2019年11月10日日曜日

物流への脅威

ぼや川より
女難の相・やっぱり女房・だったのか
・・・ほんと?・・・

サンパウロの埃っぽい郊外に設けられた格納庫のような部屋では、ずらりと並んだモニターをにらみながら、元憲兵隊大佐アントニオ・マーリン氏と10数人のスタッフが、数百台もの貨物トラックの位置を追跡している
ブラジルでまだ発展段階にある電子商取引(EC)ビジネスを揺るがす度重なる貨物強盗から衣料品や化粧品などを守ることがマーリン氏の仕事だ
国内2大都市を抱えるサンパウロ、リオデジャネイロ両州だけでも、昨年22,000件の貨物強盗が報告されている
これは過去最高・2012年から倍増の約60件/日
貨物輸送を襲っているのは組織的な犯罪集団?
年間損害額は数億ドルに達すると試算
トラック輸送・物流部門の国内最大手ブラスプレスで警備部門を率いるマーリン氏
「リスクは常にある」
「貨物をトラックに積んだ瞬間から始まり、国内移動中ずっとだ」

あらゆる種類のビジネスが標的となっているが、強盗団が特に好むのは盗品の転売が容易な消費者向け商品
警備コストが利益マージンを圧縮
オンライン小売や物流関係企業はブラジルでの事業戦略の練り直しを迫られている
オンライン小売ビア・バレージョはトラック監視のために人工衛星を利用した追尾システムを開発
同社の物流部門を率いるマルチェロ・ロペス氏は多くの貨物に武装警備員を随伴させている
「セキュリティについては費用を惜しまない」
「商品とスタッフを守るためにかなりの投資をしている」
同社はオンラインで注文した商品を顧客が系列の実店舗で受け取れるサービス クリック・アンド・コレクト事業にも資金を投じている
このプログラムは安心を重視する労働者階級の消費者に好評
危険な地域を行き交う配送トラックの本数も減らすことができる

ブラジルの小売会社マガジンルイザもオンライン販売を成長させるために同様のモデルを採用
だが貨物強盗への懸念もありリオデジャネイロ州での事業拡大は避けている

1つの大陸並みに広大なブラジルでは貧弱なインフラと高い税金、煩雑な官僚機構によって、かねてより貨物輸送コストは割高だった
貨物強盗の多発によって・・・

この厳しい環境はアマゾン・ドット・コムにも
アマゾンはブラジルで電子書籍やデジタルムービーを中心とする販売事業を約6年続けた後に大規模な事業拡大へ・・・
アマゾンは自社戦略を語ることを拒んでいるがブラジルの小売業界はアマゾンも注意を怠らない方がいいと警告
マガジンルイザのフレデリコ・トラジェーノ最高経営責任者(CEO)
ブラジルは「他国で成功した企業にとって、非常に異なる現実を突きつける」

ブラジルの貨物強盗は今年、過去最悪を更新する勢いで増加
同国南東部の道路は、こうした強盗事件の多発を理由に
保険業界が5月発表した世界で最も危険な道路ランキングで第8位に
これは、戦争で荒廃したイラクよりも危険度が高い
・・・もっと危険なトコって?

強盗事件の増加は組織的な犯罪集団に原因があると物流や小売業界の幹部は指摘
特に問題なのがリオデジャネイロ州
麻薬犯罪組織の摘発のために軍が介入したが無法状態に歯止めをかけるという点では、ほとんど役に立たなかった
・・・フィリピンをみならった?
中南アメリカの犯罪組織は過激だしな~

リオデジャネイロ州で恐れられている麻薬犯罪組織レッド・コマンド
警察官を買収したり輸送情報を入手するために民間企業に内通者を潜入させたりしている
このため、かつては平凡な路上犯罪だった貨物強盗が高度化している
チリのセンコスッド傘下でリオデジャネイロに本拠を置く食料品チェーンのプレズニックで物流部門を率いるアウレリオ・プロメッティ氏
「貨物強盗は麻薬密輸と同じくらい稼ぎになる」
同社トラックへの襲撃は2016~2016年にかけて4倍に急増
貨物強盗による損失を正確に測る指標は入手困難
全国規模の貨物取引グループNTC&ロジスティカは2016年に13億6000の損失だと試算するが、実際の損失は恐らくはるかに高い

サンパウロ州貨物輸送協会のヘロー理事長
加盟企業が報告する警備への投資額は、ほんの数年前までは平均で売上高の4~6%程度だったが、現在は10~14%にまで増加
治安の悪いリオデジャネイロ州では、その比率が15~20%にも達している
食料品チェーンのプレズニックでは貨物の多くに武装警備員が護衛として随
低マージンの事業にもかかわらずコストが増大

保険料も上昇
リオデジャネイロ州での貨物輸送に保険をかけると貨物価額の最大1%の緊急料率
・・・1%の保険料?

マガジンルイザ、ビア・バレージョ両社
損失に歯止めをかけるため治安の悪い地域における配送業務の一部を現地の状況をよく知る地元企業に外注
物流企業テグマ・ジェスター・ロジスティカは2014年、EC関連の運送事業を大手オンライン小売のB2Wシア・デジタルに売却
テグマのオドンCEOは売却理由の一つは警備問題だった

マーリン氏が指揮を執る警備センターでは、サンパウロから隣接するミナスジェライス州ベロオリゾンテまでの595kmの行程で運転手がオシッコできる数少ない場所がモニター上に表示される
強奪が発生する可能性を示すヒートマップが運転手が取るべきルートを指示
赤い表示は深刻な危険のある地域で画面には赤い部分が広がっている
スタッフは道路周辺で発生したトラブルの情報を把握するためソーシャルメディアもチェック

ここ数年ブラジルの航空会社アズールでは貨物事業が劇的に伸びた
同社貨物部門の営業部門を指揮するレアンドロ・ピレス氏
携帯電話などの軽量だが高価格の消費財輸送が特に伸びている
リオデジャネイロとサンパウロを結ぶ354km程度の短距離路線でさえ需要が伸びている
だが2018/3初旬、警備員を装った窃盗団がサンパウロ近くの空港に侵入
ルフトハンザ機で空輸予定だった現金$500万を奪って逃走

ブラスプレスのマーリン氏
「犯罪者は日々進化している」
「私たちも、それに合わせて学習し、適応しつつある」

・・・マトモなシャバって
経済的にもアう
貧しさが犯罪を増やす
欲に走る金持ち・お国は
ちゃんと現実を見て・・・

今日は~
アドロミスクス クリスタタス?/Adromischus cristatus ?
アドロミスクス クリスタタス~/Adromischus cristatus v.clavifolius'Indian clbs'
え~と原種?と変種
なぜかウチのAdromischus cristatus v.clavifolius'Indian clbs'は伸びてくると倒れる
Adromischus cristatus ?は倒れない
なんで?

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