2018年1月25日木曜日

ゴミのゆくえ・・・

ぼや川より
やなヤツも・箱に収まりゃ・拝まれる
・・・やれやれ・・・

世界中から資源ごみを輸入していた、かの国
しかし、今年から廃棄物の輸入が一部停禁止されたことで、世界各国は早急に大量のごみの新たな廃棄先を見つけないと・・・

廃棄物輸入禁止策は昨年7月に発表
年明けから施行
欧米などの企業はわずか6か月の間に他の選択肢を探すことを強いられ、中には駐車場に廃棄物を保管する企業まで
今回の法律で禁止されたのは24種類の固形廃棄物
一部のプラスチックや紙類、布類も含まれている
かの国の環境省は世界貿易機関(WTO)への通告の中で
「原材料として使用可能な固形廃棄物の中に大量の汚れた…あるいは危険でさえあるごみが混じっている。これが中国の環境を深刻に汚染している」
政府の最新統計によると、2015年だけでも中国は4960万tのごみを買い入れている
例えばEUは収集・分類したプラスチックごみの半分を輸出
その85%はかの国へ向かう
アイルランドは2016年、プラスチックごみの95%をかの国へ
同年、アメリカがかの国へ輸出した廃棄物は$52億相当の1600万t超
国際再生資源連盟(Bureau of International Recycling)のアルノー・ブルネ(Arnaud Brunet)会長
「中国は世界最大の市場であるだけに、われわれの産業全体に影響が及ぶ」
ブルネ氏の推算
世界からかの国へのプラスチックごみの輸出は2016年の740万tから、今年は150万tにまで激減
また、紙ごみの輸出も4分の1程度まで激減するかも
原因の一つは受け入れ可能とするごみ1t当たりの混入物の制限値を下げたことに
より厳しい基準を多くの国は満たすことができていない
こうしたことからインドやパキスタン、東南アジア諸国といった新興市場に注目する国もあるが、中国へ廃棄物を輸出するよりも高くつく・・・
行き場を失った再生ごみが焼却されたり、他の廃棄物と一緒に埋め立て地などに投棄されたりすれば、それは環境的な大惨事へ?
国外から輸入される廃棄物に頼ってきた中国企業にとっても、廃棄物輸入禁止は問題
あるプラスチック再生企業では原材料の半分以上を輸入ごみに頼っており、原材料費が上がれば少なくとも3分の1の減産を強いられる
この企業ではすでに10人程度の従業員を解雇した
だが、今回の禁止によってかの国自体の不完全なリサイクル制度の改善が促される可能性も
国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)のプラスチック専門家、リウ・フア(Liu Hua)さん
「中国には法律で規制された完全なリサイクル制度が現在のところ存在しておらず」
北京のような大都市でも非合法の清掃業者に頼っている状況だと・・・

一方EUでは、この禁止策によって、各国が国内のリサイクル産業の発展に力を入れるというポジティブな影響もあるだろう
欧州廃棄物管理・環境産業連盟(FEAD)のジャンマルク・ブルシエ(Jean-Marc Boursier)会長
「中国の決定は、ごみではなく製品を輸出するための再生工場を欧州に作ることについて関心はないのか、と私たちに自問させるものだ」

確か日本も輸出してる
やっぱ自分でだしたゴミは自分でカタさないと・・・

今日は~
スミレ
1月の半ば
たぶん今も咲いてる
このようなコ達は
不凍液が循環してるんでせう・・・

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