2017年5月18日木曜日

ソニーのLPWA

ぼや川より
暫くは・帰れませんと・着く便り
・・・らっき~・・・

興味のナイ方にはしょうもない話
5月10日に東京ビックサイトで開催されたIoT/M2M展【春】
において、ソニーは4月末に発表されたばかりの独自の
LPWA(低消費電力広域)ネットワークモジュール初展示した。富士山5合目から奈良県の日出ヶ岳まで274kmという未曾有の長距離通信を実現する技術
・・・え~!
LPWAはIoTでの用途が期待されている低消費電力広域の通信技術
免許不要な帯域を用いるLoRaWANやSigfox
LTE版のLPWAであるNB-IoTとLTE Cat.M1など、さまざまな技術がある
4月末に発表されたソニー(ソニーセミコンダクタソリューションズ)のLPWAは、障害物のない状態で100km以上の長距離通信を実現する新しい無線技術

ソニーのLPWA
利用する周波数帯はLoRaWANやSigfoxと同じ920MHz帯
転送レートは80bpsときわめて低速
しかも、現状は片方向のみの通信
しかし、伝送距離は前述の通り100km以上
消費電力も1日1回の位置データの送信の場合、コイン電池で10年動作可能
IoT/M2M展での展示を見ると、100km以上という伝送距離は実は相当控えめの数字
ザックのポケットに送信機を入れて登山
150kmの遠距離から連続して安定通信を実現(栃木県日光市の男体山→神奈川県厚木市)
最高時速100kmの高速移動中に安定通信を実現(車載送信機→神奈川県厚木市)
超高感度により見通し274kmの長距離通信を実現(奈良県日出ヶ岳→富士山五合目)
etc
既存のLPWA技術が数10km

このソニーのLPWAネットワークは
光ディスクの誤り訂正などデジタル信号処理技術
テレビチューナーに搭載された高周波アナログ回路技術
低消費電力のLSI回路技術など、さまざまなコンシューマエレクトロニクス技術の集積

 0.4秒という短時間に、誤り訂正符号と伝送路を推定するためのパイロット信号を埋め込んだパケットを複数回送信
受信側は複数のパケットを受け取り、誤り訂正信号処理を施すことで、データを復元
通信の成功率を高めている
短時間に一気に送りつけたデータを、受け側でつかんでしまえば、とりあえずかなり確実に復元できる
また、他の電波の干渉やマルチパスなどの通信障害に強い耐性を誇る相互変調歪みに強いチューナーLSIを採用
混信などの起こりやすい都市部でも良好な通信が可能
さらに送信モジュールと受信機はGPSを標準搭載しており、両者で高精度な時刻情報を受信し、タイミングを補正することができる

現状、送信機・受信機を開発中というステータスで、PoC(Proof of Concept)キットも用意
長距離で移動にも強い特徴を活かし、業務車両の運行管理やライドシェアの管理、広域での見守り、山や海上での安否確認など、さまざまな用途が・・・
・・・これ使える

今日は~
スズラン/Convallaria majalis var keiskei日本
昨年、路地を砂利化
で・引っ越したコたち
さすが強い
ちゃんと咲いた

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