2021年3月16日火曜日

スターリンク 稼働

スペースXのロケット開発技術を活用してイーロン・マスクが立ち上げた衛星通信サービス
2021/2
ツイートユーザーへのリプライで、通信速度300Mbps、レイテンシ(遅延)約20msというインターネットサービスを2021年末までに提供するという計画を明らかにした
スターリンクは2021/12、アメリカ内の地方部に高速インターネットを普及させることを目的としたアメリカ連邦通信委員会(FCC)のプログラムから$8億8550万の補助金を含む有利な条件を勝ち取った

スターリンクのサービスに関しては、その競争力の高さを警戒する多数のインターネットサービスプロバイダー(ISP)が、このサービスで採用されている技術は実験段階のものであり、十分な試験が行われておらず、将来的に問題を引き起こすと主張
FCCに抗議した

スターリンクは、スペースXがロケットを打ち上げるたびに自らの衛星通信ネットワークを拡大している加え
公式サイトで事前登録を開始しており、すでにアメリカでは約1万人が申込済み
スターリンクではこれらのユーザーにインターネット接続サービスに加えて、緊急通報が可能な電話サービスを提供
低所得ユーザー向けの割安な料金プランも用意する計画
スターリンクはこれらのメニューを通じて既存の通信会社に真っ向勝負を挑む
登録ユーザーのなかには、すでにインターネット接続用のスターリンク・キットと衛星アンテナを受け取った者もおり、開封動画を投稿したり、スターリンクのインターネット接続サービスのおかげで生活が一変したと、その喜びを綴ったりしている
そしてスターリンクのネットワーク構成と技術をもってすれば、年内にサービスエリアをほぼ全世界に拡大することを検討してもおかしくない
そうなれば通信セクター全体に大きなディスラプションを引き起こす可能性が
スターリンクはスペースXのロケット打ち上げミッションを活用したサービス
スペースXは、人工衛星を地球周回軌道に投入する上でのコストと参入障壁を体系的に軽減することに成功した
スペースXでは1回のロケット打ち上げで最大60基の衛星を周回軌道に送り込むことができる
さらには他のミッションでロケットのペイロードに余裕がある場合には、そこにスターリンクの衛星を積み込むことも可能
同時にスターリンクは独自の人工衛星技術を開発している
これまでよりはるかに低コストで、効率が良く、故障率が非常に低い技術
しかし何より、スターリンクが世界のどこでも簡単に使えるインフラの構築をめざしている
つまり各市場で大規模な企業インフラを展開することなく、ウェブページ経由でのサービス提供形態を取っている
・・・基地局etcがいらない
衛星アンテナはユーザーによる設置ができ
サービス提供に関してサポートのための人員を確保する必要はほとんどない

通信サービスにおける最大の課題のひとつは、人口密度が低く、通信インフラの構築が経済的に難しい地方部に、どのようにしてインターネット接続サービスを提供するか
こうしたエリアの多くに加えて、自然災害の被害に遭った人たちなどに他社に引けを取らない帯域幅とレイテンシを手頃な価格で提供する
スターリンクのような衛星インターネット接続サービスを利用できるようになったら果たして何が起きるだろうか?
さらに、このサービスが、当初のターゲットである地方部だけでなく、既存の通信会社からあまり十分なサービスを受けられていない人たちからも、選択肢として検討されるようになったら?
これまで厳しい規制に縛られがちだった業界に
スターリンクが突き付けるテーマは・・・
ある市場に人工衛星技術を用いる企業が現れ競争力のあるサービスを提供した場合
他社に再販されることが多い、事業者向けの周波数免許やインフラの減価償却には?
ま、通信事業者のサービス内容について政府が監督権を維持し、これを利用して何らかの形の検閲を実行している国では?
ロシアをはじめとする政府は、こうした衛星通信サービスを用いてインターネットに接続しようとする国民にナニができる?

アメリカ以外の国でも、地方部をターゲットにしたスターリンクのお得な料金プランを目にするようになる?
・・・なる

今日は~
フクジュソウ/Adonis ramosa普通種
セツブンソウ /Shibateranthis pinnatifida

先日の午前中
一見シオってる
今日は元気に咲いてる

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