ラーメンライターとして年間600杯ものラーメンを食べている井手隊長
20代半ばの健康診断で、それまで健康診断の数値も基本的に異常なしだったが数値が軒並み赤字
問診の医師から
「井手さん、今年何がありました?」
当時、食べ歩きに拍車がかかり始め、年間100〜200杯ぐらいになっていた
家系ラーメン店に行っては大盛、味濃いめ、油多めはお決まりで
スープまで飲み干し、仕事終わりに気にせず酒を飲む生活
それが突然の異常として体に現れた
その日、私は悟った
朝は、ほぼ毎朝日、目玉焼き
サラダがあれば付けるが、なければ目玉焼き単品でも構わない
パンも、フルーツもヨーグルトもない
理由は明快でムダに食べたくないから
糖質や油を多く摂ると朝であろうとそれだけで体重に現れる
始めてみると、最初は昼前に猛烈に腹が減って苦しかったものだが
今となれば慣れた
むしろ昼に食べるラーメンが何倍にも美味しくなる
毎日食べるラーメンのための余白をつくるために朝は目玉焼き
甘い飲み物も一切飲まない
水、お茶、ブラックコーヒー、それだけ
栄養として意味のないカロリーを体内に入れる余裕は、ラーメンを日常にしている人間には存在しない
砂糖入りの飲料は飲み物の顔をしたお菓子
だったら堂々とラーメンのスープを飲んだほうが納得できる
時にアイスが食べたくなったり、ポテトチップスをつまみたくなったりすることがある
だが自分にこう問いかける
「今それを口に入れる意味があるのか?」
罪悪感を伴うものを、仕事の後に残したくない
家で白ご飯を食べることは、ほとんどない
炭水化物はラーメンで摂る
家ではタンパク質と野菜中心
ラーメンライターにとって、炭水化物はラーメンにのみ許された舞台
その幕を家の食卓で下ろしてしまうのは、あまりにももったいない
ただし町中華のチャーハンや家系ラーメンのライスは別
家でカップ麺やお取り寄せラーメンを食べるときは必ず“横に山”を置く
それは山盛りのサラダか野菜炒め
いわゆるベジタブルファーストというやつ
サラダが心から好きだというラーメンフリークは少ないだろう
しかし、ある瞬間からその気持ちは消え去った
サラダではなく、ドレッシングにハマればいいと・・・
大型スーパーなどに行き、美味しそうなドレッシングを片っ端から試す
これが楽しい
ラーメンライターの目利きで、味の期待できないドレッシングは大体わかるので
ほとんどが当たりだが、たまに大当たりがある
こうなると毎日サラダを食べるのが楽しみで仕方がなくなる
これで野菜不足は解消
ドレッシングの中に油を多く含むものもあり、ボディメイクしている人の中には避けている人もいる
が私はそこを目指しているわけではない
サラダを食べるためにもドレッシングの偉大な力を借りている
酒席ではビールを基本的に一杯まで
ここでプリン体を摂るわけにはいかない
家でビールを飲みたいときは必ずプリン体ゼロのビールを選ぶ
昔は発泡酒も第三のビールも美味しくなかったが、今は味のレベルも上がっている
店では二杯目からはハイボール
家でも基本的にはハイボール
朝、必ず体重計に乗る
しかし結果に一喜一憂はしない
増える日もあれば、減る日もある
大事なのは変化を知ること
数字に振り回されることではない
意識すべきは「なぜ増えたか」「なぜ減ったか」という原因
体は一日の結果では語れない
ラーメンを年間600杯食べ続けるとは、つまり自分を観察し続ける作業にほかならない
運動が好きなわけではない、ランニングを習慣にしているわけでもない
走るならラーメン屋に向かって走りたい
そんな中、意識的に歩くことだけは続けている
一日一万歩が目標
未達の日も多いが、足りなかった分は翌日 借金として返す
ラーメン店に訪れるのも基本的には電車と徒歩
体は動かした分だけ許してくれる
ラーメンを食べるとは、食べた罪をどう贖うかまで含めた行為なのだ
人生の幸福度は未知のラーメンに出会う回数に比例する
目玉焼きで朝を始め無駄な炭水化物は摂らず、歩き、サラダを食べる
これらの努力のおかげで体型は中肉中背を維持し
毎年の健康診断でも基本的に異常なしとなっている
・・・歳とともに基礎代謝が・・・
今、2食/日
昼が一番ボリューミー
夜は消化器の負担を少なくするため少な目
野菜(繊維、ビタミン)、タンパクはマスト
モヤシ(1袋)、卵(2ケ)は庶民の味方
レンチン・味付け無しで・・・
その内
福山雅治みたく1食/日?
でも甘いモノ、たまに駅の天ぷらソバは・・・
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