2023年6月23日金曜日

中国の不動産に買いが・・・

中国の複数の不動産仲介業者
河南省にある小さな都市、鶴壁市、東部安徽省の淮南市や山東省の乳山市、南西部雲南省の箇旧市etcで
ほぼ地元以外の人々が住宅購入に動いていると・・・
中国の不動産市場全体は引き続き悪化傾向
5月の新築住宅価格は上昇ペースがさらに鈍り、不動産投資はこの20年余りで最も急速な落ち込み
こうした中で中小都市で物件買いが広がっても市場全体への影響力は乏く
そもそも具体的な購入件数のデータも入手できないが
手元資金があって不動産市場に戻ってこようとしている買い手にとって、中小都市の底値で推移する中古集合住宅物件には手を出さない方が難しい
中国最大級の不動産取引プラットフォーム、安居客集団のデータ
鶴壁の一部地域では物件価格が2021年のピークから27%下落
淮南や乳山、箇旧でも地域によって下落率は24%を超えると
対照的に中古住宅の平均価格が何万元にも達する北京は5月までの半年間の下落率はわずか1.5%で、西南部の大都市である重慶でも下落率は過去
5年で10%強

ほとんどが地元以外とされる中小都市の物件購入者の顔ぶれは
まったく住むつもりがない投機目的の人から競争社会を嫌って最低限の生活を送りたいという躺平(寝そべり)主義を掲げる若者、老後の生活に向けて手頃な家を探している人までさまざま

淮南のある不動産仲介業者
「買い手の大半は地元住民ではない」
大都市の生活費が高騰しているので、若者がここにやってきて安い家を買って寝そべり生活をしていると説明
乳山の業者も、買い手は地元以外の中国各地からでほぼ占められ
主に40代~50代が引退後に海沿いで過ごそうと考えていると
箇旧の業者の話では、買い手は生活費の安さを理由に移住を目指していると
消費者信頼感は引き続き過去20年余りのレンジを下回っており
消費者や企業は支出や投資よりも借金返済を優先しているので内需は弱い
若者の失業率は過去最悪の20%超で推移

華宝信託のエコノミスト、ニー・ウェン氏
「非常に多くの人々が中小都市で低価格の集合住宅を買っているという事実は警戒感の裏返しと言える。先行きの所得に自信を持てないのだ」

・・・つまり
給料は増えそうない
もしかしたら無職?
な予感
だから一部の方が、お手軽?不動産投資に・・・
日本では
今だに値上がりする物件と
下がる物件が
それと同じで
中国の地方都市の物件が
今後、値上がりするとは・・・

今日は~
マメヅタ/Lemmaphyllum microphyllum

画は4月末
イイ感じ

0 件のコメント:

コメントを投稿