2015年4月1日水曜日

当世こども事情in日本

ぼや川より
妻に似た・嫁を選んだ・子が不憫
・・・ほんま、平和・・・

産めよ増やせよと云われても・・・担当大臣までいるのに

NHKスペシャル
調査報告“消えた”子どもたち~届かなかった「助けて」の声
子どもの未来を救え~貧困の連鎖を断ち切るために~

・母親に18年間自宅軟禁されていた子ども
手足を縛られることもある自宅軟禁
お風呂に入らせてくれるのはよくて5カ月に1回ひどくて1年に1回
18歳のとき自力で自宅から脱出。18歳にもかかわらず保護されたとき身長は1メートル20センチだった
・ケージに入れられ、紐でつながれていた3歳の男の子
・家から一歩も出たことがなく、髪がのび放題、言葉が話せず、笑うことも泣くこともない
食事を犬のように食べていた4歳の子ども
・自動販売機の裏で暖を取って寝ていた幼い兄弟
・車上生活のすえ、後部座席からミイラ化した遺体で見つかった男の子
・中学校に3年間通えなかった女の子
母親がタクシーに乗って帰ってきて、運賃もなくて、中学生の自分が話をするんですよ
それで全然知らないタクシーの運転手に怒られて、『自分、しっかりしいや』みたいなこと言われ  普通に考えたらおかしいじゃないですか
子どもが出てきて、すいませんって謝るなんて
なんで『どうしたの?』『大丈夫?』と声をかけてくれへんのやろなと思った
みんながみんな、自分のことばかり気にして生きてんねんな
誰も助けてくれへんねん
・中学2年生までの7年間、学校に通わせてもらえなかった女の子
夜は椅子にビニール紐でぐるぐる巻きに縛りつけられ
殴られて出血
冬は冷水でシャワーをかけられ
泣くとぶたれ
部屋のドアにガムテープが貼ってあったところから施設に救われた
社会に適応できないまま、「最後まで大人を信用できない私でした」と施設にあてた手紙を残し
23歳で自殺

主な要因
虐待(ネグレクト含む)60%
経済的理由30%
親の精神疾患・障害20数%

なんだけど
社会も人も余裕がナイ
貧しいフトコロ・貧しいココロ・・・
貧しさが全ての原因とはいわない・・・けど一番の要因

日本の子どもの貧困率は16.3%、300万人が貧困
貧困率(2010年)が低いのは
デンマーク3.7%
フィンランド3.9%
ノルウェー5.1%
日本15.7%・・・
ちなみにOECDによる現在の日本の貧困ライン
3人世帯で年収211万円未満
1人世帯で年収122万円未満
これを下回る家庭では、学ぶ・遊ぶ・医療を受けるなど子どもにとって当たり前の生活が難しい
家庭という閉ざされた環境の中で外から見えにくい見えない貧困
本人が困ってる、お金がないとは言えない・・・社会・・・おかしくね?

子どもたちが満足な食事すら取れない状況が広がるなか、山梨県のNPO法人は、食事への支援している子どものいる家庭270世帯に実態調査を実施
世帯主の多くが非正規雇用で、平均年収は187万円
1日の1人あたりの食費は平均329円。全国平均の半分
2割の家庭は200円未満
ウチのカカアにヤらせてみたい・・・
さらに子どもたちの様々な機会が奪われていることも
塾や習い事に行かせられない・遊びに連れて行けない44%
十分な医療を受けさせられない23%
貧困が子どもの健康や精神状態に影響を与えている59%
そして母子家庭が深刻
例えば派遣社員として働くシングルマザー
月収は8万円で児童扶養手当等の7万円をあわせて生活
幼い2人の子どもの冬服が買えない
家賃も滞り気味
月末には所持金がなくなり、「もう3人で死んじゃおうかなって。そうすれば楽になるんじゃないかと何度も考えたことがある」

日本のひとり親世帯の貧困率は54.6%(2012年)、先進20カ国の中で最悪
とくに母子家庭は年々増え続け、2011年時点で124万世帯(全国母子世帯等調査)
そのうち8割が働いているけど、その多くが貧しい
貧困状態に置かれる子どもは、「自分は価値のない人間だ」と感じ自分の肯定感が失われる
働く世代の単身女性の貧困率は33.33%(2012年)
ひとりで子育て+稼ぐ・・・ツライ
安部ちゃん・ヤってみ

今年8月、政府が閣議決定した「子どもの貧困対策に関する大綱」や関連法整備に乗り出した・・・
親から子への貧困の連鎖を断ち切る
教育支援
生活支援
保護者に対する支援
経済支援
と言ってる
けど貧困率改善の数値目標がない・・・お題目だけ
児童扶養手当の拡充
給付型奨学金の導入
就学援助の拡充
子どもの医療費の窓口負担ゼロetc
が・・・ナサケナイ状態
低所得者への家計支援策はゼンゼンない
そして
生活保護世帯の学習支援は国庫負担補助を半減させる予定・・・は?

