2021年1月5日火曜日

並みのハッカーではない

2020/12/25サイバーセキュリティーの専門家スティーブン・アデア氏のチーム
今年、ハッカー攻撃を受けたあるシンクタンクのネットワークの分析・修復作業を進めていた
ハッカーは、このシンクタンクのネットワークに侵入しただけではなく、電子メールシステムにもやすやすと侵入
最近更新されたばかりのパスワードによる保護システムも、何事もなかったかのように通過していた
「これは・・・並みのハッカーではない
・・・人民解放軍?おそロシア?故庄軍様んとこ?・・・それとも身内?

アデア氏が悪戦苦闘したハッカー集団がアメリカ政府機関へサイバー攻撃を仕掛けた高度なハッカー集団と同一の存在だった

財務省、国土安全保障省、商務省、エネルギー省、国務省など、複数の政府機関がソーラーウィンズのネットワーク管理ソフトを利用したハッカー攻撃を受けてる

このニュースを知って、アデア氏がすぐに思い起こしたのが冒頭のシンクタンクへのハッカー攻撃
ハッカーがソーラーウィンズのネットワーク管理ソフトへの侵入を試みた形跡はあったが、具体的な侵入地点を特定するために必要なデータは見つからなかった
アメリカ政府高官や議会関係者は、政府機関へのサイバー攻撃にロシアが関与していると主張
ロシア政府は関与を否定

アデア氏は5年間にわたって米航空宇宙局(NASA)のサイバーセキュリティー対策を支援
その後サイバーセキュリティー企業ボレキシティを設立
アメリカでは多くのサイバーセキュリティー会社が、当時のアデア氏と同じようにハッカー攻撃を受けたネットワークの分析・修復作業を進めている

アデア氏の同僚ショーン・コーセル氏
ボレキシティには、ハッカー攻撃を懸念する企業から1日当たり10件前後の問い合わせがあると
冒頭のシンクタンクの事例ではシステムを修復するまで、昨年終盤から今年半ばまでかかった
作業を進めている間もハッカーは2度にわたってネットワークに侵入した
連邦政府機関へのハッカー攻撃に対処するのはその何倍も難しいだろうと指摘
「半年以上かかることは容易に想像がつく」

エア・フォース・サイバー・カレッジの学部長を務めたニューヨーク大学のパノ・ヤナコゲオルギオス准教授
解決には時間がかかると指摘
一部のネットワークはすべて取り換える必要があるだろう
ネットワークの分析・修復には専門家の膨大な作業と多額の資金が必要になる
「多くの時間、資金、才能、それに(カフェインの入った飲料)『マウンテンデュー』が必要になるだろう」

・・・はたしてネットワークにより便利になった利益と
ハッキングそのものによる損失+サイバーセキュリティーの手間暇を秤にかけると・・・
まあ、ヤリあってネットワークがボロボロ・グダグダに?
コワくてできない核による報復合戦がネットワーク上で・・・

・・・ちょっとした?不便で対処できる部分も・・・
年末にアマゾン、三井住友etcを騙るメールが・・・

今日は~
たぶんオオナルコユリ

食べるつもりが・・・
忘れてた⇒ハビコった
画は6月

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