2017年5月9日火曜日

温度差発電シート

ぼや川より
夫婦仲・だんだん消えて・いくんだね
・・・し~ん・・・

未利用排熱源に貼り付けて電力を生み出す熱電モジュール
2016/12/16発表
こうした熱電モジュール未利用排熱源に貼りこうした熱電モジュールの開発を進める日本のベンチャー企業Eサーモジェンテックに、ユーグレナインベストメントなどが運営するベンチャーキャピタルファンドが出資
300℃以下の低温排熱への利用を想定した、フレキシブルな曲がる熱電モジュール
従来の熱電モジュールより熱電変換効率が高い
住宅・産業・交通など、さまざまな分野でさらなる省エネやエネルギーの効率的な利用が求められる中、大きく注目されているのが
捨てられている排熱を活用した発電
現在、全一次エネルギー供給量の約60%に相当する排熱が発生
こうした広い分野で発生する排熱を再活用できば、大きな省エネ効果が
出資を受けたEサーモジェンテックは、こうした排熱を活用できる熱発電モジュール
”フレキーナ”の開発を
2013年2月に創業したベンチャー企業
京都府南区に本拠を置
2013年10月には大阪大学産業科学研究所に開発拠点を開設
一口に排熱といっても、その温度はさまざまなあり、それに応じて最適な発電方法は異なる
Eサーモジェンテックが開発を進めているフレキーナは、300℃以下の低温排熱を利用
火力発電所や溶鉱炉などで生まれる300度以上の高温排熱は、既に水蒸気による熱回収技術が実用化
一方、低温排熱は全排熱の75%を占めるといわれており、高温排熱より排出されている分野・範囲は多い
しかし、こうした低温排熱を対象とする熱発電モジュールには変換効率に課題
効率良く発電を行うことが難しかった
発電量が小さい場合、用途も限られてしまう
課題の発電効率の低さを解消するカギとなるのが、フレキーナの大きな特徴であるフレキシブルさ
熱電モジュールは、異なる金属や半導体に温度差を与えた際に電圧が発生するゼーベック効果を利用して発電
一般的な熱電モジュールは基板にセラミックを採用
その上に熱電素子を実装している
Eサーモジェンテックでは、こうしたセラミック基板を利用した一般的な熱電モジュールの場合、曲げることができないため適用範囲が限られる
対象への密着性が低く、効率よく熱を利用できないために発電効率が低くなる
で・レキーナには曲がる極薄のフレキシブル基板を採用
その上に既存のBiTe系の熱電素子を、同社の強みとする半導体技術を活用して高速かつ高密度に実装
これにより湾曲が自在で、工場内のパイプなどの汎用的な円筒状の熱源に対し、高い密着性を持って装着できる
そのため低温排熱でも、熱を逃さずに効率よく発電できる
同社の試算ではフレキーナと従来のセラミック基板を利用した熱電モジュールを比較すると、熱回収効率は約2~3倍
熱電変換効率は約2倍高い
実用化に向けては、70度の温度差を利用して発電した場合のコストで、1kWh当たり10円を目指す
フレキーなの用途は工場やビルの配管など、汎用的な熱源での利用を見込む
最近では工場やエネルギー設備内にセンサーを設置し、取得したデータを活用する動きが進んでいる
こうした際にセンサーの電源としてフレキーナを利用すれば・・・

もう一つ
積水化学工業はカーボンナノチューブ温度差発電シートの試作に成功
熱源付けるだけで発電できるシートで2018年度を目標に製品化を・・・
このシートには積水化学工業が良先端科学技術大学院大学(以下、NAIST)と共同開発したカーボンナノチューブ(CNT)をベースとする熱発電材料(以下、CNT熱電材料)を活用した
このCNT発電材料から、同社のナノ材料分散技術や成膜技術などを活用して実証実験可能なサイズのCNT不繊布を作製
このCNT不繊布を挟むように電極用金属箔とフィルム基板を配列した構造となっている
柔軟性があり、曲面にも貼りつけることが可能
半導体には正孔が多くプラスの電荷を持つp型半導体と、電子が多くマイナスの電荷を持ったn型半導体がある
CNTは一般にp型半導体的な極性を示す
そして簡易にもう1つのn型半導体の特性を持たせるのは難しいとされていた
しかしNAISTがこのほど塩化ナトリウムとクラウンエーテルを用いてCNTを安定したn型半導体として生成する手法を発見
CNT温度差発電シートにはこの技術を活用している
また、鉛、テルルといった毒性物質を全く含まないため、環境親和性も高いシートになっている
実証用に開発したCNT温度差発電シートは大きさが123×68×2mm
重量は5g以下
両面の温度差が50度の場合、475μW(マイクロワット)の電力を発電できる
積水化学工業では開発中のCNT温度差発電シートの将来の用途として、ワイヤレスセンサー向けのエネルギーハーベスティング(環境発電)への活用を想定
特に乾電池や太陽光発電では対応が難しい高温多湿な環境下で、定期的な交換・診断が難しく、かつ昼夜問わず常時監視の必要な設備のセンサー用電源などの用途を想定
具体的にはビルや大型商業施設の地下施設、空調配管、エレベーターシャフト、工場や大型倉庫、コンテナや船舶などの輸送機器での利用を検討

・・・流行みたい

今日は~
ギョウジャニンニク/Allium victorialis subsp. platyphyllum
順調に育ってますが・・・
増えない
タネをちゃんと採って育成しないとダメ?

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