ちょっとづつ・愛はコワレて・いきました
・・・ちょっとづつ?・・・
2016/9/29の記事
インドのハイテク産業の拠点ハイデラバードから車ですぐの距離にある南東部テランガナ州メダック県
インドの抗生物質生産の中心
低価格医薬品の世界最大級の供給場所
地域の活動家や研究者、一部の製薬会社職員は
300社以上もの製薬会社の存在と、監督当局の怠慢、不適切な排水処理で
湖と河川は抗生物質に汚染され、薬剤耐性菌がウジャウジャ
工業地域パタンチェルーで、医師・活動家のキシャン・ラオさん
「薬剤耐性を備えたバクテリアがここで育ち、世界中に影響を及ぼすかもしれない」
イェーテボリ大学(スウェーデン)の科学者たちによる調査
Kazhipally湖内及び周辺で、医薬品製造に由来する非常に高レベルの汚染とともに、抗生物質への耐性を備えた細菌の存在が・・・
科学者たちは、10年近くも前からこの地域の汚染に関する調査データを公開
2007年に行われた最初の調査では、製薬工場が使用している処理プラントからの廃液に含まれる抗生物質の濃度は、治療患者の血液中に想定される数値よりも高かった
こうした廃液が、地元の湖や河川に放出されていた
2015年の最新報告
「汚染された湖では、比較対象となったインド国内の湖やスウェーデンの湖に比べ、シプロフロキサシン耐性、スルファメトキサゾール耐性を備えたバクテリア比率が相当に高かった」
スウェーデンの科学者らによる初回の調査を指揮し、その後の数回の調査にも参加したイェーテボリ大学のヨアキム・ラ―ション教授(環境薬理学)
「あの湖に医薬品成分が含まれていないという信頼できる報告は見たことがない」
「改善があったとしても不思議はないが、データがないので何とも言えない」
地元の活動家や研究者
1990年代にメダック県に建設された共同廃液処理施設(CETP)は製薬関連の大量の廃液を処理するのは無理
抗議行動と地元村民による訴訟を経て、ハイデラバード近郊にある別のプラントに廃液を輸送するための全長20キロのパイプラインが建設された
だが廃液は別プラントに送られ、家庭からの排水と混合処理した上でムシ川に放流・・・
ハイデラバードにあるインド工科大学の研究者らが今年発表した調査結果
ムシ川(インド最長の河川の1つであるクリシュナ川の支流)では、高水準の広域抗生物質が検出されてる
パタンチェルー地域における医薬品企業の現旧職員10数人
さまざまな企業の工場スタッフは頻繁に未処理の化学廃液をプラント近くの掘削孔に不法投棄しており、ときには夜間、地元の湖沼に直接投棄・・・
インド政府の中央汚染管理委員会(PCB)
メダック県パタンチェルー地域を深刻な汚染に分類・・・
州政府のPCB
状況は改善されている・・・
いずれも、現地の環境規則を遵守しており、廃液を水路に流すことはないと・・・
ゼロ・リキッド・ディスチャージ(ZLD)技術を運用しており、廃棄物を敷地内で処理していると・・・
主要製薬会社13社
先週、台頭する薬剤耐性菌に向けた対策の一環として、抗生物質を製造する施設からの汚染を浄化すると約束
国連加盟国も、薬剤耐性菌の脅威に対する取り組みを初めて公約
ハイデラバードに本拠を置く「インド・バルク医薬品製造者協会」(BDMAI)
「州のPCBがKazhipally湖の水質について独自に行った調査では抗生物質が検出されていない」ロイターが数回にわたり要請したにもかかわらず、州PCBからその報告のコピーは手にはいらなかった
テランガナ州政府は、コメントの要請に応じなかったが
「一部の企業が許可されている以上の廃液を放出していることには気づいている。だが、彼らは営利企業だ」
同州PCBの広報担当者
「われわれも違反企業に対して行動を起こそうとはしているが、製薬産業を潰すわけにはいかない」
規模の小さい多くの企業は、高額な排水処理設備を導入するほどの資金を持っていない
地元では、過去20年にわたり、製薬会社による環境汚染と地元当局によるチェックの甘さを告発する一連の訴訟が起こされている
一部の訴訟では村民に毎年補償金を支払うよう企業に命じる判決が出ているが、インドの複雑な司法制度のために、多くの訴訟はまだ係争中
ワッハーブ・アーメドさん(50歳)
Kazhipally湖の湖岸近くに約2万平方メートルの土地を保有しており、10年前までは、その土地で米作を行っていた
だが、近隣数カ所の製薬工場による産業汚染が悪化したことで、彼の土地では作物が取れなくなった
「抗議や訴訟、あらゆることを何年もやってきた。そうやって何人かは、企業から年間約1700ルピー(約20ドル)受け取るようになった」
「だが今どき、そんなわずかな額が何になるのか」
アーメドさんが語る訴訟とは村民に代わってNGO(非営利組織)が提訴
200社を超える企業が被告とされている
多くの水系が生活排水に含まれる有害バクテリアで汚染されているインド
バクテリアが抗生物質にふれることが多ければ突然変異を起こして、抗生物質が効かなくなるリスクも高く
薬剤耐性を備えたバクテリアが人間に感染
人が移動⇒拡散
これまで薬剤耐性菌については人間の医療・農業で薬剤を大量に使うことが問題視されてた
世界最大手の製薬会社会長
「抗生物質の製造施設からの汚染は、薬剤耐性の原因として3番目に大きな要因となっている」
「しかしそれは、ほぼ見過ごされている
・・・かの国は抗生物質を予防的に乱用してるし・・・
はあ~
今日は~
イワホウライシダ/Adiantum ogasawarense
え~枯葉を引っこ抜いてたら
まともなのも・・・
で・樹皮用土に植えた
根っこが少ない・・・ムリ?
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