2020年11月17日火曜日

飲みすぎたら

年末がせまり、お酒の席が・・・コロナのせいで無い? 

カナダUniversity Health Network(UHN)の研究者らが、急速に血中アルコール濃度を下げるローテク・ローコストな方法を発見。

通常、人が摂取したアルコールの90%は肝臓でのみ一定の速度で排出される。そのため急激に大量のアルコールを摂取してしまった場合は急性アルコール中毒に陥り、昏睡状態。

UHNの研究チームを率いるジョセフ・フィッシャー博士は、このアルコールを排出するための身体機能として肺に着目。飲酒者の肺から体外に排出される呼気にはアルコールが含まれてる。そのためフィッシャー氏は呼吸を早め過呼吸状態にさせれば、より多くのアルコールを体外へ放出できると仮定。ただし過呼吸はその度合いが強くなるにつれ手足や唇が痺れ、呼吸困難、ふらつき、息苦しさなど危険な状態に。過呼吸状態を緩和するには袋などを口に当て、意図的に血中酸素濃度を下げると良いと言われてるが実際には逆に酸欠にならないよう適度な隙間をあける必要があり調節が難しい。で、患者に二酸化炭素と酸素を混合したものを供給し悪影響を及ぼすことなく過呼吸状態を作り出して一酸化炭素中毒を治療するClearMateと呼ばれる医療機器をアルコールの排出に利用することを考えつき検証。

学術誌Scientific Reportsに発表された研究でClearMateを使ったアルコールの排出についての概念実証試験について報告。この試験には5人の被験者が参加し、通常の呼吸だけでのアルコール排出率と、別の日にClearMateを最大3時間使った場合の状況についてのデータを採取。その結果、過呼吸を発生させた状態のほうが血中アルコール濃度を3倍早く下げることがわかった。フィッシャー博士はこの結果によりアルコール中毒の急性治療のひとつとして臨床現場に適用できる可能性が。ただ現実には急性アルコール中毒に苦しむ患者が3時間も積極的にその機器を使い続けられるかについては?

・・・袋を使っても酸欠で苦しくなったら袋を外して普通に呼吸すれば・・・

なんてムズかしいの?

今日は~

コウガイヒル


最近見ないと思ってたら出てきた

なんかアメリカの一部で盛り上がってる?みたいだけど

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