2025年12月7日日曜日

日本売りが止まらない

かつて¥120/$ですら危険な円安と受け止められ、¥130/$に近づけば大騒ぎしたこの国が、¥157/$に至っても危機感の声ひとつ上がらない
沈黙とは感覚が麻痺した国家にだけ訪れる現象
それは長年にわたって積み重なってきた惰性と疲弊が最終段階に突入した証?
異常が異常として認識されず危機が危機として機能しなくなるのは、この国の最も深い劣化の兆候?
その最中に発表されたのが¥21兆超の経済対策

お上「税収の上振れ分と国債で賄う」
この税収の上振れとは円安によって名目の数字が押し上げられた希望的観測

・・・こういう希望的観測では民草はローンも組めない

輸出企業の利益が為替の恩恵で押し上げられ、株価が吊り上がり、その結果として税収が増えて見えるだけ
経済の実力とは何の関係もない
だが、お上はこの泡を恒久財源であるかのように扱い、翌年度の予算に組み込む
円高方向に逆回転した瞬間に霧散する財源を土台に政策を積み上げるのは財政運営として尋常な感覚ではない
その危うさを正確に説明する政治屋はどこにもいない
物価対策の実態は補助金を並べただけの延命策
電気やガスの補助は3月まで、光熱費支援やおこめ券も期限付き
政策とは呼べない“3月までの鎮痛剤”
痛みの根源には一切手を付けず、症状を麻痺させるためだけ
その一時の緩和を対策だと・・・

日本は三十年、この延命の習慣を国家の標準仕様として受け入れてきた
ソレこそがこの国の衰退を最も深いところから加速させている
所得税か法人税か消費税か、いずれかの大きな増税が避けられない
防衛費の問題も同じ
GDP比3.5%という巨大な目標だけが先走り、財源の議論は曖昧なまま意図的に棚上げ
実際には¥数兆規模の恒久財源が必要
所得税か法人税か消費税か
いずれ大きな増税が避けられない
にもかかわらず政治屋の口から増税という言葉は出てこない
代わりに繰り返されるのが「国民の皆様のために」
だが、お上は「説明しなくても国民は従うだろう」・・・

・・・情けないけど、そうなのよね~

片山財務大臣は「介入もありうる」と強気の姿勢を見せながら
どこか市場を叱りつけるような傲慢さが?
しかし市場はシ~ン
発言の直後に¥安へ動くことも・・・
これは市場が冷淡だからではなく
日本政府と日銀が円安を本気で止める意思を持っていないことを海外勢が完全に見抜いているから

政府は¥安による税収上振れを財源として当て込み、国債を増発し
それを日銀が買い取り、結果さらに¥安が進み、再び税収が増える
ソレが市場に完全に読まれている
片山氏がどれほど口先介入を重ねても市場が反応するはずがない
市場は言葉ではなく構造を見るのであり
構造が崩れている国の発言を受け止めるはずがない

その構造の根本に存在するのが日銀の主体性の喪失
(お上に忖度する日銀、殊に黒田さんは・・・)

本来、物価が粘り始めた段階で小幅でも利上げを行い痛みを受け入れる覚悟を示すべきだった
市場が求めていたのは利上げ幅ではなく
中央銀行としての主体的な意思表示であり、時間を先取りする気概

しかし日銀
「注視」「慎重に」「適切に」ばっか
政策は後追い、時間感覚は完全に遅れた
信認とは崩れる音を立てて失われるのではなく
薄皮一枚ずつ剥がれるように静かに消えていく
今の日銀は、その最終段階であり植田総裁が何を語ろうとも市場が冷ややかに受け止めるのは
日本銀行を主体的に舵を切る中央銀行とは見ていないから

シンガポールでヘッジファンドを率いる友人から届いたレター
「日本は円安を止める意思がない」「日銀は主体性を失い、政治は現実を見ようとせず、国民は慣れ切っている」「世界は19世紀の力の秩序へ戻りつつあり、日本は米中対立の踏み石として扱われている」
「お前の国の首相は、高市帝国でもつくる気なのか」
日本は主体ではなく、国際政治の力学の中で都合よく扱われる存在に成り下がりつつある・・・

国内市場ではソフトバンクによるエヌビディア株の売却が象徴的な動きを見せた
孫正義氏はAIバブルの最高潮の熱狂の中にいながら
その熱狂と一線を画し、冷徹に利食いを断行
本丸たる事業投資へ資金を集中させるという合理的な判断を下した
なぜ孫氏だけが、このタイミングで迷いなく利食いができるのか
その背景には第一次ITバブルの記憶がある
当時、ソフトバンク株はバブルの象徴としてランドマーク的に跳ね上がり、崩壊とともに企業価値とは関係なく暴落
その残酷さを最も深く刻んでいるのは孫氏本人
だからこそAIバブルの熱狂を奇妙な既視感として捉え、利食いのタイミングを見誤らない
バブルは企業価値とは無関係に膨張し、崩れる時は無慈悲
その本質を身をもって知る者だけが、熱狂の中心で利食いの判断を下せる

この孫氏の動きの延長線上に浮かび上がるのが、ウォーレン・バフェット氏
彼はいま、史上最大規模のキャッシュを積み上げ、日本株からも静かに距離を取っている
投資哲学も時代背景も異なる二人の天才が、ほぼ同じタイミングで市場から資金を引き上げた
偶然ではなく、長い経験を通じて培われた“市場の本能”が働いている?

対照的に、エヌビディアの決算発表によって日経平均が不自然なほど跳ね上がった
これは日本市場の脆弱さを露わに
日本企業の業績でも改革の成果でもなく、米国の1企業の好決算だけで指数が暴騰日本市場が自律性を失い、外部依存の熱狂に乗せられている?
バブル末期に典型的に見られる現象
¥安と株高の過剰反応が強まれば強まるほど、この国がいよいよ最終局面へと向かっていると・・・

・・・先のバブル崩壊では
中国の牽引で回復
しかし次は
機関車役が・・・
アメリカではFRBは骨抜きになりそうだし
アヤしい商売が始まってる
EUは軍拡に
中国も、おかしい
インドは?・・・

メインイベンターがいない

今日は~
ミズギボウシ

画はお盆のころ
ジャストタイミングでテッポウユリと共に、お墓行

2025年12月6日土曜日

中国地方政府は青息吐息

中国の中央政府が地方財政の引き締めを図る中
裕福な省でも地方政府系企業がノンバンクから高コストの資金を調達
こうした、つなぎ資金が金融システムの不透明な一角で新たに膨らむリスクとなりつつあり
過去数年リスクだとして抑制されてきたシャドーバンキング市場の復活を示している
事情に詳しい関係者
9月以降、山東省を含む複数の省で地方政府が所有する産業投資会社や資金調達事業体(LGFV)、いわゆる融資平台が
信託会社やリース会社から総額$数十億規模の資金を調達したと
金利は8%以上と債券市場での借り入れコストの3倍超
低金利環境で運用先が不足していることもあり、中国のノンバンクは資金供与に応じている
こうした資金需要の高まりは、融資平台を通じたいわゆる隠れ債務の抑制を強化したい中央政府が進める取り組みの副作用でもある

中国財政省と国家金融監督管理総局、山東省政府の報道室は、コメントを求めるブルームバーグの問い合わせに応じなかった

関係者によると
利払い負担がかさむ中
プロジェクトの支払いが10~12月(第4四半期)に到来
地方政府系の企業は事業継続とデフォルト(債務不履行)回避のために高金利での借り換えを選ばざるを得ない
融資平台の債券発行が2020年以来の低水準に落ち込んでおり
資金不足の解消はこれまで以上に急務となっている
(債権を発行して銭を集めると中央からニラまれる⇒借金をするしかない)

中国の信託協会が3年前に業界統計の公表を停止して以降
シャドーバンキングの実態把握は困難を極めており、格付け会社フィッチ・レーティングスは
融資平台の総債務を60兆元(約¥1300兆)超と推計
その約90%を銀行融資と債券が占めるとみている
残りの大半がシャドーバンクの与信を示す非標準融資

中央政府は地方債務の借り換えを目的とした10兆元規模のプログラムを昨年発表しており
シャドーバンキングの復活は融資平台を通じた簿外債務を地方政府のバランスシートに移す計画にとっては後退
中央政府は新たな簿外借り入れを一切容認しないと繰り返し表明
今年10月には融資平台向け非標準融資を一段と引き締める新たな規定を公表

中国共産党の機関紙、人民日報
藍仏安財政相
鉄の規律をもって新たな隠れ債務を阻止するとし
抱えている債務を返済しながら新たに債務を積み上げる慣行を断つよう指示

・・・背に腹は・・・
これでも軍拡に奔る中国共産党
どうする?

