2017年6月10日土曜日

東南アジアにISの国が?

ぼや川より
お義母様・口に針入れ・来やはった
・・・こえ~・・・

イスラム教の断食月ラマダンが開始する4日前
2017/5/23フィリピン南部ミンダナオ島のマラウィ市
ISの約400人の戦闘員
50口径の機関銃を搭載したトラックに分乗し、携行式ロケット弾と高性能ライフルで武装して素早く市内に展開した
数時間のうちに彼らは刑務所と近隣の警察署を攻撃
武器弾薬を奪った
数十名のイスラム主義武装勢力が刑務所を襲撃し、警備員らを降伏させた
現地の刑務局の副局長を務めるファリダ・P・アリさん
「キリスト教徒を引き渡せ、と彼らは言った」
「刑務所職員にキリスト教徒は1人しかいなかったため、気づかれないように彼を服役者のなかに紛れ込ませた」
過激派組織イスラム国(IS)に忠誠を誓うマウテグループと呼ばれる武装勢力の戦闘員は、警備員を脅しつけ、服役者を怒鳴りつけた
だが、キリスト教徒の職員を引き渡す者はいなかった
「戦闘員が服役者たちを解放したため、その職員も逃れられた」

それから数時間のうちに戦闘員たちは市域の大半を掌握
道路を封鎖し、市内に接近する主要な経路に狙撃手を配置
こうした襲撃によって、これまでに戦闘員を含めた約180人が死亡
約20万人に上る住民の大半はマラウィ市を逃げ出した

ISは東南アジアにおいて拠点を築いており
ここ数年イラクやシリアで見られた残虐な戦術をこの地域に持ち込みつつある
地元マラウィの出身者だけでなく、サウジアラビア、パキスタン、チェチェン、モロッコといった遠方からの外国人戦闘員も今回の襲撃に加わっていた
しばらく前から東南アジア諸国の政府は、ISが中東で支配地域を失いつつあるなかで、戦場で鍛えられた自国出身のIS参加者が帰国した場合に生じるであろう事態を憂慮していたが事態はその上に
マレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相
「何も手を打たなければ、彼らはこの地域に拠点を築く」
フィリピン国内でISを支持する4組織は、いずれもマラウィに戦闘員を送り込んでいる
この都市に、東南アジアにおけるISのウィラヤート(管区組織)を確立することが目的
数十年にわたり、イスラム主義の分離独立グループ、共産主義の反政府勢力、軍閥による混乱が続いてきたミンダナオ島
ISのイデオロギーが根づきやすい
カトリック教徒が主体のフィリピンで、マイノリティのムスリムが多く住む地域の1つ
マラウィ市自体もムスリムが多数

米陸軍士官学校のシンクタンク、テロ対策センター(CTC)
ISが東南アジアの武装組織を利用して、同地域における自らのプレゼンスを強化・拡大しつつあると指摘
カギとなるのは、ISがこの地域の古参ジハーディストとの関係をうまく維持できるかだとCTCはみている
攻撃発生のほんの数カ月前には、誘拐で知られる悪名高いイスラム主義武装組織アブサヤフ(剣の父)を長年率いてきたイスニロン・ハピロンの山岳拠点を治安部隊が攻撃したばかりだった
イスニロン・ハピロンは2014年にISへの忠誠を誓い、他の組織をすばやくまとめ上げた
そのなかでも最も重要な存在が、マラウィの名家の出身であるオマル・マウテとアブドゥラ・マウテの兄弟が率いるマウテグループ
昨年6月に公開された映像では、シリアに拠点を置くマウテグループの指導者の1人が、東南アジア地域の支持者に対し
中東に渡航できないのであればハピロンのもとに参集するよう呼びかけた
ハピロンは昨年、東南アジアにおけるISの指導者に任命されている

フィリピン軍によれば、ハピロンは軍による襲撃のなかで負傷した可能性が高いが、何とかマラウィに逃れ、そこでマウテ・グループと合流したという。

マウテグループ戦闘員が使っているソーシャル・メディア上のグループに投稿された声明
同組織はマラウィからキリスト教徒、シーア派ムスリム、多神教の信徒を一掃したい
また、賭博やカラオケ、いわゆる出会い系?も禁止したいと表明

フィリピンとインドネシアの情報機関関係者
ここ数カ月、ハピロンの勢力が、外国人戦闘員とマラウィで新たに徴募した戦闘員によって拡大した
フィリピン軍広報官ジョアル・ヘレラ中佐
外国人戦闘員の多くは、先月マラウィで行われたイスラム教の祈祷イベントに紛れて市内に潜入した
フィリピンのロレンザーナ国防相
ハピロンは50─100人の戦闘員とともに、250─300人規模のマウテグループに合流
バンサモロ・イスラム自由戦士とアンサール・アルキラファ・フィリピンが少なくとも合計40人の戦闘員を連れて合流
マラウィ市では
プロテスタント系の教育機関であるダンサラン・カレッジとカトリック系の大聖堂は破壊され
1人の神父と十数人の教区民が拘束された。彼らは今も人質
シーア派のモスクも破壊され、スペインの支配に抵抗して蜂起したフィリピンの英雄ホセ・リサールの銅像も頭部を切り落とされた
ヘレラ中佐によれば、この攻撃には、専門的な軍事作戦の特徴が見られる
「マラウィ全域を制圧するための、大掛かりな戦略だ」

最初の戦闘が終わった後、市内各所でISの旗がはためき、覆面をした戦闘員が街路でマラウィを手中に収めたと叫び、拡声器を使って住民に参加を呼びかけ、呼びかけに応えた者に武器を配っていた
軍はヘリコプターを投入して武装勢力の拠点にロケット弾を発射し、地上部隊が主要な橋梁やビルを奪回しはじめた
だが一部の住民によれば、この反撃によって民間人も犠牲に

隣国インドネシアの当局者
フィリピンが短期間でマラウィの奪還に成功したとしても、依然として大きな脅威にさらされるだろう
「武装勢力がこちらに来るのではないかと心配している」

マラウィ中心部にはまだ2000人以上の住民が取り残されてる
電気も使えず、食料や水も乏しい
住民によれば、軍と武装勢力が交わす銃撃で身動きの取れない者もいれば、脱出を試みたとしても武装勢力に阻止されるのではないかと恐れている者もいる
軍広報官のヘレラ中佐
「人々は飢え、傷つき、殺されるだろうと予想している」
「この種の作戦では、巻き添え被害を100%防ぐことは不可能だ」

・・・え!
なんで、コレが日本でニュースにならないの?
なってる?ワタスが知らなかっただけ?

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme石鎚達磨
壺石着け
花1輪
あ・ツボミが・・・

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