2021年7月17日土曜日

重力エネルギー貯蔵システム

 

太陽光発電にかかるコストは2030年代には化石燃料の発電所を動かすコストより安くなると予想されて
・・・ほんと?
太陽光発電による電力の供給量は今後も増加していくと
・・・う~ん
しかしいつでも安定して発電できるわけではない太陽光発電の普及により、揚水発電のような余剰電力を貯蔵するシステムが求められるように
そこで、アメリカ電気電子学会(IEEE)の学会誌IEEE Spectrumが比較的低コストなエネルギー貯蔵手段として注目されている重力エネルギー貯蔵システム

Gravity Energy Storage Will Show Its Potential in 2021 - IEEE Spectrum
https://spectrum.ieee.org/energy/batteries-storage/gravity-energy-storage-will-show-its-potential-in-2021

スイス発のスタートアップEnergy Vaultが商業テストを開始しているCDU Arbedo Castione
高さ110メートルのタワーに設置された6本のクレーンで重さ35tのコンクリートブロックを上下に運動させ、最大80MW時のエネルギーを貯蔵できる重力エネルギー貯蔵システム
コンクリートを用いることからコンクリートバッテリーとも
・・・
Energy VaultのCEOであるロバート・ピコニ氏によると、リサイクルにコストのかかるリチウムイオンバッテリーと異なり、コンクリートバッテリーで用いるコンクリートは廃棄されたコンクリートを再利用して作られているため、環境への負荷が少ないとのこと。また、コンクリートバッテリーはリチウムイオンバッテリーと同じ量のエネルギーを半分のコストで貯蔵することができます。さらに、リチウムイオンバッテリーは徐々に劣化し交換が必要となりますが、コンクリートバッテリーでは交換の必要はありません
・・・いや
施設の劣化とか

Energy Vaultは2019年に$1億1000万の資金調達に成功しており、2021年にはコンクリートバッテリーの運用を開始する予定

スコットランドに拠点を置くGravitricityも実用段階に近い重力エネルギー貯蔵システムを開発中
Gravitricityの開発する重力エネルギー貯蔵システムは、廃棄された深さ1kmの立坑を利用して重さ500~5000トンのおもりを上下させることでエネルギーを入出力
Gravitricityのプロジェクト開発マネージャーであるクリス・ヤンデル氏
Gravitricityの重力エネルギー貯蔵システムは1つのおもりを用いてエネルギーを管理することにより必要な電力を素早く短時間で入出力できる
・・・複数並列でも同じような気が

Gravitricityの重力エネルギー貯蔵システムは2021にはスコットランドでテスト運用を開始する予定
ヤンデル氏
「信号を受信してから1秒以内にエネルギーを入出力できるシステムを開発することが目標です」

アメリカの企業であるGravity Powerは地下に大量の水を貯蔵
その水で巨大なピストンを上下させてエネルギーを貯蔵するシステムを開発してる
このシステムで6.4GW時のエネルギーを貯蔵するためには、800万tを超える質量のピストンが必要
800万トンの巨大なピストンを製造するのは可能?
Gravity Powerの創設者であるジム・フィスケ氏
「現代の技術では800万トンのピストンを十分に製造することができる」
・・・800万tのピストンがスムーズにシリンダー内で上下する
ムリじゃね
ピストンとシリンダーのスキ間管理etcは?
作りっぱなしではムリな気が
歪むコトが前提でアクティブに変形させるシステムがいる?
ような気が・・・
それより小さいピストンを複数使って・・・
先が長いわ

最後にIEEE Spectrum
「これらの重力エネルギー貯蔵システムはリチウムイオンバッテリーを利用したシステムと比べて経済的ですが、それでも高額な費用が必要です。しかし、世界の国々が気候変動の深刻さを認識したとき、これらのシステムに喜んでお金を払うでしょう」と締めくくっています

・・・揚水発電も重力エネルギー貯蔵なんだけど
他に
キャパシタとか
フライホイールとか
イロイロある

今日は~
ギンリョウソウ

画は5月終わり
林内で、けっこう見られる
この手には手をださない
ってかムリ

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