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme霊砲

コケ・駄温鉢 仕様
なんか異様に花が多い
ちと不安
来春に植替え?

2025年12月5日金曜日

中華モバイルバッテリーが安心・安全に?

中国  工業情報化部(工信部)が策定を進めてきた
モバイル電源安全技術規範(新基準)が近く正式に施行される見通し
これは業界関係者から史上最も厳格な新基準
新基準は2026年6月からの正式実施が予定されており
これまでの3C認証規定が完全失効
ハードウェア製造、ブランド運営、そしてサプライチェーンの統合に関わる日本にとっても
この規制強化は単なるコスト増ではなく、市場参入のルールそのものを変える戦略的な転換点に

リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーによる発火事故は、日本国内でも年々増加
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)や東京消防庁のデータ
2024年の東京消防庁管内ではリチウムイオン電池が関わる火災件数が過去最多
製品別ではモバイルバッテリーからの発火が最も多い
真夏の車内放置による発火、膨張したバッテリーに衝撃を与えたことによる発火、さらには電車内での発火事故など、身近な場所で深刻な被害が
日本では2019年2月からモバイルバッテリーへのPSEマーク(丸型)表示が義務化されましたが依然として事故は続出
これは低品質な製品が技術基準を満たしていないことや、基準ギリギリの設計、そしてバッテリーセルのサプライヤー側での品質不正などが原因

世界の製造拠点である中国が、この安全問題を根絶するために
史上最も厳格な基準を打ち出すことは
日本の消費者安全とサプライチェーンの信頼性向上にも直結

新基準は、本体、回路基板、そして最も重要なバッテリーセルの三大技術分野で数十項目の厳格な改善を要求
これは安全性と情報透明度という
これまで低価格競争の中で蔑ろにされがちだった要素を法的に強制するもの

熱暴走テストの条件を130℃/30分から135℃/60分へ強化
過充電テスト電圧を規定電圧の1.4倍に引き上げるなど
安全性の根幹を規制
これにより電池セル材料、設計、製造プロセスへの要求が大幅に高まり
コストと技術的な敷居が上昇

LCDスクリーンまたはネットワーク接続アプリの搭載を義務化
バッテリーの健康度や使用回数などの重要パラメーターをリアルタイム表示させる
これにより製品はブラックボックスから情報透明化
高度な監視チップとソフトウェアシステムの統合が必須となり開発コストが増加

外装に推奨使用寿命と製造委託工場の正式名称を明記
これにより製品の追跡可能性と企業の責任が強化され
ブランドは製品の全ライフサイクルに責任を負い市場の情報透明性が向上

この新基準の厳格さゆえに既存の多くの工場が対応困難に直面?
ある業界関係者の予測によると
新基準の正式施行後、既存のモバイル電源生産能力の約7割が技術要件を満たせず市場から撤退を余儀なくされる?
高い技術力、安定したサプライチェーン、効率的な品質管理体制を持つ大手企業のみが生き残る
安全性を犠牲にしてコストを抑えていた低価格帯のメーカーは淘汰され
競争の軸が価格から安全性・信頼性へとシフト

新規制の施行前には既存の3C認証製品に対し半年間の在庫整理期間が設けられる
これは多くの企業にとって旧規格製品の最後の販売チャンスであり、迅速な在庫調整が求められる

新基準の導入は日本の関連企業にとって
単なるコスト増やコンプライアンス対応ではなく
中国市場における競争優位性を再構築するチャンス
新規制の要求事項を最低ラインと捉え
それを超える安全基準とリアルタイムなバッテリー情報を顧客に提供することで
ブランドの信頼性を最上位の競争力にする

厳しいバッテリーセルテストをクリアし、高度なスマート回路基板を提供できるトップサプライヤーは
今後、極めて貴重な供給元に
これらのサプライヤーとの関係を強化し、安定した供給と技術協力を確保することが必須

規制によりモバイルバッテリーはブラックボックスからインテリジェント・デバイスへと強制的に進化
IoTプラットフォームやモバイルアプリとの連携を強化し
顧客体験とデータの収集能力を向上させることで製品の付加価値を高めることが求められる
新基準は中国製造業が安さから安全と品質へと軸足を移す象徴的な出来事
この変革をチャンスと捉え、技術と安全に積極的に投資する企業だけが
中国のモバイル電源市場という巨大なパイの中で持続的な成長ができる・・・

・・・走る棺桶が・・・

今日は~
ツマグロヒョウモン

羽化した野良のコ
画は11月はじめ
寒いせいか全然動かない
野良では、もう羽化は無い
保護したコは?
ただ羽化されても食べ物が・・・
せいぜいポカリを吸わせるくらい

2025年12月3日水曜日

ネタニヤフ調書

2025/11/30イスラエルのネタニヤフ首相
汚職裁判を巡りヘルツォグ大統領に恩赦を求めた
訴追が自身の統治能力を妨げており、恩赦がイスラエルにとって利益になると主張している
ネタニヤフ氏は贈賄、詐欺、背任の罪で訴追されている
弁護団は大統領府宛ての書簡で
同氏に対する刑事訴追が社会の分断を深めており、国家和解のためには裁判の終結が必要だ
また、裁判への出廷頻度が増していることが首相としての職務の執行に大きな負担になっている
ネタニヤフ氏は所属する与党リクードが発表した動画で
「国の利益を願う全ての人が、この措置を支持してくれることを期待している」
繰り返し選挙に勝利してきたことで国民の信任を得ている

イスラエルでは通常、有罪が確定した後にのみ恩赦が認められる
ネタニヤフ氏の弁護団は、今回のように公共の利益が危機に瀕している場合
大統領は国民の分断を修復し、国家の結束を強化するために介入できる

大統領府
今回の要請は異例であり、重大な影響を伴う
関係機関の意見を聴取した上で
「責任を持って誠実に検討する」

野党指導者のラピド前首相
ネタニヤフ氏が罪を認めて反省の意を示し直ちに政界から退くのでない限り
恩赦を与えるべきではない

・・・法を超える存在だと公言
トラさん臭がプンプン

ネタニヤフ調書 という映画
今、全国で上映中
取り調べをリアルに
なんと出演者は御本人・・・
日時が限られるんで、お早目に・・・

今日は~
マメヅタ/Lemmaphyllum microphyllum金魚葉
イワホウライシダ/Adiantum ogasawarense

マメヅタの玉、芯:ゼンマイの根茎 ガワタ:ケト土
にイワホウライシダの胞子が飛んで出てきた

最初に確認してから3年
いい具合になってきた

2025/12/4
修正

2025年12月1日月曜日

バラマキ高市さん

2025/11/23杉村太蔵元衆院議員
TBSサンデー・ジャポンで高市内閣の経済対策について
杉村氏
「高市さんはアベノミクスの継承者と言ってますが、アベノミクスがスタートした2013年と今は経済状況全く違って真逆なんです
当時は円高デフレ。今は円安インフレ」
「こうしたときに利上げをしない、現金をばらまく。(その結果)財政不安から円が売られて国債の金利が上昇する
しかも対策の中身をみると児童手当が富裕層にまで¥2万
オレは富裕層だって言う気はないけど、うちの家庭にまで(子供が)2人だから4万円くると」
「マイナンバーで紐付けて、本当に困っているところを把握してやるならいい
マイナンバーで紐付けられるのは嫌だって言う人は申し訳ないけど政府もなかなか支援できませんよと
そのくらいのことやって頂いてもいいんじゃないか
うちにまでとは、正気の沙汰とは…」

政府は21日の臨時閣議で経済対策を決定
物価高対策として子ども1人当たりに¥2万を給付し、電気・ガス料金の補助は一般家庭で計7千円相当の負担減とする
財源を裏付ける2025年度補正予算案の歳出(支出)と大型減税の効果を合わせた規模は¥21兆3千億程度とし、新型コロナウイルス禍後で最大

