2016年10月22日土曜日

ハオルチア狂想曲

ぼや川より
あ~アブな・妻が何かを・探してる
・・・な・なにもアリません・・・

ハオルチア(ハオルシア)の盗難被害が・・・
色や模様の美しいものは1本100万円以上
愛好家にとっては 喉 のど から手が出るほど欲しい“高根の花”
被害は岡山、大阪、静岡、埼玉、千葉など各地で約8600本(¥15億円相当?)
・・・
最近、中国や韓国の富裕層を中心に愛好家が急増
日本産は品質が良いとして特に人気

2016/10/9大阪府で
ハオルシア愛好家の温室に何者かが侵入
温室内にあったハオルシアの苗約250本すべてが盗まれる
1本数百万円?はすると見られる苗もあった
被害額は5000万円を下らない
この愛好家の温室は自宅ガレージの上にあり、屋外からは、はしごなどがないと入れない
これまで、他人はほとんど温室に入れていない
被害にあった日は、和歌山県で多肉植物愛好家が集まるイベントが
この方は出席した後、近くのホテルに泊まってた
被害を知ったのは翌日、自宅に戻ってから

2016/10/12名古屋市の方
自宅の温室から玉扇、万象といった人気品種など約400本をすべて盗まれた
被害総額は約1億2000万円以上?
この愛好家も大阪府の被害者同様、ガレージの上に温室を置いていて、外からははしごなどがないと入れない状態だった

ハオルシアを狙った盗難が、各地で相次いでる
協会のまとめでは、昨年8月から今年10月12日までに、全国の10府県で未遂も含め24件が報告されてる
被害本数は約8600本
最近のオークション相場から推定すると、被害総額は約15億円
今年4月と7月に、いずれも中国籍の男が盗みの疑いで逮捕

ハオルシアは、南アフリカ原産の小型の多肉植物です。分類上はアロエに近いのですが、茎はほとんどなく、地面を這はうように葉を広げ、直径7~8センチほどの大きさ
最も大きな特徴は、葉先に大きな窓と呼ばれる半透明や透明な部分がある
夕日などが当たるとキラキラと輝いて、非常にきれいに見える
窓には白や赤、黒、緑などの模様や斑紋があり、同じ種でも個体ごと、種によっては葉ごとに大きく異なるので、見飽きることがありません
ハオルシアは海外原産ですが、ここ20年ほどの間に日本で育種
日本で園芸化された植物
日本には、明治の終わりころから輸入されていました
栽培が盛んに行われるようになったのは1980年代後半から
南アフリカから大量の株が輸入され、その中から優れた形や模様が美しい個体を選び出し、より優れた形や紋様の個体が育成されていった
2000年代に入ると、それらの非常に優れた個体、つまり園芸品種が一般にも紹介され
人気が急上昇
これらの品種が海外でも知られるように
世界の愛好家からは世界を震撼しんかんさせたと
近年は、中国など海外でも品種改良が進んでいるものの、日本では毎年数百もの新品種が発表され、現在でも圧倒的な優位を保っています

ハオルシアは成長が非常に遅い
販売可能な小苗になるまでに3年ほど
さらに、葉の紋様が全面的に観賞できる大苗になるまでには7~8年
品種によっては10年
で・人気が沸騰しても供給を急に拡大することはでない
ここ5年以上、慢性的な供給不足
街の花屋さんやホームセンターの店頭などでは、ハオルシアの人気品種は全くと言ってよいほど流通してない
これは海外でも同じ状況
当然価格は高騰
人気品種の紫オブツーサは、もともと大苗で3000~4000円くらいでした。
それが5年くらいの間に10倍の3~4万円まで急騰
斑ふ入りのオブツーサは、従来1万~2万円だったものがオークションサイトで195万円
また玉扇の玄武という品種は、それまで中小苗で1本4000~5000円程度だった
10年ほどでなんと100倍に高騰
愛好家や業者間の直接取引では、1株数百万円?
最近は、組織培養などにより供給が多少増えた
価格は一時より安定
それでも人気品種は、5年前と比べて数倍以上の価格
ただ、それほど人気ではない品種や普及品の価格はかなり安定しています。おおむね1株1000~3000円程度
・・・もっと安いと・・・

一方、中国や韓国、台湾などでは、日本以上に価格が高騰
日本で50万~60万円で仕入れたものを300万円で売りつけて裁判になった
などという話も
これらの国では一般に日本の価格の2~3倍、時には10倍で取引される事例も

日本の愛好家の間では、人気品種の大苗の所在はよく知られてる
したがって、それ以外の人がその品種の大苗を持っていると、盗品?
しかし、海外ではそのような情報はほとんど知られておらず、盗品であると疑われる可能性も低い
そうなると、日本から盗み出して海外に持ち出してしまえば、買い手はすぐ見つかる

多くの日本の愛好家は、防犯装置など一切なく
施錠もしていないビニールハウス内などで栽培
簡単に侵入・、居座って何時間も“仕事”をすることも可能

ハオルシアは、鉢から抜き出してカバンなどに詰めても3か月くらいは枯れる心配ない
また、カバンに詰めても葉が折れたり取れたりして傷む心配もない・・・?
小型で高価で非常に効率的に金を稼げる
昨年8月からの一連の事件で被害に遭った方の多くは愛好家
業者で被害にあったのは4人だけ
業者は以前から万引きなどの小規模な盗難事件を経験
早くから防犯態勢を強化していたため
一方、愛好家はほとんどが十分な防犯体制を取っていなかった
被害に遭った愛好家は、温室に防犯カメラを設置し、以前のように簡単には盗みだせないように対策を
すると窃盗グループは、下見役などを使い、栽培場のどこに高額品があるか、防犯態勢はどうなっているかなどを周到に調査してから犯行
監視カメラが侵入者を検知して警察が駆けつけるまでのわずか10分ぐらいの間に
事前に調べた高額品をピンポイントで盗み逃走
赤外線検知装置しかないところでは暗視ゴーグルなどを使い
検知装置を通り抜けて犯行に及んでいる
愛好家が温室内部だけでなく、周囲にも監視カメラを設置するようになると
今度は警戒の薄い地方の栽培家をターゲットに
この場合、窃盗グループは地方のセリ会などに行って、出品物からその人の収集品レベルを推定
目星をつけた人の住所を受け付け名簿などから調べてる

実は、優良品種も世界の一般市場向けに10万本単位の大量生産が始まってる
遅くとも5年後くらいには、これらの苗が一般市場に出回る
そうなれば小苗の価格は相当下がる
さらに10年もたてば、大苗も現在の価格の2~3割程度に
とはいえ、新品種は今も続々と誕生
優秀な新品種が、やはり高値で取引
今後も厳重な防犯態勢が必要

・・・一部の植物の高騰
古くはチューリップとか
ウチョウラン、エビネ、フウランetcも
だいぶ落ち着いたけど
今でもフウランだと場合によっては車が買えるとか・・・
ま・ワタスには関係ね~

今日は~
マスデバリア フロリブンダ/masdevallia floribunda
花、まっさかり
だけど株がグラつく
植替えたいけど
来春まで待つ?
・・・
ガマンできず
エイヤっとヤっちゃいました
相変わらず
プラ鉢・コケ+バーク仕様





この後
花は全部ツんだ

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