2020年この段階では、車両価格が10万〜20万元(約200万〜400万円)のレンジにあったEVの普及は一般消費者には深く進んでいなかった
一般消費者にはガソリンとハイブリッド車が人気
それを切り崩したのがBYD
SDVの魅力を大衆価格で提供したところが成功要因・・・
大衆車クラスにガソリン車よりも安いBEVやPHEVを導入してきた
SDV(Software Defined Vehicle)の大衆化に加え、BYDはSDVのグローバル化にも邁進
海外販売台数は2024年の41万台から、近い将来に100万台水準を超える可能性が高い
BYDの本質的なコスト競争力は、①LFP(リン酸鉄)ブレードバッテリー、②先進的な電子プラットフォームと統合されたハードウェア、③垂直統合され内製化された基幹部品にある
BYDの成功要因は大きく3つに分けられる
第1に、標準化され、部品統合度の高いEV専用プラットフォームを設計すること
第2に、電池・モーター・インバータの三電と呼ばれるEVの基幹技術に加え
ソフトウェアや半導体などSDVの要素技術を自動車メーカーが垂直統合
自ら開発・生産
第3に、SDVを基盤とした魅力的な新技術やバリューチェーン、新規事業を拡大
スマートフォンのようにアプリケーションで収益を上げること
2024年度の粗利益率を比較すると、BYDは19%、リ・オートは21%、テスラは18%
その他のメーカーは、EV事業の収益化には依然としてX、屍るいるい・・・
EVコストの34%が車載電池、9%がeアクスル(モーター、ギア、インバータ)
・・・三電で44%
BYDはこれら三電すべてを内製化
製造コストは、標準的なグローバルメーカーと比べて40%低い?
このコスト構造を生み出してきたのがブレードバッテリーとeプラットフォーム3.0
ブレードバッテリーは2020年に発売を開始
従来の車載電池はセルをまずモジュール化し、そのモジュールを電池パックに組み込む
一方、ブレードバッテリーは、薄く長い刃(ブレード)のような形状のセルを、モジュール化せず直接電池パックに高密度で配置する方式
この構造により、従来のLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)と比べて体積効率を50%向上させる
体積当たりのエネルギー量を示すエネルギー密度では、一般的な三元系(NMC/NCA)電池を円筒形にして高容量化したテスラの4680バッテリー(サイズが直径46ミリ、軸長80ミリの筒状)が優位とされてきたが
第2世代のBYDブレードバッテリーはエネルギー密度を210Wh/kgまで高め
小型化と搭載効率の向上を同時に実現
これによりコスト効率に優れたEVの開発を可能にした
中国・深圳にあるBYD本社の技術展示会場で
三元系電池と自社製ブレードバッテリーの双方に釘を打ち込む釘刺し試験
三元系電池はすさまじい炎と煙と共に熱暴走を起こしたが
BYDのLFP電池セルは何の反応もなく釘は貫通
安全性こそがブレードバッテリー最大の魅力
一般に、中国の開発サイクルは日本に比べて短期間で進む
BYDではコンセプト提示から量産まで約20〜23カ月
金型設計から量産開始まで13カ月で完了
日本メーカーの約半分の期間で完了
それは
第1に、垂直統合×標準化プラットフォームの存在
第2に、巨大なR&D組織による人海に支えられた並列開発と迅速な設計変更
による
統合度が高く標準化されたE/Eアーキテクチャに基づくSDV車両アーキテクチャ eプラットフォーム3.0により、開発工程と調達構造が簡素化
ソフトウェアとハードウェアを分離して開発・調達を進め
ECUの削減とソフトウェアの集約・再利用可能な共通基盤へのプラットフォーム化を通じて、短期開発が可能
11万人規模の開発要員は、効率追求が可能な工程では3交代勤務?
シームレスに開発を継続
人海戦術的に車両開発と生産段取りを並列させることで高速に開発
さらにデジタルシミュレーションのCAD/CAM
金型試作検証回数を意図的に減少させる開発工程管理
これらで開発期間の短期化を後押ししていると見られる
商品企画のリードタイムを圧縮し、短いサイクルで新モデルを市場投入
販売実績に基づいて成否を選別し、売れ筋へ製品ラインアップを迅速に寄せていく
開発が3交代勤務で稼働しているか否かは確証がないものの
かつての日本に見られたモーレツな働き方を実施している可能性は高い
いわゆる996(午前9時から午後9時まで、週6日勤務)は中国企業で一般化している
唯一の休日である日曜でさえァーウェイのある開発者
「メールや電話は頻繁に来て、即座の返答が必要なのだ」
で
エヌビディア依存の低減目指す、中国の摩爾線程が新AI半導体を発表
摩爾線程は12/5に上海に株式上場、株価は一時500%を超える上昇
2025/12/20元エヌビディア幹部で摩爾線程の最高経営責任者(CEO)の張建中氏
北京で開かれた同社のイベントで
「これらの製品は、世界トップクラスの計算速度と能力を向上させ、あらゆる開発者が求める水準を実現する」
「中国のより多くの開発者のニーズに応え、国外の先端製品を待たずに済むようにしたい」
中国当局が世界水準の半導体産業の育成を推し進める中
同国の半導体メーカーは大きな注目を集めている
エヌビディアに挑む国家チャンピオンが中国に登場すると、投資家は期待している
張氏によると、摩爾線程のアーキテクチャー花港(Huagang)は、計算密度を50%向上させ、エネルギー効率を10倍改善するという
張氏はエヌビディアに14年間在籍した後、2020年に摩爾線程を創業
新アーキテクチャーに基づく半導体は華山(Huashan)と名付けられ、エヌビディアのホッパーやブラックウェルと競合する?
17日には「中国のエヌビディア」と称される沐曦集成電路(メタX)が上場
株価は初日に一時755%急騰
摩爾線程は当初、ゲームやビジュアルレンダリング向け半導体で収益を上げていたが
その後AIソフトウエアの開発・運用に不可欠なアクセラレーターへと事業の軸足を移した
同社はイベントで、コンピューティングプラットフォームMUSAのアップデートも発表
エヌビディアのCUDAに相当する存在として位置付けた
また数万個のAI半導体を接続できるサーバーも披露
・・・リン酸鉄リチウムイオン電池・・・進化してたんだ
BYDでは 走る棺桶はなくなったのか・・・
IT・AI業界については何が出てくるのか?
中国は就職難で優秀な人材は採り放題だし・・・
そのバイタリティは・・・
966か~
アメリカでも労働強化の動きが
モウケるには、昔のように・・・
ツブれる?混乱?の要素としては
習さん
なんかアブなくなってきた
マトモな神経ではない
トラさんもヤバいけど・・・
日本の失われた30年が
世界で・・・?
今日も~
シクラメン
でも膨らむのが遅く
最近やっとツボミらしく
で下に小さいハッパ、葉芽も
花は取ってるんで
子が吹いた?
でもタマに実をつけてる
もしかして種がコボレて
実生?
2025/12/27
加筆
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