2016年3月20日日曜日

マツダ恐るべし

ぼや川より
疲れても・足が折れても・ゴミは俺
・・・これは・・・

国がディーゼルエンジン車の台上試験と路上走行試験の結果を公表

トヨタがマツダとツルみたいってのが分る気が・・・
国産メーカー4社のディーゼルエンジン搭載モデル6台、「CX-5」「デミオ」「エクストレイル」「デリカD:5」「ランドクルーザー プラド」「ハイエース」の排出ガス路上試験結果一覧
いろんな条件で窒素酸化物が少ない・・・
いわゆる外車はこの時点では発表が無いみたい

で、マツダディーゼルについての概要
世界で唯一、後処理装置不要でEURO6の基準をクリア
これを実現したのがSKYACTIV-D
通常のクリーンディーゼルの圧縮比が16前後
マツダは14
燃料が完全燃焼するためには空気と燃料が十分に混ざる必要がある
しかし、高圧縮比のエンジンではよく混ざる前に自然発火
エンジン内で局部的な異常燃焼が
これが原因でNOxやススが大量に発生
低圧縮比にしてやると燃料と空気が完全に混ざってから燃焼
さらに燃焼温度も下がるためクリーンな燃焼

一般的には高圧縮比の方が燃焼効率が上がる
ところがディーゼルの場合はそうならない
高圧縮比の場合、上死点では高温・高圧になりすぎてNOxやススが大量に発生ので上死点位置から少し遅らせてシリンダ内の温度と圧力が下がるのを待って燃料を噴射
なのでシリンダ内のピストンが上にあがり最も圧縮比の高まる上死点で燃焼させることができない
そのシリンダーの容積に見合った出力と燃費が得られない

低圧縮にすればピストン上死点付近で燃焼が開始でき計算通りの出力と燃費性能が得られる
圧縮比は少なくても膨張比が大きくなり燃費とトルクを向上できる
さらに高圧縮比エンジンほど強度が要求されない
ピストンやクランク、コンロッドなどを軽量化
その結果、エンジン自身を回すための機械抵抗損失も少なくて済む
前述の3つのパーツだけでエンジン全体の50%の機械抵抗を占めている
機械抵抗を減らすことで低車速域での燃費も良く
渋滞や信号の多い日本の交通事情においても燃費向上が望める
機械抵抗の減少によってアクセルレスポンスが良くなり、最高回転数も5200rpm(回転毎分)を実現
NA(自然吸気)の大排気量ガソリンエンジンのようなトルク感と加速
SKYACTIV-Dは2200ccの排気量で、ガソリンエンジン4000ccクラスに匹敵する420Nmのトルクを2000rpmで発生
そしてツインターボ
アイドリングなど低回転時には軽い排圧でも回る小型のターボ
高回転時には大型のターボを回して大量の酸素を送り込む
2000回転までを小型ターボが、3000回転から上は大型ターボ
その間は両方のターボを併用
ただ低圧縮で問題になるのが低温時の始動
ディーゼルでは空気と燃料の混ざった空気が圧縮されると発火・爆発
寒いと発火しにくい⇒なんで高圧縮に・・・
低圧縮では燃料噴射装置をビミョウにコントロールしないと発火しない
で・マルチホールピエゾインジェクターを採用
燃料を燃やしやすくするためシリンダー壁に付着せず、シリンダー中心部に漂う霧状の燃料を形成するため、多段噴射を採用
噴射口の開閉にピエゾ素子を使い、1/500秒に4回という素早いタイミングで燃料を噴射
さらにエンジン高温の排気ガスをシリンダーに取り込む可変バルブリフト機構を使い
シリンダーの排気バルブをバルブ切替機構付きスイングアームで少しだけ開いて排気を逆流させ
混合気の温度を上げる
結果SKYACTIV-Dエンジンはマイナス30度の冷凍室にエンジンを入れて、世界で最も着火性の悪い燃料を入れもエンジンが始動

SKYACTIV-D2.2エンジン完成後、2014年10月から量産に入ったのが、SKYACTIV-D1.5
今度はバリアブルジオメトイリーのシングルターボを採用
過給レスポンス改善のため水冷インタークーラーを使い吸気路の最短化を
さらにターボには回転センサーを付けレブリミットぎりぎりまで回している
ノック音を抑えるためにピストンとコンロッドを連結するピストンピンにナチュラル・サウンド・スムーザーと呼ばれるノック音の共振と逆相の振動を起こし相殺するシステムを開発

さてヨーロッパでは
2021年までに新車の二酸化炭素排出量を1キロあたり95グラム以下にするECE R101rev3が
ただ
二酸化炭素排出量の軽減係数ってのが
軽減係数はハイブリッド車に適応される係数
計算式は、(EV走行距離+25)÷25
25という数字は、一般的な運転距離は25キロぐらいかな?ってカンジ
・・・数式自他にも特に根拠のある数式ではない
結果を想定して、こんな数字になればイイな~っていうコジつけた単なる数字合わせの式・・・
EV走行距離が1キロでもあれば軽減係数は1.0を超える
バッテリーで1キロしか走れなくても軽減係数は1.04
仮にCO2排出量100グラム/キロのハイブリッド車なら計算後の排出量は、CO2排出量÷軽減係数=96.1グラム/キロに
「S300h」(ロングホイールベース)の場合、2.2リットル直4のディーゼルハイブリッドでCO2排出量は133グラム/キロ、電気モーターで35キロ走行できる場合軽減係数は2.4
そうすると133÷2.4=55.4グラム/キロ
となって2021年規制を楽勝でクリアー
この軽減係数の恩恵を最大限にいかせるPHEV(プラグインハイブリッド車)
さらに
CO2排出量が50g/km以下の乗用車は1.5台分としてカウント
VW、アウディ、ポルシェ、BMW、メルセデス・ベンツ、ロールス・ロイス、ベントレーがPHEVへ参入
・・・当然マツダも考えてるだろうけど
・・・ECE R101rev3ってベンチでの値
実際の走行試験は考えてなさそう
アメリカでのアレを考えると実際の走行試験は必須のような・・・

今日は~
カトレヤ(ソフロニティス) リリプタナ/Cattleya(Sophronitis) liliputana
いきなり調子をクズし玉1つだけになったコ
やっと玉を2?増やし
ハッパをつけた
このまま増えて・・・
だけど
いつ調子をクズすか・・・

PS:2016/3/21
加筆

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