2024年3月9日土曜日

デスクトップOSシェアでLinuxの割合が4%超え

全体の7割をWindowsが占める状況からいえば、4%はごくわずかな数字
30年以上の歴史を持つLinuxのシェアが2023年6月時点で初めて3%台になったことを考えると大きな前進
ただ直近でLinuxにそれほどまで大きな変化があったわけではなく、なにが数字を支えているかは?
ビジネスやテクノロジーに詳しいジャーナリストのスティーヴン・ヴォーン=ニコルズ氏がLinuxユーザー増加につながったと考えられる5つの事柄をピックアップ
5 reasons why desktop Linux is finally growing in popularity | ZDNET
https://www.zdnet.com/article/5-reasons-why-desktop-linux-is-finally-growing-in-popularity/

MicrosoftはWindowsにそれほど興味がない
Microsoftのビジネスの中でのWindowsの位置
Microsoftの2024年第2四半期(2023年10月~12月)決算の売上を見ていくと、最も売上が多かったのはAzureやサーバーを扱うインテリジェントクラウド部門、2番目はOfficeやLinkedInなどを扱うビジネスプロセス部門、3番目はWindowsを抜いてゲーム部門
こうした事情からMicrosoftとしてはWindowsを購入してもらうより、むしろMacやChromebook、Android、iOS、そしてLinuxでも実行可能なクラウドPCサービスWindows 365のサブスクリプションに加入してほしいと

Steamによるゲームの発展
「長らく、Linuxにとってゲームは重要な要素ではなかった」
しかし、ゲームプラットフォーム・Steamの開発元・Valveは、ソフトウェア開発企業のCodeWeaversと共同で、Windows向けソフトウェアをUNIX系OSでネイティブ動作させるProtonを開発
おかげで、Linuxでゲームを遊ぶという選択肢が浮上
SteamユーザーがLinuxに切り替えても不自由なくゲームを楽しめるよう開発されたProtonでプレイできるタイトル数が1万2000本を突破 -
2023年には、Steamで遊んでいるゲーマーのOSシェア2位に、macOSを抜いてLinuxが浮上

一部のディストリビューションの使いやすさがようやくユーザーに伝わった
「Linuxは使うのは難しいと言われるけれど、そんなことはなくて、仕事と遊びで使うだけなら適したディストリビューションがたくさんあります」
特にLinux Mintが誰にとっても使いやすくて優れたOSだと

Linux用ソフトの検索とインストールが容易になった
一部のLinux純粋主義者はFlatpak,Snap,AppImageなど、アプリケーションをコンテナ化するインストールプログラムを嫌っている
しかし、開発者側からすれば、さまざまなディストリビューションに合わせてソフトウェアを調整する必要がないので好まれており、ユーザーとしても、インストール時に細かい手順を気にすることなく、欲しいプログラムを選べるようになるので助かるようになっている

インドで人気が高まっている
人口が世界一でIT大国として成長が著しいインドにおいてLinuxは人気
インド国内のOSシェア1位はもちろんWindows(70.37%)なのですが、2位はLinuxで、15.23%のシェアがある
世界的にいえば2位のOS X(macOS)は、インドでは第4位(3.11%)

こうした理由からMicrosoftが方針を改めることがなく、学校のPCがChromebookで占められていくような状態が続くのであれば、2024年がLinuxの年になる可能性はあると
なおポテンシャルを持ちながらもLinuxのシェアが伸びなかったのは、200を超えるディストリビューションに分かれていることや
主要なLinuxディストリビューターであるCanonicalやRed Hat、SUSEがサーバーやクラウド、コンテナ、IoTで利益を上げていて、Linuxデスクトップを優先していないことが理由だそう

・・・ワタスが興味を持った頃は
Ubuntuからだったけど・・・

今日は~
セロジネ インターメディア/Coelogyne intermedea

つい先日、気がついた
花芽
それも、かなり膨らんでる
なんか近々咲きそう

0 件のコメント:

コメントを投稿