2018年2月3日土曜日

仮想通貨1802

2018/1/1エジプトのイスラム最高指導者、シャウキ・アラム師
の宗教令ファトワ
ビットコインはイスラム法に照らしてタブー、禁忌である

アラム師はイスラム法に照らしてのビットコインはリスクが高く価値の予測が困難
基本聖典コーラに照らしてタブー
対応するコーランの詞章
コーラン 第5章:食卓章 第90節―91節
90.あなたがた、信仰する者よ、誠に酒と賭け矢、偶像と占い矢は、忌み嫌われる悪魔の業です。これらを避けなさい。恐らくあなたがたは成功するでしょう。
91.悪魔の望むところは、酒と賭け矢によってあなたがたの間に敵意と憎悪を起こさせ、あなたがたがアッラーを念じ礼拝するのを捧げるのを妨げようとすることです。それでも、あなたがたは慎しまないのですか?
ここでコーランは飲酒と賭博とを並べ、いずれも信仰集団の中に敵意と憎悪を起こさせアッラーを念じ、礼拝するのを妨げるとして禁止
ここで禁じられるギャンブルの一種として、暗号通貨をタブーに規定

そしてアラム師
ビットコインなどの暗号通貨取引が
「様々なブラックマネーのマネーロンダリングに用いられ、とりわけテロリストの資金源になっている」
テロリストの資金源などにならぬよう、通貨を管理するのは
「国家の最も重要な機能の1つである」
イスラム⇔国家を守る観点から、ビットコインの存在を全否定
仮想通貨はトラストレス・・・信用できる銭のやり取りの仲介者(銀行とか)がいらない
国民国家=ネーション・ステートの中央銀行が発行する紙幣・貨幣という存在を超えた超域通貨としての暗号通貨の本質に対して
宗教国家として成立したイスラムが、本質的な危機感を示している?
様々なイスラム教令=ハディー」やイスラ-ム法シャリーアに照らしても、ビットコインのような存在を禁止する言い回しはできそうだけど
より分かりやすく誰にでも受け入れやすいビットコイン=賭博という、やや強気の規定に基づいて
ムハンマドの言葉によるとして全面禁止してしまう方が簡単なのでは・・・
アラム師の言葉は、単にエジプト=アラブ共和国にとどまらず、国境を越えスンニ派に属するムスリム全体に影響力を持つ
トルコ政府はすでに2017年11月、いろいろ留保をつけながら
「ビットコインや暗号通貨はイスラム法に抵触する」
アラブ首長国連邦やバーレーンなど、産油諸国の中核都市には暗号通貨取引所がありオイルマネーと仮想通貨はやり取りされてる
ここで注目されるのはサウジアラビア
安価な原油価格を支えるカギと言うべきサウジでは、いまのところビットコイン禁止といった動きは出ていない
しかし2018年は世界的に暗号通貨への規制が強まると・・・

同じイスラムの中で、スンニ派と歴史的に敵対し続けてきたシーア派も、ビットコインを目の仇
2018/1/11イラン中央銀行のバリオラ・セイフ総裁は暗号通貨について
「どうあっても容認することはできない」

互いにミサイルを撃ち込み合うイスラム各派、あるいは中国や韓国などもビットコインに危機感を募らせ投機的・ギャンブルその他のレッテル貼りと、内国法による禁止その他の挙に及ぶ可能性が・・・やってるし
しかい暗号通貨は、国家によるコントロールが困難
国権主義的な考えに立つと、これは恐るべき事態
長年、通貨の発行は国家の専権事項で、私鋳銭=贋金作りは重い犯罪として規制、処罰された
それが、グローバル・ネットワークの発達によって、一国法の管理のもとに置かれず、国境をまたいで多くの人が共有・共感?したトークン=印?は、情報ネットワーク上で通貨として交換可能な機能を持つ・・・。
ナカモト・サトシのペーパーが示した可能性は、本質的に国家なるものを信用しない
グローバル情報ネットワーク・リバタリアンの考え方
しかし、それ以上に、止めることが不可能になっているのが、暗号通貨にとどまらず、ネットワーク社会に普及するブロックチェーン技術
ブロックチェーンは様々な業態の合理化に役立つ
最終的には金融もその例外ではなく、現在のファイナンスの仕組みは、向こう10~20年の間に根底的な変化が・・・
こうなってくると、一国法でどれだけ禁止したとて、どこのイスラム国家でも韓国でも中国でも、結局のところ暗号通貨技術を背景とする次世代金融・次世代経済と無縁でいられるところはないだろう・・・

今日は~
プレクナム ?
出先の園芸店で
1目見た時、太え~
よく見ると3本立
でもキチキチなんで先々合体?
プレクナムの仲間って
普通1本立ちで売ってる
ちょっと高いけど買い?

本日はお日柄もよろしく
セロジネと弱り気味のエンセ以外オールで水やり
これで多肉は最悪3月までたえられそう

2018/2/4
修正


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