2018年10月6日土曜日

スイカが

 ぼや川より
五輪では・億千万を・軽く言う
・・・いったいドコへ流れてるやら・・・

ワタスは電子マネーはまったく、クレジットカードはソレが無いと決済できない場合のみ
ポイントカードも・・・
やっぱ現ナマ・・・停電しても使えるし・・・
QRなんてもってのほか

で・ど~も電子マネーSuicaの勢いが・・・
今やiPhoneを介して世界へ・・・日本
JR東日本のIC乗車券(非接触IC・FeliCa・フェリカ)を搭載したSuica
いつのまにか、駅ナカの買い物に利用できるように
さらには、街ナカのたとえばコンビニの買い物にも使えるように
そいしてPASMO・ICOCA・SUGOCAなど各地域でバラバラに導入されている交通系ICカードがSuicaに合体・・・
そして最終的にはiPhoneの一部として世界を舞台に・・・

Suicaの発行枚数は、2018年7月末現在で6,670万枚
PASMO(3,399万枚)、ICOCA(1,845万枚)に比べダントツ
交通系だけではなく数ある電子マネーの中でもトップクラスの発行枚数
全国のJRでも使えるように、共通規格であるサイバネ規格を採用したこともSuicaの普及に
サイバネ規格を採用したことで、現在JRグループ各社が、それぞれ発行している交通系電子マネー(Kitaca、manaca、ICOCA、SUGOCAなど)との相互利用が可能に
理論的には、北海道から九州まで全国のJRでSuicaが使える
1987年に分割民営化によってバラバラになった国鉄でしたが、Suicaによって、オールジャパン体制に
もともとJR東日本のカード事業部だったクレジットカード部門が、2009年にSuicaを側面から応援しようと独立したのが株式会社ビューカード
Suicaはプリペイド型⇒常にあらかじめお金を入れておく(チャージ)
クレジットカードで入金した場合
入金額に応じてポイントが貯まる
この時、ビューカードを使ってチャージすると、他のカードの3倍にあたる1.5%のポイントが付く
・・・知らなんだ・・・
さらにオートチャージができるのはビューカード
スイカ+ビューカードの一体カード最強

Suicaのサービス開始から10年を経過した頃には
首都圏は、世界で最も進んだICカード先進地域といわれるように
東京を中心とする首都圏ではJR東日本を中心とした鉄路が網の目のように張り巡らされ、鉄路ばかりでなく
街ナカの店でもSuicaや私鉄のPASMO、さらには楽天Edy、流通系のnanaco、WAONといったFeliCa型の電子マネーがたくさん使われていた
この新しいキャッシュレス世界の出現に目を見張ったのが外国人
日本に進出している外資系企業の支店や営業所には毎月のように本国から幹部が
その人たちが一様にショックを受けるのが、新宿の朝夕のラッシュアワー
何万人もの通勤客がSuicaをかざして整然と改札を通り過ぎる
そして会社に戻ると、自動販売機にSuicaをかざしてコーヒーを飲む社員
ビックリ
ビックリ会社の1つがアップル
そのアップルが、2014年にSuicaに対してアプローチを
「次のiPhoneにスマホ決済サービスのApple Payで使える電子マネーとしてSuicaを載せたい。力を貸してくれ」
載せるといっても、単にアプリの1つとして加えるのではなく
Suicaファースト
すべてをSuicaのためにカスタマイズするという破格の条件
順調に会員数を増やしているSuica
ただSuicaが採用しているFeliCaは非接触ICの国際標準規格ではなく、日本以外では使えないガラパゴス規格
いずれ国際標準規格であるNFC(タイプA/B)に変更しなければならないと・・・
しかし、規格を変えるのは銭がかかる
とてもできない
だからといってこのまま国内規格のFeliCaに頼っていては、ジリ貧に
JR東日本は真剣に検討を
外資系との共同事業はほとんど経験がない
自信はありませんでしたが、飛躍のチャンスと捉え、アップルの申し出を受けることに
こうしてSuicaは、日本で2016年に発売されたiPhone 7に搭載され
Apple Payの普及の手助けをすることに
アップルの考えを短い期間に具体化するのは大変難しかった
アップルとの議論やすり合わせはアップル側の秘密主義に阻まれてなかなか進まない
アメリカ本社とのやり取りも言葉の問題などでちぐはぐ
ただアップル側がSuicaに惚れ込んでいたので、基本的なところはJR東日本の要求を飲んでくれた