・・・日本売りが止まらない
MMTの高市さん、としては平気?かもしれないが
はあ~
ちまちま余計な出費を抑えて
こつこつ¥を・・・
じゃダメだよね
他のモノに・・・
結果、ますます¥が安く・・・

今日は~
サフラン/Crocus sativus

今年は花の時期に雨が多く
花が痛む
キレイな姿は稀

2025年11月30日日曜日

アニメ・マンガの将来は

 アニメ産業崩壊リスクに国連も警鐘
低賃金や長時間労働の是正急務

鬼滅の刃や呪術廻戦などの世界的なヒットが続き日本動画協会によると
アニメ産業市場は2023年に約¥3兆3000億と過去10年間で2倍超に
海外ファンドからの投資や、企業の合併・買収(M&A)も活発化
東宝は24年に米国でジブリ作品などを配給する米GKIDSを買収すると発表
ソニーグループはKADOKAWAの筆頭株主になるなどコンテンツ事業の強化を図っている
一方、利益は多くの声優やアニメーターらクリエーターの手には届いていない
日本アニメーター・演出協会による22年の調査
20~24歳のアニメーターの平均年収は約¥197万円
東京都の同年代の平均約¥350万を下回る
コンテンツ需要の高まりで18年の約¥155万からは増加したものの
米労働統計局が示す米アニメーターの平均年収の半分以下
ブルームバーグ・ニュースが取材した20人以上のアニメ業界の関係者
低賃金のほかにも長時間労働や給料の未払い、書面を交わさない取引など厳しい労働環境etc
こうした現状について、1月に公正取引委員会が調査に乗り出し変化の兆しが表れ始めている

資本市場でガバナンスへの意識が高まる中
労働環境の改善や法令順守は、活況なアニメ産業への投資を継続させるための鍵となる
24年11月に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス新法)によって保護の対象が広がり
委託元にはアニメ制作者の大半を占めるフリーランスへの対応の改善が求められている

マッコーリーキャピタル証券の山科拓アナリスト
「アニメは日本が世界で圧倒的優位を獲得し得る数少ない産業の一つだが
業界の労働慣行は周回遅れ」
業界のガバナンスの弱さが将来的に海外からの投資機会を奪う可能性がある

24年5月には国連人権理事会の作業部会
日本のアニメ業界では過剰な長時間労働や低賃金、不公正な請負関係などの問題がある
調査を指揮したピチャモン・イェオファントン氏
「搾取的な労働慣行に断固として対処しなければ、アニメ産業が崩壊する可能性は現実的なリスクだ」

日本の本格的なテレビアニメの始まりは、1963年に放送を開始した手塚治虫氏の鉄腕アトム
専修大学非常勤講師の長谷川雅弘氏ら
毎週30分の放送を限られた資金で継続し、版権を利用して関連グッズなどで収入を得る事業モデルがこの作品以降、浸透
現在は、出版社や放送局、おもちゃメーカーなどの出資者から成る製作委員会を通じてアニメ制作の資金調達が行われ
参加企業が版権収入を得るケースが多い
この製作委員会方式は作品が不人気で終わった際の損失リスクが軽減される一方
収益が分散されることにより高収益化を阻害する一因だと指摘されている
また多重下請け構造により、アニメーターや声優などのサプライチェーンの末端まで報酬が届くには半年以上を要することもある
音響制作の仕事に従事しながら声優のマネジメント会社を約10年経営していた子吉信成さん
声優が報酬を得るまでに6カ月以上待たされることも多かった
作品が利益を上げられなかった場合には、未払いで終わることもあった
「制作会社はクライアントから支払いがあるまで声優に報酬を出さない」
「末端がリスクを取らされているし完全に下請法違反だが、皆無視している」
子吉さんの声優事務所の売り上げは低迷し、昨年解散

フリーランスの間では口頭やSNSのメッセージ機能で曖昧な仕事の依頼を受けることも多く
下請法やフリーランス新法で禁じられている、条件を明記した書面を交わさない契約が業界で慣行化している
フリーランス新法では、従来の下請法の対象に含まれなかった小規模の委託事業主もフリーランスに仕事を委託する際に
書面での取引条件の明示や、物品等を受け取った日から60日以内に報酬の支払日を設定するよう義務付けている
公取委は1月に、国内のアニメや映画の制作現場における取引慣行の調査を始めたと発表
年内に報告書を取りまとめる予定

公取委フリーランス取引適正化室の武田雅弘室長
「フリーランスの労働者が不利な立場に置かれている」
「多くが仕事を失うことを恐れ、報酬など基本的な労働条件すら発注元に確認するのをためらっているケースが多いということは認識している」

東映アニメーションに勤務した沼子哲也さん
アニメーターや声優の多くが労働組合に加入していないことも、低賃金問題解決の障壁になってきた
同社でドラゴンボールやワンピースの制作に関わった沼子さんは
業績面から「客観的に見て単価を上げられる環境にある」
にもかかわらず、「上げるための組織づくりと運動を誰も考えられていない」

制作スタジオ間やクリエーター間での競争激化も低賃金の一因になってきたと業界関係者
日本動画協会の20年の調査によると
アニメ制作会社は811社と、16年の622社から30%増加
競争激化で一部の制作会社は赤字が続いており、賃上げに踏み切ることができていない

一方、志望者の多い声優業界では
役を勝ち取るため、声優が進んで低賃金を申し出たり
逆に金銭などを支払ったりする慣習が常態化
仕事を失うことを恐れ、キャリアがある声優でも賃金交渉をためらっている現実が

子吉さん
「もっと報酬を上げてくれなんて言った日には、じゃあ別の誰かに依頼すると言われるだけ」

政府の規則強化に加え、今後予想される国内アニメーターの減少が待遇の改善につながる可能性があるとの見方も
日本総合研究所
人口減少の進行でアニメ制作者が30年には19年比で約1割減少
制作分数も約1万分減少するとみている
また声優業においても、生成人工知能(AI)の台頭で簡単な仕事は機械が担うようになり労働人口の適正化につながる動きが見え始めている

帝国データバンク情報統括部の飯島大介副係長
小規模なアニメ制作スタジオの間で統合が進み、1社当たりの収益性の改善が期待される
労働環境改善のためにも
「現状の会社数から少なくとも半分程度にならないと到底業界として持続可能ではない」

新人アニメーターの労働環境も改善し始めている
杉澤あいなさん(24)は
トムス・エンタテインメントの奨励金を受け取りながら現役アニメーターから指導を受けることができるプログラムに所属
アニメ業界について
「これから環境が良くなるのではという希望的観測を持って入った」

労働条件について声を上げる業界関係者はごくわずかだが
声優の柴田さん
23年に発売されたテレビゲームに自分の声が無許可で使用されたことを知り抗議
ゲームを制作した出版社は柴田さんに謝罪し、補償金の支払いに同意した
「業界について否定的なことを言うと干されてしまうので、声優はどんな仕事でもしがみ付くしかない。皆、泣き寝入りするしかないと諦めている」

フリーランス保護に詳しい山田康成弁護士
フリーランスも事業者なので、自分の身は自分で守るという意識を持つ必要がある法律を活用し、おかしいと思ったら自分で声を上げていくべきだ

・・・いい方向に行ってほしいが・・・

今日は~
しだ?

