2025年10月19日日曜日

ナチス時代の悪夢の再現?

「ユダヤ人の入店お断り」の貼り紙で露骨なユダヤ人差別…ドイツのタブーが破られる可能性

ドイツなど欧州諸国では、ガザ戦争の影響で反ユダヤ主義が強まっている
「ユダヤ人お断り」の貼り紙も現れた
ドイツ政府はネタニヤフ政権のガザ政策を批判する一方で、ユダヤ人差別を厳しく糾弾



2025./9/17ドイツ北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の地元新聞
同州のフレンスブルクという町のある商店がショーウインドウに
「ユダヤ人がこの店に入ることを禁止する」
という紙を貼った
貼り紙には
「これはユダヤ人に対する個人的な恨みや、反ユダヤ主義とは関係ない
しかし私は、ユダヤ人たちに我慢がならない」

商店主は警察官に注意されたため貼り紙を撤去したが、地元メディアに
「私はイスラエルのガザ攻撃について怒っている
貼り紙は個人的な見解を表明したもので、反ユダヤ主義とは関係ない」
だが検察庁はユダヤ人に対する誹謗中傷や、ナチス擁護などを禁止する国民扇動罪違反の疑いで捜査

9/24南部のバイエルン州のフュルト
レストランを経営するイタリア人
「イスラエル人が私のレストランに入ることはお断りだ
イスラエル人が目と心を開けば、再び喜んで迎え入れる」
と書いた貼り紙をショーウインドウに掲示
現地のイスラエル人団体は、この店主を国民扇動罪で告発

ドイツ連邦政府でユダヤ人保護と反ユダヤ主義対策を担当するフェリックス・クライン対策官
「これらのケースは、露骨な反ユダヤ主義だ
ナチス時代と共通するものがあり、絶対に許容できない」

カリン・プリーン連邦教育大臣
「反ユダヤ主義的な発言をしたり、弁護したりする者は、民主社会を破壊しようとする者だ
捜査当局には厳しい対応を望む」

2025/9/27保守系日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)のルーベン・ゲレツィコフ記者
「これまでドイツでは、反ユダヤ主義的な発言は隠れた形で、あるいは間接的に行われていた
だがフレンスブルクとフュルトの事件は、人々が堂々と反ユダヤ主義的な発言を行ってはばからなくなったことを示している」
物陰に潜んでいた反ユダヤ主義が、顔を表わしたという

欧州のユダヤ人差別は中世から存在する
プライベートな会話の中で
「私はユダヤ人が嫌いだ」
という発言も
しかし、そうした発言が、公衆に見える貼り紙のような形を取ることは滅多になかった

これらの貼り紙は、1930年代にナチスの突撃隊が
「この店はユダヤ人が経営している。ここで買い物をするな」
という張り紙をユダヤ人の店に貼ったことを思い出させる
また35年にドイツの公園で撮影された
「このベンチにはアーリア人しか座ってはならない」
という表示にも似ている

ドイツに住むユダヤ人の間では、反ユダヤ主義の高まりについて不安が強まっている
当時ナチスは、非ユダヤ人をアーリア人と呼んで、ユダヤ人と区別
ドイツでは34年以降、ユダヤ人が映画館、図書館、プール、商店、レストランなどに立ち入ることが禁止された
ドイツに住むユダヤ人の間では、フレンスブルクとフュルトの事件を聞いて「1930年代のユダヤ人迫害も、こうやって始まった」

反ユダヤ主義は欧州の他の国でも強まっている
今年5月には、イタリアのナポリ
レストラン経営者がイスラエル人観光客を店から追い出した
7月にはイスラエル人観光客を乗せた客船が、ギリシャの港での抗議デモにより、入港を阻まれた
9月上旬にはベルギーのゲントで開催された音楽祭の主催者が
イスラエル人が指揮者を務めるドイツの交響楽団の参加を断った
主催者
「イスラエル人指揮者がガザ戦争についての意見を書面で提出してほしいという我々の要請を断ったから」
ベルギーの首相はイスラエル人指揮者との連帯を表明し、音楽祭の主催者を批判
9月下旬にはイタリアで行われた自転車競技にイスラエル人のチームが参加を拒まれた
主催者
「パレスチナ支援デモなどのために、参加者の安全を保証できないから」

