2020年1月31日金曜日

アヤしい商売

ぼや川より
服を脱ぎ・フタを開けたら・お湯がない
・・・なんで・・・

Amazonといえば命の危険につながる禁止品・リコール品・偽造品の温床になっているという指摘も
で・Amazonは危険な商品を販売し続けることができるのか
How Amazon escapes liability for the riskiest products on its site - The Verge
https://www.theverge.com/2020/1/28/21080720/amazon-product-liability-lawsuits-marketplace-damage-third-party

ウェンディー・ワイントローブさんは、2016年に$200のヘアドライヤーをAmazonで購入
2018年のある日、ワイントローブさんはドライヤーで髪の毛を乾かしながら仕事の準備をしていた際に煙のような焦げた匂いが
次の瞬間ドライヤーから小さな金属片のようなものが飛び出し、そこから寝室に炎が広がっていった
ワイントローブさんは火災にあったものの保険会社が建て直しの費用と、建て直し中の仮の住まい費用を負担してくれた
そしてワイントローブさんに保険金を支払った保険会社は火災の原因となったヘアドライヤーを製造するメーカーと、ドライヤーを販売したAmazonの両方を訴え$85万以上の支払いを求めてる

Amazonはこれまで自社のプラットフォーム上で第三者が販売するものについては責任を負わないとしてきた
ほとんどの訴訟で裁判所はAmazon側の主張を認めてきた
AmazonはAmazonマーケットプレイスで販売されるものにについて大きな規制を加える必要がなくサードパーティ業者の販売する禁止品・リコール品・偽造品から莫大な利益を得た
ウォール・ストリート・ジャーナルが独自に行った調査により、Amazon上で販売されている偽造品やリコール品の数は4000個以上
・・・種?
その半数が子どもを深刻な危険にさらす可能性があることが明らかに
こういった安全基準を満たしていない偽造品や安全基準を満たしていないためリコールされたはずの商品がAmazonマーケットプレイスでは当たり前のように販売されており
時には消費者の致命的な怪我につながることも

The Vergeが訴訟記録を調べたら、Amazonは過去10年間で製造物の責任をめぐり60件以上の訴訟を起こされた
訴訟内容はさまざま
Amazonで購入したホバーボードが財産を焼き払ってしまった
Amazonで購入したアークペンがポケットで爆発して重度のやけどを負った
etc

ホームセンターが欠陥のある商品を販売した場合
製造元の会社と共にホームセンターを訴えることができる
商品を販売するホームセンター側は小売業者は在庫する製品に注意を払う必要がある
つまり、店舗の棚に並ぶ商品は少なくとも最も基本的な製品安全要件を満たしていることを確認してから販売されるべき
アメリカの各州では製造物責任法のもとさまざまな判決が下されていますが、どの判例も商品を販売したホームセンター側が製造業者以上の責任を負わされている
これに対して、Amazonはサードパーティの商品を販売する店舗として機能すると同時に
サードパーティが商品を販売するためのAmazonマーケットプレイスというプラットフォーム(場)を提供する企業
このどちらとも取れる非常にあいまいな法的地位を駆使
Amazonは状況に応じて訴訟を和解で収めたり反論したりと立場を変えている

AmazonはAmazonマーケットプレイスを
ホームセンターのザ・ホーム・デポというよりは、Craigslistに似ている
と主張
買い手と売り手を結び付ける場であると主張
そのため取引において問題が発生した場合は
Amazonではなく買い手と売り手の当事者同士で解決すべき
・・・場を提供してるだけというなら
売人と買人がメンドクサイ手順をふまずに直接交渉できるようにすべき
当然、売人の情報は事前にフルオープン

裁判所側もこれまではAmazonの主張を認めてた
これについて、ニューヨーク大学の民事訴訟の専門家であるマーク・ガイスト教授
「確かに現状ではAmazonに責任はないといえる」
しか、最近になって
Amazonはサードパーティ業者の販売する商品に責任を持つべきだ
という意見が
2019年には
Amazonはサードパーティ業者が販売する製品についても法的責任を負う必要がある
という判決が
裁判ではペンシルベニア州の州法に基づけば、Amazonは売り手としての条件を満たしているということで、
製造物責任法に基づき販売した商品に責任を負う必要があるとされた

また、法律関連の学術誌であるBrooklyn Journal of Corporate, Financial&Commercial Lawで2021年に発表予定の学術論文
研究者たち
「一般消費者のマーケットプレイスでの商品購入に、Amazonは密接に関わっている」
「我々の見解では、裁判所はAmazonマーケットプレイスで起きている問題の規模や状況を正確に把握していない」
「Amazonの『売り手と買い手の間に存在する中立なプラットフォーム』という主張はまやかしです」
とAmazonおよびあいまいな法的地位を取るAmazonに肯定的な判決を下し続けている裁判所を批判
この論文の共著者のひとりであるブルックリン・ロースクールのアーロン・ツエルスキ氏
「Amazonは販売の最初から最後まですべてを握っています。ほとんどの人にとって、Amazon経由での商品購入は、Amazonからの購入そのものを意味するのです。実際に起きていることを詳細に理解しているのは天才だけです」

・・・実は・・・注文・支払いをしたんだけど
モノが来ない
いつまで待てばいいのか?
あ・そういや
ネット上でアるとされたブツが
注文したら実は無かった
ってのもアったっけ

せめてトラブルを起こす参加者をキッチリ事実を確かめて排除しない場合
その場を提供したアマゾン、ヤフーなどの業者を摘発すべき

今日は~
デンドロビウム キンギアナム /Dendrobium kingianumシルコッキー
ヘゴに着いてるコ
花芽

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