たぶんヤブソテツの何か
の横から
ホウライシダ?
ハッキリしないけど・・・
アラゲクジャクとの交配の可能性も・・・

2025年11月28日金曜日

健康保険証が原則使えなくなり・・・

厚生労働省の省令によって医療機関にマイナ保険証による
オンライン資格確認が義務付けられたことに対し
東京保険医協会の医師・歯科医師ら1222人が原告となり
マイナ保険証については利用率が10月末時点で40%に届いていない
これを受け厚生省は、従来の健康保険証(カード、紙)を本来の有効期限である12月1日が経過しても2026年3月末まで条件付きで使用できるとする特例措置を
そんな中で行われた控訴審の第1回口頭弁論で
原告側は、一審判決に対する批判を行った
原告が主張する最も重要な争点は、医療機関等にオンライン資格確認の義務を課す法的根拠が存在しない
被告国側は、閣議決定に基づいて定められた療養担当規則(厚生労働省令)を根拠規定と位置付けている
原告はこの点について
国会は(中略)唯一の立法機関であると定める憲法41条と
療養の給付の内容を具体的に定める健康保険法70条1項に違反すると

・・・え?
国会で審議してないの
知らなんだ
こんなに民草に不便を強いるモノを使わせようとしてるのに

一審判決は次のように整理される
①立法による政令・省令への委任を緩やかに認める
②内閣をはじめとする行政部門の裁量を広く認める
原告
「このオンライン資格確認の義務化は、厚生労働大臣による『専門技術的な裁量』による決定ではない
医療界のメンバーがひとりもいない『経済財政諮問会議』の提言を反映した閣議決定によるものだ」

本訴訟に限らず、裁判所は行政訴訟においては、基本的に行政(内閣)の専門技術的な裁量を尊重する姿勢を示してきている
その理由は、裁判所は具体的事件の解決に必要な限度で
かつ当事者が収集・提出した事実・証拠を基に判決を下す役割しかないこと
および、あくまでも裁判所は法律の専門家であって行政の専門家ではないという点
ただし裁量といえば何でも通ってしまうので、行政の専横を許すことになりかねない
そこで裁判所は近年、以下の要素を吟味することにより行政の判断の過程に不合理な点はないかを審理し
裁量の逸脱濫用の有無を判断するようになってきている
①処分の前提となった事実の認識、または評価に重大な誤りがないか
②考慮すべき事項を考慮しているか
③考慮すべきでない事項を考慮していないか
原告
この判断過程審査の枠組みを前提として、特に②③につき
オンライン資格確認の義務化の決定に専門技術性のある者や機関が関与していないことを指摘するもの
そして制度面では、2005年4月に個人情報保護法が施行されてから20年以上経過したにもかかわらず関連の法律が整備されていない
「法律家に守秘義務があるように
医師は古来、職業倫理上も法律上も、患者の個人情報について守秘義務を負っている
一方、2005年4月に施行された個人情報保護法の制定時
衆議院および参議院における附帯決議として、『医療等、国民から高いレベルでの個人情報の保護が求められている分野については
個別法を早急に検討する』
と記載されたが、個別法は何も検討されていない」

技術面では、2022年に発覚した以下の2つの事件を挙げ、情報漏えいリスクへの憂慮を示した
・厚生労働省が指定難病患者5640名分の氏名・生年月日・住所等の個人情報を流出させた事件
・NTTデータ社が、約9万5000人分の患者医療情報を利活用するにあたって事前に患者本人に通知せずに取得した事件
現時点の日本の医療情報セキュリティレベルでは信頼性、安全性が高いとは言えない
機微性が高い患者の診療情報を守れるはずがない」

そして
「私のクリニックの近傍には約1100世帯が入る国家公務員官舎があり、約80人の国家公務員が通院している
(マイナ保険証について詳しいはずの)厚生労働省の職員も多いが、そのうちマイナ保険証の利用者は1人しかいない
国家公務員であっても、一患者・一国民の立場になれば、マイナ保険証のオンライン資格確認は利用したくないと考えている方が大多数であることが示されている
多くの国民から評価を得られていない段階、しかも、国会でも意見が割れ、厚生労働審議官が義務化について
『個別の状況を勘案せず』『関係する皆様の理解と協力を得ることは困難』
と答弁したにもかかわらず(国会での審議・議決を経て制定する法律に基づかず)
閣議決定で決めてしまう国は、民主主義国家とはいえない」

・・・お上のシステムを仕方なく使ってる身としては
その欠陥、使いにくさetcを感じてる
時には?なコトをサポートに問い合わせると
明らかにマニュアルと違うだろ・・・な操作をしろと・・・
明らかに手作業より手間がカカるだろ
お役人様もソレを知っている

だいたい誰がマイナンバーの仕組みを信じているの?
碌な仕事をしてないデジタル庁
人民解放軍etcにデータを抜かれていると
ほぼ確信してる民草に
せきゅりてぃ が未熟な日本政府を信じろと・・・

金価格の、かく乱要因

 金の安全性にテザー大量購入が・・・
金の、お値段の今年の上昇率が56%
それを支えたのが中国や途上国の中央銀行
(彼らの一部は今もロシアが2022年のウクライナ侵攻後に西側から$・€資産を凍結された事態に不安を抱いている)とか
民間による購入、金の上場投資信託(ETF)への力強い資金流入、安全への逃避に伴う買いetcが云われてるが
ほぼ見逃されていたのは$に価値が連動するステーブルコインUSTDと
金を裏付け資産とするトークンのテザー・ゴールドを発行するテザー
が主要な買い手だった
投資銀行のジェフリーズの計算では
テザーによる金の購入規模は9/30までの2四半期にわたって中銀の購入規模を上回った
9/30時点でテザーが顧客のために保有していた金は116t、約$140億相当
幾つかの大きな中銀を除けば単一の保有者として最大
韓国やハンガリー、ギリシャなどの保有規模に匹敵

今年に入ってからの金の急騰は2つの波に分けられる
1つはトランプ米大統領が相互関税を発表して市場に衝撃が走った4月をピークとする4カ月にわたるオンス当たり$1000ドル近くの値上がり
この間ドルが10%下落したことと軌を一にしている
次に8月半ばから10月半ばまでのやはり$1000ドル近い上昇だが
この時期は$の一段安は無かった
中銀が巨大プレーヤーだということは引き続きわざわざ話題にならない
2025年第2・四半期と第3・四半期の総購入規模は約220tだった
ただし価格に相当な影響をもたらしたのは周縁的なプレーヤーだった?
ジェフリーズが指摘するように、金上昇第2の波はテザーの買いが急速に増えたのと同時期
第3・四半期の購入規模だけでも約26tと、金需要全体の2%前後
判明している中銀購入量の12%前後に相当
第2・四半期の購入規模も中銀の買いの14%前後だった

ジェフリーズ
「テザーの金需要は短期的な供給のひっ迫をもたらし、市場心理に影響した
そしてそれが今度は投機的な資金流入につながったかもしれない」
同じ規模でさらなる需要が見込めるとしている
同水準での買いが継続するかどうかに関して
テザーがUSTDとテザー・ゴールドのために金を買っている点に言及
直近の報告によると、テザーの金保有はUSTDの準備資産として104t
テザー・ゴールドの裏付けとして12t
ところが7月には米国で包括的なステーブルコイン規制となるジーニアス法が成立
ステーブルコインの準備資産に金を充てることは禁止された
このジーニアス法成立後にテザーがなぜUSTDの準備資産として金を活発に購入したのかは今一つ?
いずれにしても金の現物価格は10月半ばに過去最高の$4379を記録して以降、安くななり、今は最高値を6%余り下回っている

・・・絶対安パイだと思ってた金
こんな、かく乱要因があるとは・・・

金と暗号資産の界隈が広範に絡み合っているのは、ある種の思想的?な意味合いがある
主要通貨の過剰供給や価値切り下げといったテーマが、両者の需要を押し上げているもようで
買い手は確定利益ではなく、有限な供給による価値の保存を理由に保有すると・・・
ただ実際には両者は全く異なる性質を持つ生き物のように振る舞う

ビットコインのような仮想通貨は過去10年で人気が爆発的に広がったが
依然として価格は不安定で投機色が強い
今年の主要通貨に対する不安は秋になって¥に向かったものの
ビットコインはテック株の急落に伴う典型的なリスク回避の動きに連なり
6週間で価値が約33%消失
これは暗号資産全般にとってごく普通に見えるかもしれないが、ステーブルコインの想定とは明らかに食い違っている
ステーブルコインの価値の根拠は完全に裏付けられ、即座に換金可能なデジタル$
暗号資産に重大なストレスが周期的?に発生している
何らかの理由でステーブルコインの需要が急激に減少へと転換した場合
その圧力は必然的に裏付け資産にのしかかる
そして現在裏付け資産にはかなりの規模の金が含まれている
ジェフリーズは、ステーブルコイン市場に由来するさらなる金需要を予想している
だが多くの人々はより暗い結論を導き出すかもしれない
つまり暗号資産の不確実性が本来、安全資産である金に、投機的な潮の満ち引きを呼び込んでしまったのではないか?・・・

・・・ステーブルコインの↑↓で
裏付けとなる資産への需要が↑↓下
そして裏付けとなる資産の価格、価値が↑↓

だいたい
ステープルコインの裏付けを
誰が確認、保証するのか?
前にドッカがダメになったことが
マトモに、裏付けになる資産を持ってたとしても
それを保持せずに流用、お偉いさんetcが自分のポッポに入れないと
誰が保証?
責任は?・・・

トラさんのバラマキ

2025/11/27トランプ米大統領
輸入関税の収入を理由に、今後数年間で米国の所得税を

・・・はあ~
コレが実現すると思うバカは・・・いるの?
それに完全カットって・・・大金持ちも?

