2021年6月28日月曜日

デジタル先進国?

  経済協力開発機構(OECD)が初めて実施した2019年デジタル政府評価(The OECD 2019 Digital Government Index)で韓国政府が総合1位
2021/6/16チャン・スワン行政安全部(省に相当)デジタル政府局長
政府世宗庁舎でこうしたOECDデジタル政府評価の結果を発表

OECDデジタル政府評価は今年初めて発表された指標
加盟国・地域のデジタル転換水準やデジタル政府成熟度を測定するための評価加盟29カ国・地域と非加盟国4カ国の計33カ国・地域を対象に、2018年~2019年の調査
▲デジタル優先政府(Digital by design)▲プラットフォーム政府(Government as a platform)▲開かれた政府(Open by default)▲データ基盤政府(Data-driven public sector)▲国民主導型政府(User-driven)▲潜在的政府(Proactiveness)など6項目について測定
その結果、韓国は1点満点で0.742点を記録し、総合指数1位を記録した。2位は英国(0.736点)、3位はコロンビア(0.729点)、4位はデンマーク(0.652点)、5位は日本(0.645点)だった。OECD平均は0.501点
評価項目別に見ると、韓国は「デジタル優先政府」「開かれた政府」項目で1位
公共サービスをつくり革新する過程でデジタル技術を反映して設計し、制度や行政手続き、コミュニケーション方式などをデジタル中心に変えていく努力、公共データ開放などの努力が高い点数を得た
放審委審議経なければ強制削除できず
被害者が各サイトに直訴、削除受け入れまで待つしか
「失礼ですが、こんな映像が出回っているのですが…」
  
20代の女性会社員Aさんは先月、ある取引先の社員から、インターネット上にAさんの性的な映像が広まっているという衝撃的な話を聞いた
この映像にはAさんの顔がモザイクなしで出ており、氏名・職業まではっきり書かれていた
これ撮影し、ばらまいたのは2年前に付き合っていた男性
その男性はAさんをはじめ、女性100人余りと性的関係を持った様子を盗撮して映像を流布し、警察の捜査中に自殺
ポータルサイト グーグルにAさんの氏名と職業を入力すれば、その映像が含まれたサイトが検索でヒットする
Aさんはどうしていいか分からず、すぐに警察と放送通信審議委員会(放審委)に届け出て、映像の転載・拡散を防ごうと各サイトを訪れ、自ら削除要求
自分の映像を探し出そうと2-3週間ろくに眠ることもできず通っていた会社も辞めた
2021/6/16国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch=HRW)「私の人生はあなたのポルノではない:韓国のデジタル性犯罪」という報告書を出し
韓国をデジタル性犯罪国家と名指し
この報告書には、デジタル性犯罪被害者12人のインタビューがある
被害者たちは違法映像物の速やかな削除は難しいと吐露
韓国はデジタル性犯罪が毎年急増
違法な性犯罪映像が出回っても救済が難しい国だと
性犯罪者に優しい国として知られてる

昨年、放審委に受理されたデジタル性犯罪被害件数は前年より15%増の4万1571件
盗撮された性的交渉映像、他人の体を合成したヌード映像、映像通話で撮影された類似性行為映像などの違法映像も国内外のサイトで数回検索すれば簡単に見つけられる
だが被害者の削除要求を処理しなければならない放審委は与野党の政争に巻き込まれ、5カ月間にわたり第5期委員会を構成できないまま空転
放審委は独自の審議を経て国内サイトの違法映像物を強制的に削除
海外サイトへのアクセスをブロックできる権限を持つ機関
しかし委員会が構成できないため、今年1/30からすべての審議が完全に止まっている
与野党が数カ月間争っている間も毎日、性犯罪被害者の血の気がなくなるような映像は野放しにされ拡散されている

・・・いやはや

今日は~
アラゲクジャク/ Adiantum hispidulum
梅雨に入り
新芽が
いい色になってる

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