ドイツ連邦刑事局によると
昨年第2四半期には、傷害、言葉の暴力などユダヤ人を狙った犯罪の件数は715件だった
今年第2四半期には899件と26%増加
899件の内、451件はネオナチなど極右勢力に属する者による犯罪で、322件はイスラム教徒など外国人による犯罪
ドイツには約20万人のユダヤ人が住んでいる
ドイツ・ユダヤ人中央評議会によると最近では多くのユダヤ人が、外出する時には外見からユダヤ人とわからないように注意している
同評議会は、ユダヤ人に対し、イスラム教徒の住民が多い地区では、キパを被らないよう勧告
タクシー運転手に自宅を知られないように自宅から離れた所で下車するユダヤ人もいる
大学に行くとイスラム教徒が多い国出身の学生にからまれるので、キャンパスに行かないユダヤ人学生もいる
反ユダヤ主義の高まりのために、欧州を去ることを考えているユダヤ人もいると

ドイツは自国の前の世代がおかした犯罪との対決、残虐行為への反省を世界で最も積極的に行ってきた国
計画的・悪質な殺人については、時効を廃止してユダヤ人虐殺に関わった者を今なお訴追している
学校での歴史教育では、若者たちにナチスの犯罪やユダヤ人差別について詳しく教えている
今でも多くの生徒たちが、歴史の授業の一環として国内の強制収容所跡を見学している

だがフレンスブルクとフュルトのケースを見ると、ガザ戦争をきっかけとしたイスラエル政府に対する憎悪が、これまでこの国のメインストリームだった良識を破壊しつつあると・・・

国連人道問題調整事務所(OCHA)
ガザでの死者数は6万5000人を超え、重軽傷者数は約16万7000人
約2万8000人の子どもが栄養失調
ネタニヤフ政権に率いられたイスラエル軍が、ガザで6万人を超える市民を死亡させていることは、糾弾されるべきだ
しかしイスラエル政府の行為のために、ドイツに住んでいるユダヤ人を差別、攻撃するのは的外れ
ドイツのユダヤ人組織
「ネタニヤフ政権の政策について、我々が非難されるのは不当だ」

ドイツ政府は反ユダヤ主義を批判し、ユダヤ人を狙った犯罪を厳しく取り締まる方針を明らかにしている
フリードリヒ・メルツ政権
ナチス・ドイツが約600万人のユダヤ人を虐殺したことへの反省から
「イスラエルの安全確保は、ドイツの国是」
という原則を持っている
しかし今年に入ってドイツの態度にも小さな変化が見えてきた

 2025/8/8メルツ首相
「イスラエル軍がガザで使用する可能性がある軍事物資の供与を停止する」
「ガザでの軍事行動を拡大することの目的や意味が、我々には理解できない」
ドイツ政府がイスラエルに対して、部分的な武器禁輸に踏み切ったのは初めて
だがドイツはパレスチナ国家の承認や、欧州連合(EU)による対イスラエル制裁への参加には消極的
ドイツの前の世代が絶滅収容所で多数のユダヤ人を殺した記憶は、今も多くのドイツ人たちの心に重くのしかかっている

ドイツ政府は
「ネタニヤフ政権に対する批判は許されるべきだが、ユダヤ人差別は許されない」一方では、イスラム教徒が多い国から
「ドイツはガザで殺されているパレスチナ市民の運命には無関心なのか」
という批判も強まっている

・・・ナチス時代と違うのは
当時はユダヤ人が、とくに悪さをしたとかは無かったと
今はユダヤ人が建国した現イスラエル政権が・・・

まともなユダヤの方は多い
本国にもアメリカにも
汝、人を殺すことなかれ
とゆうモーセの十戒の一つを破戒する
いわゆるシオニスト、正当でないユダヤ教徒etcが
今のイスラエル政権に・・・

頭ではワかっていても・・・
ヒトの感情はママナラナイ
でも、ソレをワキマえないと・・・
ポピュリズムの罠に・・・
人は易きに・・・って
トラさん支持者や参政党支持者とかも・・・

今日も~
ドクダミ

たまにネット上で
取っても取っても根絶できないetc
ハサミで切ればetcな情報が・・・
で、なぜ根絶がムズいか
根茎が土の中をハイズり回ってる
これを取りきらないと・・・という情報も
ただ、これをヤろうとすると
土を全面的に耕して根茎を取り去る
それを何回か繰り返す
色々な花とか植えたトコでヤるのは・・・

2025/10/20
修正

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