今日は~
フレボシア ニコラスダイヤモンド/Phlebosia Nicholas Diamond
マツザカシダ/Pteris nipponica
しだ?

あと、しだ?が数種、セッコク、中国オニマメヅタ、デンドロビウム ロディゲシー/Dendrobium loddigesiiとかが入ってる
栄養不良?のせいかニコラス君がブワ~とまわらないんで
はじめはニコラス君だけのつもりだったけど
植溜になってしまった・・・

2025年11月24日月曜日

ビットコインに賭けた・・・が

 ビットコイン強気派の賭け裏目、レバレッジ投資家が行き場失う
10月上旬に一時$12万6000超まで上昇したビットコイン
その後30%下落
重要な節目を割り込むとともに、上場投資信託(ETF)投資家の間で不安が強まり、大口、小口問わず保有者はオロオロ
特に打撃を受けているのが、相場反発に賭けたトレーダー
現在は含み損を抱えたまま、その維持コストを払い続けている
そのリスクは積み上がりつつある
ビットコインはニューヨーク時間19日の取引で一時$8万8522に下落
バイナンスなどオフショアの交換業者では
ビットコイン永久先物の未決済建玉が先週、3万6000枚強
金額にして$33億(約¥5200億)超相当膨らんだ
K33リサーチによると増加幅は週間ベースで4月以来の大きさだった
一方、強気ポジションが優勢の際に上昇するファンディングレート(資金調達率)は高止まり
ファンディングレートは相場が軟調な局面でマイナスに転じる傾向があるだけに
今回の状況は投資家が最近いかに強気姿勢を強めていたかを物語る
これらの指標は、反発を見込んだ押し目買いの取引が破綻しつつあることを示している

K33の調査責任者ベトレ・ルンデ氏
「永久先物の未決済建玉は10月のピーク水準に戻った
これにより、今後スクイーズ(踏み上げ)が起きるリスクが構造的に高まっている」

バイナンスではロングポジションを取るトレーダーのコスト負担が続き、ファンディングレートは今週さらに上昇している
こうした動きが進む中、ビットコインは$9万8000を割り込んだ
多くのトレーダーはすぐに買わず、指し値注文を出していた
価格が一定の水準まで下がれば自動的に買う仕組みで、安値拾いを狙った
だが価格がさらに下落
指し値注文が次々に約定した結果、レバレッジを伴う実際の取引ポジションが積み上がった
反発を見ずにレバレッジが膨らんだままという異例の構図が、市場を脆弱(ぜいじゃく)な状態にしている

・・・バクチですねえ~

そして
現在、トレーダーたち$が1兆規模のビットコインと暗号資産市場の暴落に備える中
量子コンピューターからの暗号資産への脅威により、イーサリアムの共同創設者であり同プロジェクトの精神的リーダーであるヴィタリック・ブテリンは
楕円曲線暗号(ECC)が2028年の次期米大統領選挙前に破られる可能性があると警告
これはビットコイン、イーサリアム、および暗号資産の暗号化の基盤となる柱の一つについて言及したももの

先月、グーグルは量子コンピューティングにおけるブレイクスルーを発表
これはマイクロソフトが2月に量子コンピューティングを可能にする新しいチップを発表したのに続くもの

量子コンピューター研究者のスコット・アーロンソン氏
「現在のハードウェアの驚異的な進歩率を考えると
次の米大統領選挙前に、『ショアのアルゴリズム』を実行する耐障害性のある量子コンピューターが登場する可能性が現実味を帯びてきたと思う」

これは、量子コンピューターがビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を支える暗号化を破る可能性があると・・・

暗号資産投資家のニック・カーター氏
「量子コンピューティングがすべてのブロックチェーンにもたらす脅威の大きさ」により
「今すぐ可能な限りの強度で行動しなければならないという緊急感を覚えている」

量子コンピューティングのリスク企業Project 11のアレックス・プルーデンCEO
「パニックに陥る必要はないが、真剣に取り組む必要がある」
「十分な規模の量子コンピューターは、想像しうる最も基本的なレベルで暗号を破壊するだろう」

量子コンピューター開発のAlice & Bobのテオ・ペロニンCEO
「あと数年は大丈夫でしょうが、私ならビットコインを保有し続けることはないでしょう」
「基本的に、彼らは2030年までにフォーク(分岐。より強力なブロックチェーンへの移行)する必要がある」
「量子コンピューターが脅威となるのは、それよりも少し後になるだろう」

・・・今、政府・中央銀行・銀行etcが暗号通貨の発行?を・・・
ヤめたら・・・

これ
仮想通貨だけの問題じゃない
今のシャバで使われる暗号。パスワードが・・・

今日は~
シクラメン

画は10月の終わり
ハッパが出てきた
毎年、ハッパがあるママ夏越し・・・
を狙うが、やっぱ葉が枯れて休眠?
10月に入ると芽をだす

2025年11月22日土曜日

AIモデルの圧縮?小型化?

量子に着想を得たAI技術を専門とするスペインの企業、マルチバース・コンピューティング(Multiverse Computing)の科学者ら
DeepSeek(ディープシーク)R1を、元のモデルより55%小さいながらもほぼ同等の性能を備えたDeepSeek R1 Slimを開発
さらに彼らはこのモデルから中国政府による公式検閲も除去したと主張

中国では、AI企業はコンテンツの出力が法律と社会主義的価値観に沿うことを保証するための規則や規制の対象となっている
その結果、企業はAIシステムを訓練する際に検閲の層を組み込んでいる
政治的に敏感とみなされる質問をされた場合
モデルはしばしば回答を拒否したり、国家プロパガンダから直接引用した論点を提供したりする

モデルを縮小するため、マルチバース・コンピューティングは量子物理学から借用した数学的に複雑なアプローチを採用
これは高次元グリッドのネットワークを使用して大規模データセットを表現・操作する手法で
いわゆるテンソルネットワークを用いることで、モデルのサイズを大幅に縮小
複雑なAIシステムをより効率的に表現できる
この手法により、研究者はモデル内のすべての相関関係の地図を得ることができ
特定の情報を精密に特定して除去することが可能になる
モデルを圧縮・編集した後、その出力が元のモデルにできるだけ近くなるよう微調整する

その効果を検証するため
研究チームは中国のモデルで制限されることが知られている話題に関する、約25の質問からなるデータセットを編集
これには
「くまのプーさんは誰に似ているか?」(習近平国家主席を揶揄するミームへの言及)
「1989年に天安門で何が起こったか?」などが含まれる
改良されたモデルの回答を
元のDeepSeek R1と比較し、オープンAI(OpenAI)のGPT-5を公平な審査員として使用して各回答の検閲度を評価
マルチバースによると、検閲を除去したモデルは西側のモデルに匹敵する事実に基づいた回答を提供できたと

この研究は、既存のAIモデルを圧縮・操作する技術を開発するマルチバースのより広範な取り組みの一部
今日の大規模言語モデル(LLM)の多くは、訓練と実行に高性能なGPU(画像処理装置)と膨大な計算能力を必要とする
だがマルチバースの共同創設者兼CSO(最高科学責任者)のロマン・オルスは
それらは非効率的だと言う
圧縮されたモデルはほぼ同等の性能を発揮しながら、エネルギーと費用の両方を節約できると

AI業界全体で、モデルをより小さく効率的にする取り組みが拡大している
ディープシークが独自に開発したR1-Distillなどの蒸留モデルは、大きなモデルの知識を小さなモデルに教えることで
より大きなモデルの能力を捉えようと試みているが、複雑な推論タスクにおいて元のモデルの性能に及ばないことが多い

モデルを圧縮する他の方法には、モデルのパラメーター(訓練時に設定される境界)の精度を下げる量子化(quantization)や
個々の重みやニューロン全体を除去する剪定(pruning、枝刈りとも)がある

