2023年6月26日月曜日

ホクロがハゲ治療に・・・

カリフォルニア大学アーバイン校の研究者ら
ハゲ治療に新たな光明?

Signalling by senescent melanocytes hyperactivates hair growth | Nature
https://doi.org/10.1038/s41586-023-06172-8
Reversing Baldness: Surprising New Molecular Mechanism Discovered for Stimulating Hair Growth
https://scitechdaily.com/reversing-baldness-surprising-new-molecular-mechanism-discovered-for-stimulating-hair-growth/

ホクロからは、しばしば周囲の毛とは異なる太くて長い毛が生えることが
この現象はほくろの皮膚の細胞分裂がとても活発であることに由来
Xiaojie Wang氏が率いる研究チームはこの現象をさらに深く掘り下げる研究を
Wang氏らは、毛の働きに深く関わる幹細胞が過剰に活性化されたほくろ(色素斑)を持つマウスを用い
色素細胞の老化具合および色素斑付近の幹細胞を詳しく分析
その結果、老化した色素細胞はオステオポンチンと呼ばれるシグナル伝達物質を大量に産生
毛幹細胞はオステオポンチンに対応するCD44と呼ばれる受容分子体を持っていることが判明
オステオポンチンとCD44が分子レベルで相互作用すると毛幹細胞は活性化
毛髪がしっかりと成長するようになった
このプロセスにおけるオステオポンチンとCD44の役割を確認するため
Wang氏らは2つの遺伝子のうちいずれかを欠損させたマウスを用いて研究を実施
すると、オステオポンチンまたはCD44の片方でも欠損していたマウスは毛の成長が著しく遅いことが分かった

Wang氏ら
「オステオポンチンは通常、休眠状態にある小さな毛包の幹細胞を活性化させ、長く太い毛をしっかりと成長させるのです。一般的に老化細胞は細胞の再生に有害であり、全身の組織に蓄積して老化を促進すると考えられていますが、私たちの研究は、細胞の老化には良い面もあることを明確に示しています」
「さらに詳しいことが分かれば、老化細胞の特性を生かした新しい脱毛の治療法を開発できる可能性があります」

・・・ホクロと聞くと
皮膚ガン?
と連想
ホクロの皮膚の細胞分裂がとても活発・・・
ガン細胞も細胞分裂がとても活発・・・
オステオポンチンがガン細胞を活性化させたら・・・
なんかコワくね?

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme霊砲
コケ・駄温鉢仕様
5月の終わり
開花
しかし
矢が全然
霊砲っぽくない


0 件のコメント:

コメントを投稿