2019年5月19日日曜日

戦うアリとヒト

ぼやや川より
嫁姑・オウムに不満・ぶつけあう
・・・小競り合い・・・

アリの戦争は人類の戦争とよく似ている
道路の建造、交通ルールの整備、チームワークなど、生物の中でもアリと人類の共通項はたくさん
熱帯におけるアリの研究を行っているマーク・W・モフェットさんが人類とアリの戦争時における共通点を解説
モフェットさんは人間とアリのような社会性のある昆虫の類似点の中でも
"戦争における類似"は最も興味深いものの1つ
アリと人の"戦争"は、群れの大きさによってその"過激さ"が異なる

小規模な群れ
アリも人類も相手を殺すよりも"逃げる"ことを選ぶ
20匹ほどの小さな群れで暮らすAcanthognathusというハキリアリの一種
小枝に巣を作るが他の群れと抗争が起きそうになると、すぐ別の枝に巣を移す
狩猟採集生活を営む原始的な人類も他の群れとの抗争が起きそうな場合は、守るべき資産を持っていないため、ほとんどはすみかを移すことを選んだ

中規模の群れの戦争
一定のルールが保たれる場合が多い
ミツツボアリは他の群れとの戦争が起こると群れより体の大きい代表者が出てきて、体を大きく見せるようにしてお互いに威嚇しあう
体のサイズの差は、群れの戦闘力の差だと解される?
小さい代表者を出した群れは撤退
・・・一騎打ち?
人間もアリ同様に、中規模の群れ同士での戦闘は儀式的
ニューギニア島で観測された数百人規模の部族間の衝突は、お互いに距離を置いて向かい合い、盾を持った相手めがけて矢を撃つかヤリを投げる
ほとんど死者が出なかった

大規模な群れ
全面戦争
人類もアリも群れの数が1万を超えたあたりから、儀式的な戦闘から本格的な戦争に
群れの数が数十万を超えると、戦争の過激さは最大化
世界の侵略的外来種ワースト100にもノミネートされる凶暴な性質を持つアルゼンチンアリ
互いの群れを標的として、何百万の犠牲者を出すような大規模戦争をサンディエゴ近郊で毎週行っている・・・

アリと人間において、群れの数と戦争の過激さが比例する理由
単純な経済学的な理由?
大規模なコミュニティでは1人当たりの生産性が高くなり、労働力の余剰が発生するため、その労働力の余剰を戦争に回せる
「人類とアリの戦争には共通点がありますが、人類とアリの違いは頭脳です。我々は労働力の余剰を芸術、科学、エンターテイメントなどに割り当てることが可能ですし、同盟を結ぶこともできます。平和を追い求めることこそ、人類とアリの違いを際立たせる最も印象的なことなのです」

・・・あま~い・・・
ような

今日は~
ムラサキ サギゴケ/Mazus miquelii
シロバナノヘビイチゴ/Fragaria nipponicaの合間に咲く
これ連休の終わりころ
今、シロバナノヘビイチゴが終わりかけ
ムラサキサギゴケが盛り
これからイチゴがつくんで楽しみ

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