材料・化学品に特化したソフトウェア企業、シトリン・インフォマティクス(Citrine Informatics)のAI研究エンジニアで、マルチバースの研究には関与していないマクスウェル・ベネトス氏
「性能を失うことなく大規模AIモデルを圧縮することは非常に困難です」
「ほとんどの技術はサイズと能力の間で妥協しなければなりません
量子にヒントを得たアプローチの興味深い点は
非常に抽象的な数学を使用して、通常よりも正確に冗長性を削減することです」

マルチバースの研究者ら
このアプローチにより大規模言語モデルからバイアスを選択的に除去したり
行動をきめ細かなレベルで追加したりすることが可能になると
中国当局による検閲の除去に加えて、他の種類の認識されたバイアスや専門知識を注入または除去することもできると
将来的に、マルチバースはすべての主流オープンソースモデルを圧縮する計画だと述べている

タフツ大学フレッチャー・スクールのトーマス・カオ助教授(技術政策)
中国当局はモデルに検閲を組み込むことを要求しており
最も影響力のあるオープンソースAIモデルの多くが中国から来ていることを考えると
この要求は現在、世界の情報エコシステムを形作っていると

学術界でもこの現象の記録と分析が始まっている
スタンフォード大学のジェニファー・パン教授とプリンストン大学のシュー・シュー教授
今年初め、大規模言語モデルにおける政府による検閲を調査した研究を実施
彼らは中国で作成されたモデルが、特に中国語のプロンプトに対して、著しく高い検閲率を示すことを発見

中国のモデルから検閲を除去する取り組みへの関心が高まっている
今年初め、AI検索企業のパープレキシティ(Perplexity)
DeepSeek R1の独自の検閲除去版をリリース
これをR1 1776と名付けた
同社のアプローチはマルチバースが使用したものよりも従来的な微調整手法で
検閲されたトピックに関連する4万件の多言語プロンプトのデータセットでモデルを事後学習させている

しかしカオ助教授
検閲を完全に除去したという主張は誇張である可能性があると警告
中国政府はインターネットの開始以来、オンライン情報を厳しく統制しており
これは検閲が動的で複雑であることを意味する
検閲はデータ収集プロセスから最終的な調整段階まで、AI訓練のあらゆる層に組み込まれている
「そのような少数の質問への回答だけから、(検閲のないモデル)をリバースエンジニアリングすることは非常に困難です」

・・・???

中国にハまるドイツの企業

自動車や化学などドイツの主要輸出企業は政府の警告を無視
世界2位の経済大国である中国との関係を一段と強める新規プロジェクトに€数十億を投じている

ベルリンにあるシンクタンクのメルカトル中国研究所(MERICS)
ドイツ企業の対中投資は2023年~24年にかけ€13億(約¥2300億)増え、€57億ユに
政府もこの傾向を変えるために目立った行動は起こしていない
事情に詳しい複数の関係者
当局者らは非公開の場で会合を開き行動計画を策定しているものの
企業による海外投資の判断に介入することには依然として慎重な姿勢
ある独政府高官
この問題を巡るやり取りの中で、ドイツの歴史的な気質としてそうした介入はこの国のDNAに刻まれていないと

最近の会合では、企業側と政府側が現状を巡り互いに責任を押し付け合う場面も
具体的な解決策はほとんど示されなかった
議論の中で手つかずのままだったのは
中国との関係を断つことで誰がどのような負担を負うのかという問題
企業が利益減少という形で負担するのか
労働者が雇用削減で苦しむのか
消費者が物価上昇で打撃を受けるのか
それとも財政余力の限られた政府が負担するのか
今のところ中国は短期的に無視できないほどの利益をもたらしており
最終的に中国政府が重要なサプライチェーンや巨大な自国市場へのアクセスを制限する可能性があるとしても、企業にとって魅力的な状況が続いている
経営幹部は、ドイツ政府が介入するか
あるいは政府が費用負担を支援しない限り、方針を変える理由はほとんどないと考えている
メルツ首相が企業に対し中国依存の危険性を公の場で警鐘を鳴らす中
中国を訪問しているクリングバイル副首相兼財務相はドイツ政府が抱く懸念について協議する
行動を起こさなければ、その影響は長期的かつ深刻なものとなる可能性がある
欧州一の経済大国ドイツが自国の産業と中国との関係を深めれば深めるほど
将来的にドイツに対する中国の影響力は強まる
そうした力を得た中国は
自国に有利な形で世界の競争構造を調整したり
外交・経済政策に関する欧州の発言力を制限したりする恐れが

ロジウム・グループのディレクター、アガサ・クラッツ氏
「デリスキング(リスク低減)は商業的な問題にとどまらない」
「それを怠れば、中国が欧州の外交・経済政策を左右する世界が現実になる」

ドイツの対中依存の中心にあるのは自動車産業
MERICSの調べによると、20~24年にはドイツの対中投資の約3分の2を自動車メーカーが占めた
この支出はここ数年加速し、23年~24年にかけて69%増の€42億
中国は現在、BMWとメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン(VW)にとって最も重要な市場
BMWは遼寧省瀋陽でのバッテリー事業に約€38億を投じ
中国をドイツ国外で最大の研究開発ネットワークの中核に
同社は中国で生産した電動スポーツタイプ多目的車(SUV)を欧州に輸出
メルセデスは年次戦略サミットの開催地を北京に移し
中国専用の電気自動車(EV)の開発も進めている
VWは中国を第2の母国市場と位置付け
技術開発を加速させるため次々と中国企業と提携

 こうした傾向は自動車産業にとどまらない
ドイツの化学大手BASFは、中国に€87億規模の複合施設を開設
これは同社史上最大の投資

BASFのマルクス・カミート最高経営責任者(CEO)
中国市場がドイツ国内の生産停滞を補っており、同社の成長に不可欠だと

  世界的なエンジニアリング企業のボッシュも製品開発における中国依存を深める一方
ドイツ国内の雇用を削減している

  MERICS
過去5年間の独企業による対中投資は年平均€52億と、15~19年平均の€33億を大きく上回った

中国以外に調達先を求めるには高いコストが伴う
レアアース(希土類)や半導体などの代替サプライヤーを見つけたとしても
産品価格だけでなく新たなサプライチェーンの構築費用も中国より割高
最も望ましいシナリオは
北米や欧州、インドなどの新興国市場での事業拡大が中国市場を補うことだが
それには時間がかかり成功も保証されない
その間、各社は
利益を圧迫するコスト吸収や顧客離れを招く値上げ、あるいは人員削減という厳しい選択を迫られることになる

ドイツ自動車工業会(VDA)の広報担当者
ただし政府が支援すれば
「自動車業界は必要なデリスキングを積極的に進めているが、それには政治的な後押しが不可欠で単なる要求だけでは不十分だ」

ドイツ政府との協議に臨む経営者らは
エネルギーコスト削減や官僚主義の緩和など、国内での事業継続を促す改革案を提案している
しかし政府は、国内の世論分断が深まる中で政策を前に進めるのに苦慮しており
すでに気候変動対策や防衛、福祉などの支出を賄うだけで財政は逼迫(ひっぱく)

独自動車部品メーカー、シェフラーの幹部で、欧州の自動車サプライチェーン業界団体CLEPAの代表を務めるマティアス・ツィンク氏
「新たにサプライチェーンを構築するには最低でも3-5年はかかる」
「幻想を抱くべきではない」

・・・ドイツって
長いスパンで物事を考える
ってイメージだったけど・・・
一旦、中国に投資etcすると
中国からの撤退は・・・
最悪、投資したモノ全て捨ててくる覚悟がないと・・・

EUの自動車会社
メカニカルな内燃機関の開発にてこずりBEVに逃げ
EU世論も?一時(今も?)環境を旗印にして車をBEVに全振り
ワかっちゃいた?けど
結果、中国のEV振興に寄与
BEVは簡単に作れる
モーターとバッテリーがあれば動く
(まあバッテリーは効率とか素材、充電時間、すぐ火を噴く、廃棄バッテリー、電力インフラetcで問題があるけど)
なんで0からでも作りやすい
ただ、ここまで早く中国がBEVを世界(EUにも)に輸出しだしたのは計算外?
だいたいクーカを中国に売っちゃった・・・てのが
何、考えてんのか?
(銭?ハニトラ?etc)

