2019年7月26日金曜日

ガリレオが大規模障害で全システムダウン中

2019/7/11
EUの測位衛星システムガリレオが大規模障害で全システムダウン中
ガリレオは世界で初めて民間も関わる形で開発されたGNSS
で1m以内の精度で測位が可能
軍用で開発されたために政治的理由で制限・停止・フェイクがかかることもあるGPS、グロナス、北斗とは違い安心?
90億ユーロ(約1兆900億円)の予算をかけられたガリレオは2020年から有料によるフルサービスの商業展開が予定されてた
ガリレオを管理しているEuropean GNSS Agency
ガリレオのシステムがダウンしてすぐに
「サービスが不調なようです。現在復旧作業中で、48時間以内にシステムが復旧する予定です」
異常診断委員会が招集され、休みなしで緊急の復旧作業に取り組んでいる
しかし、障害発生から1週間以上経過した時点でもなお、ガリレオのシステムはダウン中

アマチュア無線家でGNSSのエンジニアでもあるダニエル・エステベス氏
ガリレオで発生したシステム障害の主な原因は時刻同期の失敗である可能性が?
イタリアとドイツにあるPrecise Timing Facility(PTF)という施設にはセシウム原子時計と水素メーザー原子時計が設置されていて
100分に1回程度の頻度でガリレオの時刻を同期
この時刻同期を失敗してしまうとエフェメリスと呼ばれる衛星の軌道予定が正常に計算されなくなる
実際の衛星軌道には必ず誤差が生じるため、エフェメリスは定期的に新しく作成されることが必要
実際にガリレオから出力されたエフェメリスのXML形式のファイルをGitHubに公開
2019/7/11以降はガリレオ側で正しく軌道計算が行われていないと指摘

なぜPTFとガリレオの時刻同期に失敗してしまったのかは?
GNSS関連の話題を扱うInsideGNSSがガリレオの関係者
PTF側に問題があった?
ガリレオは大規模なシステム障害をこれまで2回経験している
いずれもフランスの宇宙企業タレス・アレーニア・スペースが建設したガリレオ関連の地上施設に問題があった

European GNSS Agencyの広報担当者
「この障害はシステムに堅牢性を組み込んでいる間に起こりうることです。ガリレオは初期サービスの段階であり、完全には運用されていないことを認識する必要があります」

・・・今んとこ
ガリレオを使ってるトコはほとんどないんで実用上
問題はない

今日は~
コタニワタリ/Asplenium antiquum
セッコクの石鎚達磨と
軽石に着いて同居してるコ
5月の高温で枯れた・・・
その後
水やりで復活
やれやれ

軽石サイドに着いてる
石鎚達磨がハガれそう
で・ハヅして
・・・後で

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