ぼや川より
コタツムリ・コタツに入れば・運動むり
・・・サブいもんね・・・
2018/1/25アメリカの生物学系学術誌Current Biology
蚊は人間に叩かれそうになると、危険を避けるために、その人の体臭を覚えて24時間以上にわたってその臭いを避ける記憶・学習能力がある・・・
執筆者の一人、ワシントン大学の神経生態学者ジェフ・レフェル教授
「基本的にはパブロフの蚊だ」
レフェルの実験チームはまず、人間の体臭を染み込ませた袖と、無臭の袖を用意
すると、蚊は人間の臭いのする袖の方を好んだ
次に、人間が腕を叩くときの動きを模した機械の振動と人間の臭いとの組み合わせに20分間蚊をさらし
それらを使って最初と同じ実験をしたところ、蚊は人間の臭いのする袖を避けるようになった
訓練されていない蚊が一般的な虫除けスプレーを避けるのとほぼ同じくらいの割合
「しかも、蚊は学んだ臭いを何日も覚えている」
蚊に刺されやすい人は、たとえ命中しなくても、叩く行為を続けた方がよさそう
さらに研究で
蚊の、体臭と死の危険の条件付けに脳内科学伝達物質ドーパミンが関連することがわかった
チームによってドーパミン神経システムにダメージを与えられた蚊は、臭いと振動の関連性を学習することができなかった
学習能力が確認されたのは黄熱、デング熱、ジカ熱などを媒介するネッタイシマカという種類
この能力が見られない種類もあった
人間もそうだが、種のもつ嗅覚の受容体によりすべての臭いを感じ取れるわけではないことが原因?
また、蚊の種類によっては季節や環境(十分な宿主がいるかどうか、など)によって、メインターゲットである宿主を、たとえば鳥類から哺乳類に変えたりするものがある
今回確認された学習能力がこのような好みにどのように影響を与えるかというのも?
カリフォルニア大学デイヴィス校で蚊と人間の相互作用を研究する生態学者ウォルター・リールさん
「記憶は重要なことだが、蚊の研究においては完全に蚊帳の外だ」
・・・
毎年大勢が命を落とす危険なウィルスを媒介するネッタイシマカについては、その遺伝子操作についても研究が進んでいる
アメリカでは研究者たちが特定の遺伝子変異を数世代で種全体に広める遺伝子ドライブという技術で疫病根絶を目指す
いっぽうで、国防総省はその技術を、国家安全上の機密とみなし、厳重に扱っている(ワイアード)
生物兵器に?
だが、蚊の学習能力についての研究が進めば、遺伝子操作技術を用いることなく、媒介を防ぐ方法が見つかるかもしれない
今日は~
セネシオ アルティクラタス/Senecio articulatus
にカイガラムシ
このクソ寒い季節に・・・
暖房があると季節関係ないみたい
・・・アタリマエだけど
速攻でカキとる
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