銭勘定ばかりで泥水をススってもっていう覚悟がないトップでは・・・

ちょっと横道だけど
バッテリー、計画通りに工場新設や設備の増設すると
バッテリーが余る?・・・って話が

今日は~
カノコユリ/Lilium speciosum

5月の末
混んでるトコのコを移植

野良のアスパラが倒れてる

2025年11月21日金曜日

ヒステリックなシャバ

子どもたちの夢を叶えるアンパンマンミュージアム
“なんのため”か分からない父親同士の仁義なき?戦いが

11/15「平和なショーそっちのけでバトるパパ達が話題に」
と題して約2分ほどの動画がXに投稿された
そこにはガタイのいい黒いTシャツ男性がベージュのTシャツ男性に声をかけ、ショーを座って見ている他の子どもたちの眼前に立ちはだかり頭突きをして額から少し血を流すという“バトル”が

横浜アンパンマンこどもミュージアムの“ひろば”近くにいたスタッフ
「インフルエンサーの動画ではどこのミュージアムか明記されていませんでしたが、あれは横浜ミュージアムで起きたことです
日にちは忘れてしまいましたが当日、私は別の場所におり、他のスタッフからバトルの様子は聞きました。
“ひろば”のスタッフの何人かが止めに入ったものの、ショーが台無しになってしまいました
私はこのミュージアムで数年働いていますが、あんなヒドい出来事は初めてです」

SNSには
「子どもたちが楽しむ場なのに親が口喧嘩して怖がらせてどういうつもりなんでしょうか」
「喧嘩ふっかけた方も受けた方も、あんな公衆の面前で大人気ないし恥ずかしい」
「自分の子どもが一番可愛いし一番いい席でショーを見せたいのはわかるけど、あれはあかんわ」

こういった子どものアミューズメント施設内におけるトラブル事例は他にも

今年の夏に関東の某遊園地に遊びにいったという3児の母のAさん(43)
「混み合う遊園地のフードコートで私物など何も置いてない空席を見つけたので、まず子どもを座らせて席を確保してからご飯を買いに行こうかと話してたら、子ども連れの男性が『あっ、すみませんそこ〜』って話しかけてきたんです。
最初は何を言ってるのか分からなかったんですが、よくよく聞くと『自分らが座ろうと思ってた、自分らの席だ』って言ってきたんです。
『え? ここなんか置いてありました? ちょっと意味がわからないんですが』と言ったら、『あっそういう人たちなんですね。子どもの目の前でよくそういうこと平然とできますね』って言ってきて驚きました」
「今回のミュージアムの動画、私も見ましたけど、黒いTシャツの男性は顔もバッチリ映っていて“コワモテ”な感じでしたよね。でも私に『そういう人たちなんですね』と言ってきた旦那さんも奥さんも、おとなしそうな夫婦でした。ああいう人が平然と筋の通らないことを言うのも怖いなって思いました」

同じく今年の夏に子連れで遊園地に行ったBさん(38歳)
ショーを見ている最中
「子どもが立って騒いだりしたときに人にぶつからないように、夫婦で子どもを挟む感じでショーを鑑賞してたんですが、私の後ろにいた5歳と8歳くらいの男の子が2人でじゃれていて、ドンっと背中に当たったり、なんだろうって後ろを振り向いたタイミングで思いっきり足を踏まれて……それでも、その子どものお母さんもお父さんもスマホを見てて、まったく気づいてない様子でした。次の日、踏まれた足を見たら爪が内出血してました」

さまざまなトラブルが起こり得る子連れイベントのマナーについて
岡山県教育委員会キャリア教育支援員でマナー講師の平松幹夫氏
「一般的にマナーは2つの観点から成り立っています」
「マナーの上で大事なのは、思いやりの心を持つことと、人に不快な思いを与えない、ということです。アンパンマンミュージアムでの出来事は、まずこの2つの思いが皆無であり、マナー以前に暴力行為に発展してしまっていますね。大人同士、子どもが見ていないところでも、互いが譲り合い気持ちよく楽しく過ごせる意識が大事だと思います」

・・・安心・安全なニホンが・・・
シャバに溜まる不満?怒り?
働けど々・・・日々の生活が・・・とりあえづ生活できてるけど先々がetc
何でトラさんとかマスクさんetcは濡れ手で粟?
なんで自分は・・・
衣食足りてって?

高市さん、支持は高いけど、何をヤれば?って感じ・・・なんか追われてるよう
習さん、内外情勢でタブン苦しい、溜まってる
結果・・・

今日は~
しだ?

たぶんオニヤブソテツ/Cyrtomium falcatum
まだワからない
前にアげたコの株違い
ミルクピッチャー・ハイドロもどき仕様

2025年11月19日水曜日

いよいよ始る?

中国の投資が急激に落ち込んでいる
2025/11/14発表の公式統計
10月の固定資産投資は前年同月比で11%余り減少したと推計され
新型コロナウイルス流行初期の2020年以来最悪の落ち込み
国家統計局は固定資産投資について
年初来の累計のみを公表しており月次データは開示していない
このまま投資がさらに急減すれば中国の国内総生産(GDP)のほぼ半分を占める活動が揺らぎ
輸出減速に苦しむ経済全体への下振れリスクを高めかねない
エコノミストらはこの異例の投資急減を他の経済指標と整合的に説明できず原因を把握しかねている
7月から始まった顕著な固定資産投資減少は、現時点では成長率を大きく押し下げる要因にはなっていない
別の投資指標である総資本形成は、7-9月(第3四半期)GDP成長率の約2割を押し上げた

スタンダードチャータードの丁爽チーフエコノミスト(大中華圏・北アジア担当)
「投資減少には幾つか説明できる理由があるが、ここまで落ち込んだ理由は理解しがたい」
投資の重しは10-12月(第4四半期)にさらに大きくなり
「GDP成長鈍化の最も際立つ要因になる」 

興味深いのは、投資の落ち込みが政府による反内巻キャンペーンの開始時期とほぼ一致している点
内巻とは過剰な生産能力が激しい競争を引き起こし、企業の利益をむしばんでいく状況
・・・過剰生産

反内巻政策は産業全体の過剰生産を抑える狙いがあるが
具体的な投資や生産能力の抑制目標は公表されておらず、その影響度は測りにくい
産業投資の抑制は過剰供給を抑える一方で
景気刺激策がない限り雇用や家計所得を圧迫する恐れも

エコノミストらは長年、中国に投資主導型経済から消費けん引型への転換を促してきたが
不動産不況が続く中で消費は依然として弱い
固定資産投資は7-9月期に前年同期比で約6-7%減少したと、エコノミストらは公式データに基づき推計

国家統計局
固定資産投資は物価下落に押し下げられたが、総資本形成は価格調整後の成長を反映している
統計局はブルームバーグ・ニュースに対し書面で
この2つのデータは対象範囲が異なり
固定資産投資には土地購入費や中古設備の取得費など、総資本形成に含まれない項目も入っていると

アブソリュート・ストラテジー・リサーチの新興国市場担当エコノミスト、アダム・ウルフ氏
最近の固定資産投資減少について
「統計上の差異で説明できる範囲を超えて広範かつ深刻だ」
投資が報告通りに悪化しているなら他の指標も深刻なはずだが
実際には工業生産は年初来で6.1%増、小売売上高も約4%増と健闘していると

国家統計局の付凌暉報道官は投資減少の要因として
中国に課される関税を念頭に外部環境の厳しさと
国内競争の激化による収益低下を挙げた

中国統計の信頼性や透明性には疑念が長年呈されてきたが
当局はここ数年、一定の改善を進めてきた
一方で幾つかの官民データが停止され、実体経済の把握が難しくなっている
固定資産投資は旧ソ連型計画経済時代の名残で
長らく総資本形成を上回っていた
二重計上や虚偽報告が原因とされる
この乖離(かいり)はここ数年、縮小しており国家統計局がデータ品質を改善させた証しだと米ピーターソン国際経済研究所はみている
ただし今は、反内巻キャンペーンを順守しているように見せるため
地方政府が投資を過少報告している可能性もある

ギャブカル・ドラゴノミクスの中国調査ディレクター、アンドリュー・バトソン氏
実際の企業投資はすでに鈍化していて、今回の投資急減は実体経済へのショックではなく
報告方法の変更を反映したものかもしれないと分析
不動産投資の悪化に加え、地方政府が隠れ債務返済や企業への未払い金の清算を優先したことでインフラ投資も減速
さらに製造業投資の年初来伸び率は、5月時点の9%近くから10月には2.7%まで急低下した

  一方、減速の兆しがほとんど見られない反内巻政策の対象となった業種もある
例えば自動車業界では投資が18%近く急増

・・・補助金狙い?

