2016年12月12日月曜日

世間話

ぼや川より
バツ1と・バツ2が語る・いい夫婦
・・・なんかな~・・・

デジタル機器に夢中になって失われたもの・・・世間話
に驚くべき効果が
2014年 学術誌パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー・ブレティンに掲載された研究
研究では被験者に
・強い絆で結ばれた人(友人や家族)
・弱い絆で結ばれた人(知り合い)
との日常のやり取りをそれぞれ記録
その結果
「弱い絆」を通じた交流がいつも以上にあった日は、帰属感や幸福感が特に強かった
さまざまな人と付き合いがあれば、人間関係に変化が起きてもその影響を受けにくいのかも・・・

2014年 ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・サイコロジーに掲載された研究
知らない人同士のやり取りを観察
シカゴ地域のある駅を利用する通勤者118人に
・電車の中で会話を始める
・会話を一切控え、孤独を楽しむ
・通勤時間をいつも通り過ごす
のいずれかを無作為に指定
見ず知らずの人と会話をするように指示された被験者は、誰とも話さなかった被験者より通勤時間をはるかに前向きにとらえ、充実感の点でもこの2つのグループの間に差がなかった・・・?

この研究の共同執筆者でシカゴ大学ブース・ビジネススクールの行動科学教授、ニコラス・エプリーさん
「知らない人と話しても親しい友達と話したときと同じような効果はないかもしれないが、われわれはその重要性を過小評価している」

ハーバード教育学大学院の心理学者リチャード・ワイスボードさん
子どもは大人が親しい人だけでなく、周囲のよく知らない人をどう扱うか見て他人の感情を理解する能力を身につける
レストランの接客係に感謝の言葉をかけたり、郵便配達員に「こんにちは」と声をかけたりすれば、子どもはそれに注目する
透明人間であるかのように扱えばそれも見ている
世間話をすれば、親しい人とか知らない人といった違いを超えて「他人を人間として扱うことができる」

世間話のコツ
共通点を見つける
「How to Wow(人をあっといわせる方法)」の著者フランセス・コール・ジョーンズさん
パーティーで一緒になった人と会話を始めるには
「主催者とはどこで知り合ったのですか」と聞けばいい
人脈づくりのイベントでは
「こういうイベントにはよくいらっしゃるんですか。これまで役に立ったイベントは?」と尋ねてみは

慰めの言葉をかける
乗っている電車が動かないときや長い列に並んでいるとき、ぐずる子どもを相手にしているときなど、イライラするような瞬間こそ他人に話しかけるチャンス
「子どもが寝てくれるまであと何時間?」なんていうユーモアが役立ちそう

一つの話題をじっくり話す
「The Fine Art of Small Talk(世間話という芸術)」の著者デブラ・ファインさん
あれこれと色々なことを話すより、話題を1つ見つけてそれを掘り下げるよう勧めている
スポーツや家族、旅行といったテーマなら会話が続きやすい

自分の無知を認めよう
世間話は新しいことを学ぶ機会
「What to Talk About(話すべきこと)」の共著者クリス・コリンさん
隣に座った人が再生可能エネルギー業界で働いていると言ったら、風力発電の仕組みが全く分からないと認めよう
「率直さは評価されるし、相手も同じように率直な対応をするだろう」
相手が興味を持つような質問をしよう
「ありふれた世間話が印象的な会話に発展する道は必ずある」
「本当に寒いですね」と話しかけられたら
「これまでで一番寒かった経験は?」と返してみてはどうだろう

会話は優雅に終わらせよう
「お会いできてよかった」と言って突然話を終わらせるのではなく
「お別れする前に」
「あと少ししか時間がないので」
という言い方をすれば、話を終わらせたいと思っていることをやんわりと伝えられる

今日は~
フォーカリア ティグリナ/Faucaria tigrina
画は11月半ば
黄色がマブしい
よくある多肉の花
でも色が乏しくなった季節なんでウレしい

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