2021年11月1日月曜日

マグネシウム電池

海水に膨大な資源量を持つマグネシウムをエネルギーとして利用する
東京工業大学の矢部孝名誉教授が発明した燃料電池の製品化に
東証2部上場のジー・スリーホールディングス(HD)が乗り出した
マグネシウムを用いた電池の特徴は?
矢部 電気化学反応によって電気を取り出す燃料電池の一種
負極にマグネシウム、正極に炭素系材料を用いて、食塩水に浸して化学反応させて発電する
電気自動車(EV)用で先行したリチウムイオン電池に比べて体積や重量当たりの取り出し可能なエネルギー量が多い
希少金属であるリチウムに対して、マグネシウムは海水に無尽蔵ともいえる量で存在しており、石油を代替するエネルギー源になると・・・

電池の用途は?
岩間 災害時の非常用電源として使われることを想定
販売先としては、地方自治体や介護施設など
最初の製品は金型がまもなく完成する
電力供給量で250Wh
最高出力250Wの製品を5月には納品したい
使用ワット数に応じて電池は5個、10個と連結可能
私が代表を務める日本高分子材料研究所(群馬県富岡市)が製造
再エネ事業を手掛けるジー・スリーHDが販売する
価格は確定していないが、矢部教授は1台当たり2万円程度で売りたいと
今後、数百万台規模で売れるようになれば、それくらいの値段になるだろうが、当面はそこまでは下がることはないと考えている

非常用電源以外の用途は?
矢部 ドローンへの搭載を考えている。これは特許申請中の技術を使うが、円盤形のマグネシウムをモーターで回転させて使う方法
マグネシウムが反応を終えて燃料切れの状態となったら、反応する部分を入れ替えて新しい燃料が供給される仕組み
リチウムイオン電池に比べてエネルギー密度が高いので、飛行時間を飛躍的に高めることができる
現状でもマグネシウム電池が供給できる電気は、同じ重量のリチウムイオン電池に比べて8.5倍
理論的には38倍に増やすことが可能
その分だけ、ドローンをより遠くに飛ばすことができる
宅配などの物流に革命をもたらすだろう
非常用電源用が完成したら、ドローン用の開発を加速する
将来はEVに搭載するつもりで開発している

マグネシウムの調達は?
岩間 今回使うものは中国から輸入する
ナイジェリアも産地として有力
使用済みとなった酸化マグネシウムに半導体レーザーを照射すると、元のマグネシウムに還元されるので再利用が可能
ジー・スリーHDとしては、使用済みマグネシウムを回収して再利用する循環型サプライチェーンの構築を考えている

矢部 酸化マグネシウムは太陽光によるレーザーでも還元できる
・・・?
そして海水からマグネシウムを取り出すための淡水化装置も私が開発
マグネシウムはよく燃えるので火力発電の燃料としても使うことができる
燃焼時に二酸化炭素を出さない
・・・取り扱いがデリケート

脱炭素社会のエネルギー源として有望?
岩間 世の中を変える電池だと考えている
ガソリンをスタンドで自動車に給油するように、コンビニでマグネシウムを買ってスマホに入れる、あるいはEVに装着するということが実現する時代が来ると考えている

・・・電池のタネは
尽きない
ドレが勝ち馬?

今日は~
ムラサキ サギゴケ/Mazus miquelii

10月の終わり
狂い咲き
こんなん初めて
今まで狂い咲きなんて無かった
こういうコトが増えるんだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