2019年5月18日土曜日

かの国がカラむと

ぼや川より
結果には・コミットしない・占い師
・・・だ~な~・・・

カリブ海に面したベネズエラのデルタアマクロ州
中国の建設会社が、故チャベス大統領との間で合意を交わした
その中国プロジェクトで数百万人の生活を支えられるようになるはずだった
この国有企業が、新たな橋や道路、食品工場のほか、ラテンアメリカで最大の精米工場を建設する内容
ロイターが確認した契約文書のコピー
中工国際工程(CAMC)<002051 .sz="">が2010年に交した合意は、ニューヨークのマンハッタン島の倍の広さの水田を開発し、地元に11万人の雇用を創出するという計画

ベネズエラの社会主義政府が、貧困層支援という公約への取り組みを示すのに、この未開発の州は格好の場所だった。また、チャベス前大統領と、彼に後継者として指名されたマドゥロ現大統領が、豊富な石油資源を持たない地域の開発のために中国や他の同盟国から協力を得られることを示せる機会となるはずだった
実現した雇用はわずかで、精米工場は半分しか建設されておらず、計画の1%未満しか生産していない
地元産のコメは1粒も生産されていない
それでも、CAMCやベネズエラ側パートナー企業は潤った
頓挫したこの開発計画を巡って、ベネズエラがCAMCに少なくとも$1億を支払った
ロイターが確認したこの書類は数千ページ
アンドラ公国の裁判所に提出された
スペインとフランスの国境地帯にあるアンドラが、計画にかかわったベネズエラ人が契約締結の見返りとして受け取ったキックバックを洗浄する舞台になったと検察は主張している
アンドラ上級審の裁判官は昨年9月の起訴状で
精米工場建設計画のほか少なくとも4件の農業関連の契約を確実にするため、CAMCがベネズエラの複数の仲介者に$1億以上の賄賂を支払ったと
この時、ベネズエラ人12人がマネーロンダリングやそれを共謀した罪で起訴された
その中には、契約締結を可能にしたと検察側が指摘する元ベネズエラ石油相のいとこのディエゴ・サラザル氏や、当時のベネズエラ国営石油会社(PDVSA)の中国代表も
このほかに他国籍の16人が起訴され、当時ベネズエラの駐中国大使で、現在は駐英大使として務める人物を含めたベネズエラ人少なくとも4人が捜査対象に
起訴の事実や、起訴された人物の名前、中国企業との関連は、スペイン紙エルパイスが昨年報じた
ロイターは、アンドラ当局が現在も公表していない捜査書類を検証
CAMCや他の中国企業が、起訴された人物の多くに接近し、契約を勝ち取るために多額の賄賂を渡しながら事業の多くを完成させなかった実態が明らかに
その結果、オフショア口座を経由したキックバックの風習がまん延し、人脈を持つベネズエラ人仲介者が私腹を肥やした一方で、立ち遅れた地域の開発プロジェクトが最終的に頓挫することになったと検察は主張
●CAMCは、少なくとも5つの農業プロジェクト、総事業費$30億を建設すると約束したが、完成させなかった
●ロイターが確認した契約書類や事業計画書によると、同社は、問題となった$2億のコメプロジェクト契約のうち、少なくとも半分の額を受け取ったほか、その他の4つのプロジェクトについても契約額の少なくとも4割を受け取った
受領総額は少なくとも計$14億だが、事業は完成しなかった
●CAMCは、仲介者に$1億以上を支払った
検察側は、これがベネズエラとの契約を進めるためのキックバックだったとしている

北京に本社があるCAMCはロイターに対し
起訴された内容には”多数の不正確な点”が含まれるとしたが、詳細な説明は避けた
中国外務省はロイターに宛てた声明で
ベネズエラにおける中国企業による贈賄容疑についての”報道”は
「明らかに事実を捻じ曲げて誇張したもので、隠れた動機に基づいている」
ベネズエラ政府の広報を担当する通信情報省、そして問題となった契約の多くに絡むPDVSA
コメントの求めに応じなかった

深刻な物資不足とプロジェクトの失敗は、かつて豊かだったこの国と3000万の国民が、腐敗と縁故資本主義によって、いかに貧困に突き落とされたかを浮き彫りにしていると野党側は主張
マドゥロ大統領は2017年の演説で
石油から、住宅、電気通信部門まで、中国企業との間で790件のプロジェクトが契約されたと述べた
このうち、495件が完成済みという
プロジェクトの事情に詳しい複数の人物
一部の事業は賄賂が原因で頓挫し、その他は監視や能力の不足で計画が狂ったと・・・

デルタアマクロ州では、政府の当局者までもが、両方の原因が相まってコメプロジェクトがだめになったと・・・
CAMCと連携した政府の地方開発担当部門で州コーディネーターを務めるビクトル・メサ氏
「政府がこの計画を放棄した」
「全てが失われた。全てが盗まれた」

機密性の高い銀行関連法により長年租税回避地となってきたアンドラの検察当局
国内の金融セクターを浄化する一環としてベネズエラがらみのマネーロンダリング疑惑捜査を始めた
起訴状によると、ベネズエラ関係者は、アンゴラの銀行バンカ・プリバダ・ダンドラ(BPA)を通じて資金を受け取っていた
アンドラ政府は、米国がBPAがマネーロンダリングに関わっていると指摘したことを受け、同行を2015年に管理下に置いた
同国裁判所はその後、BPAの元従業員25人を、ベネズエラ関連も含めたマネーロンダリングで有罪としている
アンドラ当局は、CAMC絡みの農業プロジェクトのほか
同社の水力発電事業計画や、別の中国国有企業である中国水利水電建設集団(シノハイドロ)[SINOH.UL]が建設した発電所4件についても捜査
これらの発電所がフル稼働したことはなく、近隣の町では停電が常態化

CAMCの精米工場は未完成のまま
コメが入っていたのは、10台あるサイロのうち1台
一部の機械は動いていたが、処理されていたのはブラジル産のコメ
近くの水田は休耕中で、食品工場は未完成だった
道路や橋も建設されていなかった
人口8万6000人のトゥクピタは、デルタアマクロ州の州都
南米最大級の河川の1つであるオリノコ川の支流マナモ川のほとりに位置し、かつては内陸の工場からカリブ海などの商人に物資を運ぶ船の停泊地だった
政府は1965年、マナモ川にダムを建設
船は通れなくなり、淡水が後退して海水が内陸まで入り込むようになった
これにより土地がやせ、1999年にチャベス氏が大統領に就任したころには、農業はあまり行われなくなっていた
地元の農学者ロゲリオ・ロドリゲス氏
「子供のころは、至るところでコメを育てていた」
「今は、何も作っていない」

・・・これがアタリマエにできる・・・

今日は~
スミレ?
わすれた・・・
4月に入ってから咲いてる
けっこうツオイ
アチコチに



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