2021年1月10日日曜日

ウィルス2題

エボラ出血熱のウイルスを発見し、第3回野口英世アフリカ賞(医学研究分野)ほか、世界の名だたる賞を受賞しているコンゴ共和国のムエンベ・タムフム博士
コウモリに由来するとみられる新たな感染症の発生を、WHO(世界保健機関)に報告

2014年に西アフリカで流行り始めたエボラ出血熱の研究の第一人者で、その疾病対策や医療体制の確保に尽力したコンゴ共和国のジャン=ジャック・ムエンベ・タムフム博士
現在はINRB(国立生物医学研究所)の所長を務めながら、キンシャサ大学で微生物・ウイルス学を教えている
タムフム博士によれば、コンゴのアンジャンドという村で、ひとりの女性患者についてエボラウイルスを含む複数の菌やウイルスの検査を行ったところ
新しい深刻な感染症が確認されたという

WHO(世界保健機関)はその感染症を 将来の流行を引き起こす可能性のある架空の未知の病原体 として分類される『Disease X(疾病X)』の名で呼んでいて
ウイルスの遺伝子配列を急いで解析する必要があるとしている
致死率はエボラ出血熱と同程度の50~90%と推定され、新型コロナウイルスと同様に感染力が大変強いため、急速に流行が拡大する懸念があるという
重症急性呼吸器症候群を引き起こすことで知られるSARSコロナウイルスやMERSコロナウイルスなどは、いずれもコウモリに由来することが明らかにされている
新型コロナウイルスも、コウモリからハクビシンなど別の動物を介して人間に広がった可能性が強く指摘されている
そしてエボラウイルスもアフリカの熱帯雨林に生息するオオコウモリが自然宿主だ
コウモリを食べる、あるいはそのウイルスに感染した小動物を食べる習慣がある土地では、捕獲から調理までの間に感染する危険性があるという
出血をみないケースも増えており、現在はエボラウイルス病(略称EVD)と呼ばれるようになっている

世界では150種ほど確認されているズーノーシス(人獣共通感染症)には、狂犬病のように深刻で致死的な疾患も多い
熱帯雨林の破壊によって動物たちが里に現れ、人間が感染している小動物を食べコウモリ、ネズミ、昆虫などの近くで暮らしをしている限り、新型コロナウイルスのような恐ろしい病のアウトブレークは避けられない。
ムエンベ博士
「今後も数々の感染症が出現し、人類はそれとの闘いを繰り返し強いられることになるだろう」

しかしその結果、海外では非常にタチの悪い淋病が流行し始めてい

熱のほか強い咳、喉や胸の痛みを訴えることが多い新型コロナウイルスの感染者
医療機関がそうした患者の症状を抑えるため、ウイルス検査の結果が出る前に抗生物質を処方するのも分かる
だが、薬剤耐性菌に詳しいWHO(世界保健機関)のハナン・バルキー博士
世界の新型コロナウイルス患者の7割以上が抗生物質の投与を受けていることに、強い懸念を示している
その投与が真に必要なのは、アメリカの調査では4%、イギリスの調査では1%にも満たなかった
バルキー博士
「呼吸器感染症を治療するため、かねてから一般的な抗生物質として使用されてきた、15員環マクロライド系のアジスロマイシン、その薬剤耐性を示すスーパー淋病が、流行り出したのです」
原因として考えられるのは新型コロナウイルスの治療にあたる医療現場で、当初かなりその薬が投与されていたこと
「薬が効かない可能性があることを念頭に、性感染症を予防するための努力をこれまで以上に意識してほしい」
スーパー淋病は最初にアフリカで流行が確認され、現在はヨーロッパで感染者が急増
これに感染すると男女を問わず性器の炎症、痛みや異常な分泌物などが現れ、排尿時の痛みや灼熱感を訴える人も
喉や眼の炎症も特徴的で、結膜炎を放置すれば、失明する危険性がある
またヒト免疫不全ウイルス/HIVの感染率が5倍に
アメリカCDC(疾病予防管理センター
「スーパー淋病の感染者は、2014年と比較して63%も増加した」
ヨーロッパのなかでも著しい増加がみられるのはイギリス
今のペースでいくと毎年42万人以上の新規感染者が現れ、2030年までに最大で計500万人が感染するのではないか・・・
このスーパー淋病にも対抗できる新しい抗生物質の開発が急務
バルキー博士は医療機関に対し
「基本的にウイルスに抗生物質は効きません。新型コロナの治療に安易にそれを用いないようお願いしたい」

今日は~
ハオルチア テッセラータ/Haworthia tessellata

赤っぽいコ
12月末慌ててて
鉢を割った
しょうがないので植えなおし
ようとしたら、子が・・・
1鉢増える
バザーがなくなり、ただでさえ鉢が多いのに・・・

今日、晴れ
昨日に続き日が暖かい
シダ・ランをガッツリ水やり
やっぱ日陰は凍るんで
チャッチャと・・・

2021/10/10
訂正

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