2025年10月19日日曜日

米財政赤字25年度は2%減の$1.775兆 純関税収入が過去最高・・・でも

米財務省が16日に発表した2025会計年度(24/10~25/9)の財政赤字は前年度から$410億縮小し$1兆7750億
トランプ大統領の関税に伴い、純関税収入が$1180億増加し、過去最高の$1950億
年度ベースで赤字が減少したのは、新型コロナ救済プログラムの巻き戻しで歳出が減少した22年以来

歳入総額は過去最高の$5兆2350億で、前年度比6%増
歳出も$7兆0100億と前年度から4%増、過去最高


ゴールドマン・サックス
米企業の負担分は22%にとどまる
国外の輸出業者は価格を引き下げて関税分の18%を吸収し、残り5%は回避される
価格転嫁には時間がかかるため
「現時点では米企業のコスト負担分がより大きいとみられる」

ゴールドマンのエルシー・ペン、デービッド・メリクル両エコノミスト
「最近発効した、また今後発効する関税が
今年初めに導入された関税と同様の影響を価格に及ぼす場合
最終的には米国の消費者が関税コストの55%を負担することになる」
米関税措置は今年これまでに
個人消費支出(PCE)コア価格指数を0.44ポイント押し上げており
12月までには同指数を3%に押し上げる見通し

トランプ大統領は、貿易赤字の縮小と米国内製造業の促進を目的に、関税措置や貿易制限を相次いで打ち出し、世界貿易の構図を一変させた
トランプ氏や政権当局者は、関税を負担するのは貿易相手国だと主張してきたが
実際には米輸入業者が税関・国境警備局(CBP)に関税を支払っている
企業がコストを転嫁すれば消費者は物価上昇に直面
一方、国外企業は市場シェアを維持するために価格を引き下げ、関税分を自ら吸収している

トランプ氏は8月
ゴールドマンが市場と消費者物価が受ける関税の影響を読み違えたと自身のSNSで主張
批判の矛先をデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)に向けていた
トランプ氏はなぜゴールドマンに不満を抱いているのか、具体的に触れなかった
同社のエコノミストらは当時のリポートで
トランプ関税が及ぼす消費者物価への影響について、顕在化は始まったばかりだと指摘していた

ゴールドマンの今回のリポートには
トランプ氏が中国に対して100%の追加関税を課し、すべての重要ソフトウエアに対中輸出規制を導入すると最近示唆した動きは含まれていない
「対中関税率に変更が生じるとは想定していないが、ここ数日の動向は大きなリスクを示唆している」

ただ、こういう方

・・・他国に対する関税は
自国民に対する増税
ってこと
まだまだ、関税増の影響はこれから
値上げをガマンしてるトヨタさんだって、いつまでガマンできるか?
インフレは来年以降に本格化?

だいたい関税増で自国の産業復活って
そもそも、その産業が競争に負け衰退したから無くなっていった
それを復活って
当然、その事業をヤろうと思う方がいなければならない
その仕事をヤろうと思う方がいなければならない
お金を出す資本家、経営者は儲かるためにはコストを落としたい
そうすると労働条件は・・・
お給金の低い仕事に従事するヒトは?
移民排除で・・・
労働者を確保したとしても給金が低いとアメリカの内需は↓
経済は回らなくなる

どうなることやら・・・

今日も~
ツマグロヒョウモンのサナギ・・・たぶん

画ではキラキラが見えない
オウレンシダに着いたノラのコ
羽化するか?

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