2020年11月6日金曜日

株式市場の歴史で最大規模の取引中止

2020/11/3史上最大の新規株式公開(IPO)となるはずが、株式市場の歴史で最大規模の取引中止となった。中国のフィンテック企業アント・グループのIPOは投資家からの応募受け付け後に突然停止された。香港では全人口の2割近くがアントのIPOに応募したとの推計もある。

アント株を買おうと約500万香港を借りたソフトウエア開発者のチェン・ウーさん(35)「なんて言っていいか分からない。言葉も出ない。昨日はIPOで得た利益で妻と来年どこかに旅行しようと考えていた。今はいくら失うのか計算している」

大口投資家もショックを受けている。銀行やアントの幹部には問い合わせが殺到中

中国本土でアントが上場するはずだった上海証券取引所の科創板(STAR)市場は上場ルール緩和の実験場として称賛されていたが、IPO停止で信用が失墜したと指摘する投資家も。別の投資家はアントが再びIPOを実施しようとしても、応募をためらうだろうと語る。2人はいずれも匿名を条件に打ち明けた。

投資家にとって救いがあるとすれば、当局のアントに対する締め付けが上場後でなかったことかもしれない。アントは電子メールでコメントを控えた。

 信報財経新聞(HKEJ)によると、銀行と証券会社は小口投資家向けに約5000億香港ドルの信用取引貸付金を提供していた。

華泰証券に払い込んだ申込金は戻るウーさんだが、金利約2000香港ドルの支払いは必要だ。「不公平だ。取引が完了していないのになぜ払わなければならないのか」

証券各社は説明に追われている。富途控股が提供しているアントに関する投資家向けディスカッションフォーラムは4日、1万9000を超えるコメントであふれた。アントに怒りをぶつけ、同社のアプリ「アリペイ(支付宝)」削除すると書き込む人もいた。


アント株IPOに個人投資家殺到-少なくとも$3兆相当の応募

バンカーに大打撃、アントのIPO停止で報酬$4億が消滅の危機

アントIPO失敗が示す条件付きの金融開放-習主席と共産党が力誇

・・・かの国の不透明さが浮き出た

全てに優先する中国共産党・・・やっぱコエ~

今日は~

オニヤンマ


ミズオオバコの生える池で

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