2020年4月29日水曜日

お役人様化

ぼや川より
昔ハイ・今はハイハイ・ハイハイハイ
・・・云われます・・・

医系技官がPCR検査抑制の元凶
新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず状況は刻々と変化
臨機応変の医療対策が出てこない
厳しい基準を設けてPCR検査を受けさせない厚生労働省の対応に
医療現場の混乱は深まる一方

4月アベちゃん加藤勝信厚生労働相や西村康稔経済財政・再生相らとの協議で不満を
「PCR検査はなぜ増えないんだ」
同席した厚労省の医系技官から明確な返答はなかった

厚労省は、PCR検査を受けるに当たり
37.5度以上の熱が4日以上続く場合
新型コロナ受診相談センター(保健所)に相談
帰国者・接触者外来及び帰国者・接触者外来と同様の機能を有する医療機関などで
PCR検査を実施という基準をまだ変えていない
これには医療現場からも不満の声が

医師免許を持つ医系技官たちは政治から一定の独立性を保って政策を立案
2017年に次官級のポストで新設された医務技監には慶應義塾大学医学部卒の鈴木康裕氏が就いた
鈴木氏は2009年には厚労省新型インフルエンザ対策推進本部事務局次長を務めており感染症の専門家
PCR検査を増やして軽症者の入院が増え続けたら重症患者に手が回らず
医療崩壊を起こすと懸念、検査数を絞り込んだ?
しかし検査を受けていない感染経路不明の感染者が激増
そこから重症者が増えた
重症者が近隣の一般病院にかかろうとしても受けつけてもらえず
救急車を呼んで救命救急センター(基幹医療施設)へ担ぎこまれる
救急センターの院内で感染が見つかり救急や外来、入院に制限がかかる
周辺の救急センターに負担が及び一刻を争う脳・心臓疾患や多重外傷などの救急患者が治療のタイミングを逃し⇒医療崩壊
なかでも第一種感染症指定医療機関でもある都立墨東病院(墨田区)の感染増は
地域医療をボロボロに
クルーズ船の感染者なども受け入れてきた墨東病院では4/9以降、院内で12人の感染が明らかになり1人が死亡
もともと感染者を受け入れる病棟とは別の一般病棟で感染が・・・院内感染
4/18上田哲郎院長
近隣の台東区の永寿総合病院で大勢の院内感染(患者20名死亡)が発生していることを問われ
「(地域の医療体制に)影響がないとは決して言えない状況。ただ、うちがやらないと命に関わるような患者については、リスクは抱えながらもがんばっていきたい」
墨東病院は初診、新規入院は停止
緊急手術以外の手術を停止しつつ、救急と新型コロナ感染者の受け入れは懸命に継続

PCR検査とコロナへの免疫を確かめる抗体検査を増やし
軽症者・中等症者(酸素吸入や点滴が必要)・重症者(人工呼吸器必要)のパターンに分けて収容先を的確に振り分けねばならない段階
それでも政府からはアバウトな数字や効果の定かでない方法が・・・

アベちゃんはコロナ対応病床について
「現在ある2万8000床の病床を5万床まで増加させる」
その2万8000床が?
国の指示で病床数を報告した都道府県からは異論が
宮崎県の担当者
「実際にコロナに使うには病室のハード面の改修やスタッフの確保、養成が必要だが、国には単に空いている数を答えた。国の指示があればコロナ用に転換できるものではない」

現実的で現有の医療資源の活用でできることはない?
納得できそうなモデルが
群星沖縄臨床研修センター長の徳田安春氏らが提言している
COVID-19 対策への緊急提言 その1(燃えるフィジカルアセスメント):
https://blog.goo.ne.jp/yasuharutokuda/e/69cf4c5f00402f9f3aed0f36e2f5573d
コロナ感染を疑う人がかかりつけ医へ電話
かかりつけ医は原則遠隔診療で対面診療の場合は個人防護具をつけ一般患者と動線を分ける
かかりつけ医が診察をしてPCR検査必要と判断したらPCR検査センター(公共施設などで医療機関の輪番運用)に案内
検査は民間の検査会社に発注
そこから判定報告がかかりつけ医に入り陽性なら保健所に届ける
かかりつけ医、患者が軽症なら感染確定者用ホテル、中等症、重症なら指定の協力医療施設に振り分ける
軽症者のバイタルサイン(呼吸・体温・血圧・脈拍の4つが基本、意識レベル・尿量を含めることもある)
のモニタリングは保健所が行う
ふだん私たちが病気になったときに近所の診療所で診断を受け、重症なら大きな病院を紹介してもらうのと基本的は同じ
ただ、このモデルを実現するには地元医師会の賛同が欠かせない

・・・滞る水は腐る
元は、まっとうな方だったんだろうに
お役人様化しちゃった?

今日は~
ウスバサイシン/Asarum sieboldii var. cineoliferum

コロがってる

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