2019年9月22日日曜日

遺伝子組換え蚊 そんなハズは・・・

ぼや川より
夫逝き・悩み1つが・消えました
・・・別の悩みが・・・

殺虫剤に代わる蚊の防除手段として、遺伝子組換え蚊が注目されている
が、成体になるまでに死亡するはずの遺伝子組換え蚊が予想外の実験結果
イギリスのバイオテクノロジー企業のオキシテック
黄熱、デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱を媒介するネッタイシマカの遺伝子を組み換え
優性致死遺伝子を持つ雄の蚊OX513Aを作出
自然界のネッタイシマカの雌とOX513Aとの交尾により生まれてくる幼虫は、遺伝子操作によって生殖機能を持つ前に死亡
ネッタイシマカの遺伝子に影響を与えず、個体数を減少できる・・・はず
OX513Aとの交尾によって生まれた子どもが成虫まで生存する割合は、実験室条件下で3〜4%
2019/9/10
アメリカのイェール大学の研究チームがオープンアクセスジャーナル
サイエンティフィック・リポーツで公開した研究論文
研究論文の責任著者であるイェール大学のジェフリー・パウエル教授
「遺伝子組み換えされた『OX513A』と自然界のネッタイシマカとの交配によるヒトへの健康リスクは確認されていない」
「想定外の結果が示されたことは懸念すべきだ」
研究チームでは、キューバのネッタイシマカをもとにメキシコの個体を交配させたOX513Aを用い、ブラジル北東部バイーヤ州ジャコビナで、2013/6~2015/9までの27ヶ月間、毎週45万匹のOX513Aを放つ実験を行った
ネッタイシマカの個体数は、当初減少
18ヶ月後には実験開始前の規模にまで回復
パウエル教授
「ネッタイシマカの雌が『OX513A』との交尾を避けるようになったためではないか」
研究チームは、実験開始から6ヶ月後、12ヶ月後、27〜30ヶ月後に、ネッタイシマカの遺伝子サンプルを解析
OX513Aの遺伝子が自然界のネッタイシマカに組み込まれていることも確認
OX513Aの遺伝子を受け継ぐネッタイシマカの割合は10%~60%とみられている
研究チーム
「ジャコビナで生息するネッタイシマカにキューバとメキシコの個体から生まれた『OX513A』を交配させたことで、十分な生殖能力を持つ、より強健な個体が生まれた可能性がある」

オキシテック
イェール大学が発表した研究論文に対して
「誤解を招く表現や推測に基づく記述が見受けられる」
サイエンティフィック・リポーツを出版するネイチャー・リサーチに抗議を申し入れている

・・・そら抗議するわな
かけた銭がパ~
でも抗議する相手が違うだろ

しかし自然界の深淵を感じる
遺伝子組換え・編集が流行りだけど
はたして・・・

今日は~
アラゲクジャク/ Adiantum hispidulum
秋の新芽もピンク
がでた
前から、そんな気味があったけど

0 件のコメント:

コメントを投稿