2024年9月14日土曜日

2024/9/12東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループに、

武部教授らはドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究
当初、酸素ガスを直接哺乳類の腸内へ注入する方法を試しましたが
酸素の吸収量が少ないことや、腸が破裂するリスクがあり、別のアプローチを取る必要があったと
また全く新しい研究分野だったため、武部教授らの活動を支援する環境が整っていなかったことや、資金面での課題も
しかし、新型コロナの流行により、患者の呼吸を補助する従来の方法では、救えない命があるという認識が広まり、結果的に研究への追い風に
その後、武部教授らは酸素ガスではなく酸素を多く含む特殊な液体を使用する方法をとり、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかに

武部教授らの腸換気法は、完全に肺の機能が失われた患者の肺呼吸を代替するものではありませんが
人体の治療に応用した場合、従来の人工呼吸器やECMO=人工心肺装置を使った治療に比べ、体への負担を軽減できることが見込まれる
人体での臨床試験もすでに始まっているということで、腸換気法を利用した治療は2028年ごろにも、国内で実現する可能性が・・・

今回の受賞で、イグ・ノーベル賞を日本人が受賞したのは18年連続

・・・哺乳類の呼吸というと
従来は肺が無いとドモならんかった
腸という新しいアプローチが選択肢になるのはアリガタイ

しごくマットウな研究
イグ・ノーベル賞の趣旨とはチョっと

お尻の穴でウケた?

今日は~
レンゲショウマ/Anemonopsis macrophylla
画は7月の終り
今年は、なぜか大半の花が寝てしまった
どして?

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