2017年5月22日月曜日

たんぱく質の未来

ぼや川より
雲ぽかり・眺める妻の・口ぽかり
・・・こんくらいの嫁がいい・・・

山形県鶴岡市に拠点を構える、Spiber株式会社(以下、スパイバー)
と慶応義塾大学発のベンチャー
スパイバーはその創業以前からクモの糸に着目
2007 年、産学連携の形でベンチャーを創業
以降、実用化に向け、日夜研究開発に取り組んでいます
開発者の関山さん
世界一強靭な天然繊維を人工的に生み出す
QMONOS™(クモノス)が持つ最大のメリットは、原材料に石油資源を必要としない
「資源の奪い合いの連鎖を断ち切り、この世から戦争をなくすこと」

QMONOS™の製造プロセスは、微生物の遺伝子をクモの糸のタンパク質が作れるように改良
そのために最適なクモの糸の遺伝子の配列?
どの微生物を使う?
培養条件は?
それも、お安く・・・
成果を得られるまでに、何千回、何万回という計算結果をもとにした試行錯誤の繰り返し
当然、コンピューターの計算能力は重要なファクターであり、最先端のコンピューターにつぎ込んだ金額はなんと創業時の資本金の 10 %近くにも

「あと 2 年早ければ実現できなかっただろうし、あと 2 年遅ければ他社に出し抜かれていた」
これまでの研究者の足跡はもちろん、IT とバイオテクノロジーの基盤が成熟してきた時期であったこと
さらに、日本の繊維産業や発酵産業をリードしたトップエンジニアの協力を得られたことが追い風に
ちょうどリタイアのタイミングを迎えた彼らは、世界を席巻した卓越的な知見を惜しみなく提供してくれた・・・
11 年間の技術革新の積み重ねにより、生産実験を本格的に開始した 2008 年からQMONOS™の生産性は 4,500 倍に
製造コストも 1/53,000 に
現在、QMONOS™をベースとした開発はさまざまなプロジェクトが進行中
ゴールドウイン社THE NORTH FACEブランドとの協業によるMOON PARKA™
これは世界で初めてQMONOS™を使用してアパレル工業ラインで製造されたジャケット
自動車部品へ活用するための研究なども現在進行中
今後はQMONOS™の特性を活かした人工血管への活用
医療などあらゆる産業への広がりが期待される

目指すのは、新世代の基盤素材となりうるタンパク質のテーラーメイドカンパニー
タンパク質は、20 種類のアミノ酸の組み合わせによって、多種多様な素材を生み出すことが可能
いわば、素材のプラットフォームであり、テーラーメイドで多品種少量生産でも低コスト化を可能に
コンピューターの技術革新により、製造プロセスもより効率的に変わる可能性が
今なお加速し続けるコンピューターの進化が貢献できることも・・・
人類がタンパク質を自在に操り、石油資源に頼らないサステナブルな社会が・・・
争いに終止符が打たれる・・・なったらイイな

ま、ムリ
争いのタネは尽きまじ・・・
あ、あとクモの糸って
劣化するんだけど・・・どうすんだろ
あと熱
クモの糸を切る時
熱で切ってるんだけど・・・

今日は~
モナデニウム ルベラム/monadenium rubellum
この前、お迎えしたコ
花が・・・
色はピンクっぽいんだけど
なんかジミ~
画は4月の終わり
今も咲いてる

0 件のコメント:

コメントを投稿