイ
ESS Technologyの最新DACチップES9068ASを4基も搭載
Astell&Kernでは初となるクアッドDAC構成
これにより、1チャンネルあたり2基のDACでデコードする非常にリッチな仕様
SNが改善され、奥行きと空間のリアリティに優れたサウンドを再生
なお、PCMは最大384kHz/32bit、DSDは最大22.4MHzのネイティブ再生ができる
MQAにも対応
他にも、5型のフルHDディスプレイを採用し、内蔵メモリは256GBでmicroSDカードスロットも装備
音楽ストリーミングサービスアプリもインストール可能
Bluetooth送信はSBC/AAC/aptX HD/LDACコーデックまで対応
Bluetooth受信も可能で、スマホの音楽をSP2000Tから再生する事もできる
イヤフォン出力は2.5mm/3.5mm/4.4mmに対応
様々なイヤフォン/ヘッドフォンが接続可能

・・・よう分からんが
なんかスゴそう?
まあ、とりあえず音が出ればいい
というほうなんで・・・

今日は~

玄関で休んでた
・・・なんだけど
羽の一部がゴールド?に
見る角度によって輝きが変わる
構造色をマトうガ
初めて見た
蝶とかはあるけど
こんなんイるんだ

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