2018年6月10日日曜日

トルコはドコへ?

ぼや川より
イキリ立つ・妻に無口で・疲れ待つ
・・・に・ん・た・い・・・

トルコのエコノミスト
通貨リラは国に唯一残された本格的な野党
5月23日、通貨安を食い止める対策に何週間も抵抗した末に、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は市場の力に屈し、中央銀行による利上げを容認
リラ相場は年初来、対ドルで20%も下落していた
トルコ国外では、エルドアン氏はストロングマン(強権的な指導者)や独裁者と
国内ではまだ、強引な統治スタイルを続けるために選挙で勝たなければならない
選挙で勝利すれば、エルドアン氏が向こう何年も権力の座にとどまる
利上げはインフレを落ち着かせ、リラ相場を下支えするために必要
選挙をわずか数週間後に控えて住宅ローンの返済コストとクレジットカードの支払いがキツくなる・・・民草は不満
エルドアン大統領は経済成長に固執する
かねて利上げを「金持ちをより金持ちに、貧乏人をより貧乏にする」と批判
トルコ中央銀行としばしば論争を繰り広げてきた
最終的に利上げ承認を余儀なくされる前に、エルドアン氏
トルコの敵が通貨の投機筋と、金利ロビーの背後に隠れていると訴えていた
たとえこの防衛措置だけでリラを安定させられたとしても、一部の投資家はエルドアン氏が最近、金融当局を相手に繰り広げた瀬戸際作戦を見て
過去10年間はおおむね急成長してきたトルコ経済が、細かいところまで逐一管理したがる大統領のせいでダメに?
ソシエテ・ジェネラルの新興国市場ストラテジストのフェニックス・カレン氏
政治を率いる指導者たちが方向を転換しなければ、トルコはおそらく
「繰り返し起きる悪夢」から抜け出せない
「大統領選で野党が勝利すれば、目を見張るようなリラ高騰を引き起こすと我々は考えている」
4月18日エルドアン氏
隣国のシリアとイラクでの騒乱はトルコが首相職を廃止し、次期大統領の権限を劇的に強化する制度変更は、選挙の後に発効するが
それを
できるだけ早く新しい統治体制に移行しなければならない
だから選挙の日程をほぼ1年半前倒しする・・・

与党・公正発展党(AKP)のメンバーは内々に
2019年11月に予定されていた日程まで選挙が待たれていたら負ける恐れがあった・・・
政権を握ってからの15年間で、AKPは世俗主義の守旧派エスタブリッシュメントに挑戦する一方、社会の保守派層を前代未聞の繁栄へと導き、国の基本構造を一変させた
だが、かつて強固だったAKPの支持基盤は末端から崩れてきた
エルドアン氏がいよいよ分裂を招く統治スタイルを取り入れ、野党や反対勢力を投獄し、同氏が裏切者と呼ぶ批判者を痛罵するようになると、かつて同氏を支持していたグループは離反
一部の世論調査は、AKPが議会で過半数を獲得できない可能性があり
エルドアン氏が大統領選の決選投票に追い込まれかねないかも・・・

トルコは昨年の国内総生産(GDP)の伸び率は7.4%だったが、2016年7月の暴力的なクーデター未遂後の景気後退からトルコが抜け出す原動力となった政府のバラまきで、2ケタのインフレと大きな経常赤字を一段と悪化させた
国際通貨基金(IMF)を筆頭に、景気を冷ましリバランスを図れとの声がウルさい
市場は当初、選挙前倒しのニュースを受けて高騰
その1週間後、中銀が金利を75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げることを決めると、市場はさらに高騰
投資家は
エルドアン氏が速やかに勝利を収めたら、再調整が後に続き、輸入エネルギーに対する依存度の引き下げなど、待望の改革が?
選挙期間が短ければ、選挙前の派手なばらまきの必要性が最小限に抑えられる?
だが、ビナリ・ユルドゥルム首相は1200万人の年金受給者に対する2度のボーナス給付を含め、240億トルコリラ相当のばらまき策を矢継ぎ早に発表
投資家は失望
バラまきの約束は財政規律を守るAKPの評判を危険にさらすだけでなく、折しもすでに過熱する恐れがあった景気を刺激する役目も
コンサルティング会社グローバルソース・パートナーズのアナリスト、アティッラ・イェシラダ氏(イスタンブール在勤)
「(AKPは)有権者にエサを与えなければならないが、国内の聴衆にエサを与える対策を講じるたびに外国人投資家を怯えさせることになる」

5月13日エリザベス女王とテリーザ・メイ首相と会談するための3日間の英国訪問
トルコ国内の聴衆向けに、エルドアン氏が一流政治家に見えるための演出
だが、ロンドンの金融街シティーを怯えさせるた
シンクタンクでの講演と、投資家との昼食会、ブルームバーグとのインタビューで、エルドアン氏
高金利はインフレを抑制するのではなく、インフレを引き起こすという持論を
そして、選挙後には、経済政策に対する統制を強めると・・・
大統領の発言でリラ一段と下落
返済負担が次第に大きくなっている$2950億の外貨建て債務を背負ったトルコの企業部門は・・・
今から10年前の相場は、$1=1.2リラ
今年5月半ば約$1=4.5リラに
しかし、エルドアン氏はそれでも利上げに抵抗
トルコの政府関係者ら
大統領はもはや経済チームに耳を貸さない・・・ハダカの大統領?
リラは下落の一途
5月22日には、格付け機関フィッチからの警告で通貨にさらに下落圧力がかかった後、トルコ市民は迫りくる資本規制の噂を交わし始め金買に
小さいが戦闘的な野党寄りの新聞ジュムフリエット
新生児がなぜ予定より早く生まれてきたのか聞かれている漫画を掲載
「仕方なかったんだ」
「病院の費用がドルに連動しているんだから!」
翌5月23日
トルコリラは1日で5%↓
19時30分頃に、トルコ中銀は主要政策金利を13.5%⇒16.5%
リラは当初急騰したが、その後、再び↓
5月25日の午後
$1=4.7リラ近辺で落ち着いた
4月の選挙前倒しの発表から17%↓
エルドアン氏がついに折れたのは、ユルドゥルム首相とメフメト・シムシェキ副首相(元メリルリンチのバンカー)、ムラート・チェティンカヤ中銀総裁などが大統領に利上げを懇願してから
ある高官
「ようやく、中銀は行動できることを示した」
その夜遅く、エルドアン氏
トルコは「グローバルな統治原則に我が国を破壊させない」
「金融政策に関するグローバルな統治原則を守る」
・・・?
トルコで最も率直に発言する経済団体、トルコ産業家・実業家協会(TUSIAD)
諮問委員会のトゥンジャイ・オジルハン会長
「トルコでは2007年以降、平均して12カ月に1度選挙があり、我々はもう疲弊している」「トルコの経済と政治は正常化しなければならない」

・・・かつて中東では安定してると云われたトルコが・・・
ま・宗教がシャバにヨケイな口出しするようになると・・・

今日は~
ムラサキ サギゴケ/Mazus miquelii
立ち上がってる
けど今回の主役は背後のチっこいセダム?
コケむしたトコに変えててパっと見コケと区別がつかない
慌ててムシる
2mmくらいのハッパでも根をだすんで根絶困難
見つけたら着いてる土も落とさず即レジ袋へ

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