2018年1月8日月曜日

サンゴのお家

ぼや川より
箱入りを・箱に入れなおして・返したい
・・・です・・・

京都大学の研究グループは、鹿児島県の奄美群島・加計呂麻島で、生きたサンゴを家として持ち運ぶ新種のヤドカリを発見
スツボサンゴツノヤドカリと命名
今のところ、同種は奄美でしか発見されていないため、固有種であると考えられるなお、学名はDiogenes heteropsammicola
スツボサンゴツノヤドカリが家とするサンゴは、通常、ホシムシと呼ばれる環形動物と共生している種で
ホシムシは、自身にとっては安全な場所が提供される代わりに、サンゴが砂泥に沈むのを防ぐという相利共生の関係
この新種のヤドカリは、ホシムシに代わってホシムシが棲む空洞に入り込み、サンゴを家として持ち運ぶことで、やはりサンゴが砂泥に沈むのを防いでいると見られる
このような、強い相利共生の関係を持つ生物種において、共生者が全く別の生物に入れ代わる事例は、過去には知られていない
であるならば初めての発見
ヤドカリという生き物はよく知られるように成長に従って大きな貝殻などに引っ越しをする性質を持つ生き物
だがスツボサンゴツノヤドカリの家であるサンゴは生きており、成長して大きくなるので
恐らくスツボサンゴツノヤドカリは生涯引っ越しをすることはないのでは?
サンゴとホシムシの共生関係がいかにして進化したかについては、未解明の点が多い
サンゴとヤドカリの共生関係についていえば更に謎に包まれている
今後の研究展望としては、サンゴ化石の観察などを通じ、宿貸しや牽引共生の進化の歴史を紐解いていきたい・・・

今日は~
ファレノプシス ウィルソニー/Phalaenopsis wilsonii
今ハッパなし、無葉ラン状態
で、根っこが1本赤い
・・・紅葉ならぬ紅根?

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