アップルがSuica搭載にこだわったのは当時スティーブ・ジョブスが亡くなった直後
新しい成長分野を探していた時
ジョブスは金融や決済にはまったく無関心だったけどアップルにとって金融や決済はやはり避けては通れない分野
最も相性が良く収益の見込める分野であるとCEOのティム・クックは考えていた
ただ、どのプレーヤーと組んだらいいのか?
そうしたなかでJR東日本のSuicaなら、母体もしっかりしている
単なる決済カードではなく、乗車券としても活用できるという点を評価
ただApple PayでSuicaを使えるようにするための技術開発は試行錯誤の連続
たとえば、SuicaカードそのものをiPhoneに取り込むのにどうするか
開発スタッフは???
そして得た結論は
Suicaカードの情報をそのまま吸い取ってスマホの中で新たな仮想Suicaを作り、そちらにバリューを移してしまう
ここに新しい技術が
1,000円がチャージされていたSuicaカードがiPhoneに吸い込まれた途端、元のSuicaカードの残高は0
お金を残さないようにしないとiPhoneに移すたびに1,000円増えることになってしまうので
(カンタンな技術だと技術者は、でもその仕組みはヒ・ミ・ツ)
さらに、加盟店に購買者の履歴を渡さないトークンという仕組みも
これは、店に残した購買情報を悪用した不正利用を防ぐため
カード情報は暗号化して店に残らないようにして、処理が終わったら暗号を解いてカード会社に送るという方法
これまでのクレジットカードでここまで徹底した防犯対策を講じている例はない
またSuicaの機能を補強するための乗り換え情報アプリをダウンロードできるようになっていて、通勤や旅行に役立つようにサポート
このようにApple Payは、それまでのカードの概念を変える革新的な技術が多く組み込まれ
リアルのカードライフをそのままスマホの中に置き換えようという画期的なものだった
アップルにとって誤算だったのは、カード業界の盟主VISAとの話し合いが決裂したため、VISAに変わる信頼できるカード会社を探さねばならなくなったこと
そこで選ばれたのが、iD(ドコモ)・QUICPay(JCB)というFeliCaネットワークのポストペイのメンバーたち
Apple Payでは、この2つのブランドが決済全般を管理することに
そのためApple Payに入ったカード券面からVISAのマークは消え、新しくiDかQUICPayのマークが付いています
そしてこのマークの加盟店でしか、そのクレジットカードは使えない
日本でのApple Payの決済がこのような仕組みになったのは、カード会社に配慮し、カードという形にこだわったために起こった
スマホ決済するには、カードにこだわらなければ、QRコード決済のように簡単なアプリをダウンロードすれば済む
・・・これ不正使用etcの温床
それではカード会社はイラネ
ですから、カード会社の顔を立てるために、どこかに「カード」のカタチを残す必要があった
ここまでカード会社に配慮しないと、Appleが日本の決済市場に乗り込むことができなかったという事情も
いずれにしろ、Apple Payはカード主体からスマホ主体に移行する転換期に出てきたユニークな決済サービス
しかし、このApple Payのサービスが始まると、JR東日本には大きなメリットが
Apple PayにSuicaが標準装備されるようになれば、Suicaはガラパゴスどころか世界中どこでも使えるように
将来、Suicaが世界を席巻?

今日は~
スギゴケ?
ミカワシノブを着けたミズゴケ玉に生えてきた
たぶん根?かなにかがミズゴッケに混じってた・・・かな?

PS:2018/10/30
これから最低気温が10℃以下に
南の国のコを玄関に
シダはまだ外でがんばってもらう

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