諸外国においては、公的な住宅を提供
日本は足りてない
諸外国は、家賃補助や食料費の補助、光熱費の補助などいろいろなメニューで低所得者の家計を助けてる
わが国は~・・・お寒い

2015/2/26
総務省が発表した労働力調査
非正規雇用の労働者数がこの11月、過去最高の2,012万人
雇用者に占める非正規の比率は38%
派遣労働者の増加数・増加率とも最大で男性が6万人増の56万人、女性が13万人増の79万人
女性の非正規比率は57.3%
年齢階層別に見ると、15~24歳が50.5%で、65歳以上の74.2%を除けば最も高い

前年同月比で見ると
非正規労働者が48万人増
正規労働者は29万人減
正規を減らし非正規に置き換える・・・
母子家庭でなくても・・・キビシイ
けど
子を持つ女性の賃金=男性の39%・・・だって
OECD30カ国平均の半分

本田由紀東京大学教授の指摘
家族に対して教育を費用や意欲の面で支える役割を求めるだけではなく、逆に教育が家族を支えるような役割がこれからずっと大事になってくるはずです。つまり、学校が地域の拠点として、児童生徒のみならずその背後の家庭が抱える困難を鋭く見出し、様々な社会サービスにつなげてゆく役割を強化してゆくことが必要だと考えます。現在の日本の学校においては、「児童生徒を平等に扱う」という規範が非常に強いため、問題を抱えている児童生徒に対して十分な対処ができていません。しかし、子どもや若者にとって学校はいわば社会との「臍(へそ)の緒」にあたるものですから、それを切ってしまうことは孤立する個人や家庭を生み出すことにつながってしまいます。ただし、学校が家族を支える役割を果たすためには、公的な支出を確保し教職員やスクール・ソーシャルワーカーなどの人員等を拡充することが・・・

上のブログの中でフィンランドの教育・子供支援についてあるので
フィンランドでは、子育ては、親だけの責任ではなく、社会全体の仕事だと考えられています。子どもに平等な教育を提供するのは、親にではなく政府の責任にあると考えられています。ノートや鉛筆など学校で必要なものはすべて教室にそろっています。理解するまで一人ひとりに丁寧に教えていく授業。フィンランドに学習塾はありません。子どもに授業の内容を理解させるのは学校の責任です。フィンランドでは、教育は子どもの可能性を引き出すものと考えられています。家庭の経済状況によって、子どもの未来が閉ざされてしまうことはありません。家庭の経済状況にかかわらず、すべての子どもに平等な教育機会を保証するフィンランド。その背景には社会全体で支え合う国民全体の合意があります。フィンランドの企業の社会保険料負担は日本の2倍です。1991年の不況で、フィンランドの失業率は18.4%に跳ね上がり、財政危機に陥りました。
しかし、フィンランド政府は、教育費を増額したのです。財政危機にもかかわらず、教育費を増額したのには次のような裏付けがあったのです。教育が受けられないため、働けない人に対する国の負担は、生活保護など年間1人当たり96万円、生涯で2,230万円もの負担になります。一方、教育を受けて働くことができれば、国に税収が年間1人当たり76万円、生涯で1,770万円の税収を得ることができるのです。教育への投資を最優先することが財政危機を解決することなのです。
 教育への投資は、将来の経済成長につながり、税収が拡大するのです。教育にかかるコストよりも教育で得られる利益の方が大きく、「平等」と経済の活力というものは相反するものではなく、「教育機会の平等」があってこそ、活力ある社会が生まれるのです
フィンランドの教育の主な特徴をあげると――
子どもが生まれると、国から母親全員にベビー服や布団、哺乳びんや絵本などのセットが届き、17歳までの子ども全員に月1万3千円が支給
高校や大学はもちろん大学院や専門学校を含めすべての教育段階が無償
授業料が無料というだけでなく、子どもたちには通学手段、食事(給食)、教科書や学用品が無償校医・学校看護婦・学校ソーシャルワーカー・学校心理士・生徒カウンセラー等のサービスを無償で必要に応じて受けることができる
フィンランドの基本は生徒の必要に応じて無償サービスを受けることができる
大学生などには月数万円の返済不要の奨学金が支給され、貧富の差なく教育が受けられる
労働者に残業はほとんどなく、夕方5時には家族そろって親と子どもがゆっくりすごせる
夏休みは2カ月あり、宿題もない
授業時間数はOECD加盟34カ国の中で最も少ない
ひとつの学級は24人以下の少人数で、実際には20人以下の学級が多い
「全国いっせい学力テスト」のような国レベルのテストはもとより、地域レベルでのテストも無い。フィンランド教育省は、「テストと序列付けを無くし、発達の視点に立った生徒評価」が重要と述べており、とりわけ「子ども期」における「競争による序列」を問題視し、小学6年生までは通知表も無い
すべての子どもがわかるまでを基本に、結果平等の教育が徹底され、学習に困難が生じている子どもに対しては、即座に特別支援教育によるケアが実施される。とりわけ、低学年時を重視し、学習のつまずきの早期発見によって、学習困難の子どもの問題発生を最小限に抑えている

イギリスやドイツなどがフィンランドの「学力世界一」に衝撃を受けたのは、エリート教育に力を注ぐイギリスやドイツよりもフィンランドの「学力上位層」の学力が上だった
学校や家庭での体罰は厳しく禁止されている
学校の運営機関に生徒代表が参加する

フィンランドの憲法には第16条に、「すべてのもの――フィンランド国籍であるかどうかにかかわらず――は無償の教育を受ける権利を持つ。国および地方教育当局は法律に則って、すべてのものが義務教育だけでなく能力と必要に応じた教育を平等に受けられる機会を保障し、経済的状況を問わず自己を発達させる機会を保障しなければならない。科学、芸術、高等教育の自由は保障されなければならない」

子どもを助けることは長い目でみた投資
子どもを助けるて、まっとうな大人になれば働き税金を納める
社会が安定、安全になる道
子どもを育てることは、家族の責任、親の責任・・・ってより
社会の責任・・・いつか返ってくる

少子化担当~以前の問題・・・
最後にNHKいい仕事してまんな~
やっぱツブれないように・・・タマに変なのがいるけど

今日は~
マスデバリア ピンクウイング/Masdevallia Pinkwing
先週ですが咲いた
予想通りピンク
のど?が黄色
センターの白っぽい色から
先端に向けて色が濃く
いい買い物でした


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