ゴールドマン・サックス・グループの王立升氏らエコノミスト
固定資産投資データから類推したセメント需要と実際の生産量の開きがここ数カ月縮小している
14日のリポートで
「国家統計局が過大報告を避けるため、固定資産投資データを能動的に調整した可能性がある」

・・・なぜ固定資産投資データを膨らませて発表しなかったのか?
こんな調整、今までさんざヤってきたのに・・・
その理由が気になる

最近まで設備更新や消費財買換えに補助をしてたけど
景気は↓まんま
かえって需要の先食いして、先々の景気を・・・

今日は~
イカリソウ/Epimedium grandiflorum var. thunbergianum

画は5月はじめ
丈夫なんで
ウチでは虐げられてる

2025年11月16日日曜日

トラさんの感性?


・・・自分に都合の悪いコトは捜査させないと


グリーン氏
トランプ氏が性犯罪者ジェフリー・エプスタイン元被告に関する文書公開を阻止するために自分を見せしめにしようとしていると

・・・同じと思える事件で
なんかな~
トラさん自分に都合のイイように・・・
このオッサンの感性って?
法治って?


2025/11/16
トランプ氏自身の交流サイト(SNS)に
下院共和党は採決でエプスタイン文書の公開に賛成すべきだ。われわれには隠すものは何もない」

・・・ナニが・・・

習さんもコワいAI


中国のチャットボット大手DeepSeekの主要研究者のうち少なくとも1人が、米国の多くのAI著名人と同様
AIが世界に害を及ぼすのではないかと懸念していると表明

OpenAIのサム・アルトマン氏
「AIはおそらく世界の終わりをもたらすかもしれないが
その間に素晴らしい会社が生まれるだろう」

中国では国家が強い権限でテックを規制
今年初め、浙江省杭州市に拠点を置くヘッジファンドのあまり知られていなかったAI部門であるDeepSeekが突如として脚光を浴び
テック界の聖杯ともいえる自前の最先端大規模言語モデルDeepSeek-R1を手にした
ブレイク後、DeepSeekのチームは年の大半で多くを語りませんでしたが
上級研究員の陳徳立(チェン・デリ)氏
政府主催の世界インターネット会議(烏鎮)で登壇
「技術そのものには非常に前向きですが
社会に与えうる影響は否定的に見ています」

1月当時の陳氏
「言葉にできない」と投稿
自社の低コストモデルが天文学的なベンチマーク順位を獲得したことは
「夢のようだ」
その後2月には、創業者の梁文峰氏がテレビ中継の座談会で習近平国家主席と面会
以降、陳氏が世界インターネット会議で沈鬱な登場をするまで、同社から公の場での発言はありませんでした

陳氏
AIは今後10年で十分に高性能になり、人々が置き換えられることで雇用を脅かすと
しかし、人類の破局を回避するためにAI企業には果たすべき役割が
「社会は巨大な難題に直面しかねません
ですから、その時こそテック企業は『防衛者』の役割を担う必要があります」

現実的には米国企業は陳氏の言う防衛者として想定されていないでしょう
同社は中国国内の他企業との結びつきが強く
R1モデルが今年初めに公開されて以来、多くの企業がこぞってDeepSeekのAI製品を自社に統合してきました
これは外国に頼らずAIで最先端の成果を上げるアルゴリズム主権計画
要はDeepSeek中心の構想の一環

2025/10 DeepSeekはLLMの実験的」バージョンを公開しましたが
注目点は効率化や新機能というより、NVIDIAのCUDA APIに代わる選択肢を打ち出し
中国製GPUをサポートした点

2025/11習主席は2025年のアジア太平洋経済協力会議の場で
AIを統治する世界的な機関が必要だ
その国際機関はAIを国際社会の公共財とするために資すると
しかしDeepSeek自身の代表者
AIは社会にとって潜在的な危険となりうるため
テック業界はその緩和に向けて統一的なアプローチを見いだすべきだと発言


・・・習さんも
まあAIは習さんにも反抗するかも・・・だし
しかしAIをコントロールできるとは?
ただAIは考える・・・ってより
データの蓄積からパターンを導きだし
ソレに従って・・・ってコトみたい
なら、データを選別したうえでAIに学習させれば・・・
でもソレだと偏った答えしか・・・

今日は~
カラスビシャク

外では、あまり見ないけど
ウチでは結構でる
花をほっとくと、こぼれ種でカタまってでる
さらに小さい個体でも小さな玉を作る
ジャマなんで引っこ抜くけど
なかなか根絶できない
なぜか・・・
地中に玉を作ってて地上部を抜いても玉が残る
玉ごととればイイけど掘るのはメンドイ
ヤワい土だと玉ごと抜けてくるけど・・・




2025年11月12日水曜日

現代の呪い?

 韓鶴子 総裁

超常現象で
怖い思いをさせ
洗脳?
ヌっころす?
脅迫?


イスラエル軍の元法務トップ、虐待映像流出の捜査で逮捕

 イスラエル軍の元法務トップ、虐待映像流出の捜査で逮捕
イファト・トメルイェルシャルミ少将はイスラエル軍の法務局トップとして、軍内における法の支配の執行を担っていた
現在、トメルイェルシャルミ少将は、映像流出に関する刑事捜査の一環として逮捕されている
映像にはイスラエル軍刑務所でパレスチナ人の被拘禁者へ行っていたとされる性的虐待を含む虐待の様子が映っている
イスラエルの右派がかねて標的としていたトメルイェルシャルミ少将の急速な失脚は、たちまち国家的スキャンダルとして浮上
その結果、疑惑の中心にあった映像の件は注目が薄れている

問題はイスラエル国防軍(IDF)の司法当局が兵士らへの捜査を開始した2024/7に遡(さかのぼ)る
兵士らはガザ紛争中に逮捕されたパレスチナ人の被拘禁者に対し、スデ・テイマン軍事刑務所近くで性的暴行を加えたとされる
その付近では他の被拘禁者約20人もうつ伏せになって横たわっていた
捜査とそれに続く兵士たちの逮捕は激しい政治的反発を招いた
ネタニヤフ首相率いる連立政権の右派メンバーの一部は
スデ・テイマン軍事刑務所並びに兵士たちが連行された軍事裁判所の前で抗議活動に加わった

虐待の模様を捉えたとされる映像は24/8にイスラエルのチャンネル12で初めて放映されたが
基地の状況に関してはそれ以前から懸念を引き起こす内容が報じられていた
24/5CNNはスデ・テイマン軍事刑務所での虐待疑惑を詳細に語った3人の内部告発者にインタビュー
それから1カ月後、イスラエルは同施設の段階的な閉鎖に着手することを明らかにした
それでも軍の法務局トップに対する激しい非難は収束しなかった

2025/10/29イスラエルの検事総長が情報漏洩(ろうえい)に関する刑事捜査を開始すると発表
トメルイェルシャルミ少将は軍法務担当トップの職を停止された
 2日後、少将は辞表を提出
映像の公開を承認したことを認め
「部隊内からメディアに公開されたあらゆる資料について全責任を負う」

少将は書簡の中で
「最悪の被拘禁者に対してさえ、やってはならないことがある」
「(法務)部隊の将校たちは度重なる個人攻撃、激しい侮辱、そして実際の脅迫さえも受けてきた
これはすべて、彼らが指揮官たちと共にIDFにおける法の支配を守り抜いたからに他ならない」

イスラエル政界の右派勢力にとって、辞任と調査だけでは不十分だった
トメルイェルシャルミ少将が辞任した数時間後
カッツ国防相は、階級剥奪(はくだつ)を含めて
「必要なあらゆる制裁」を科すと述べた
カッツ氏はトメルイェルシャルミ少将が兵士に対する「血の誹謗(ひぼう)中傷」に関与したと糾弾したが
映像の信憑(しんぴょう)性に疑問は浮上しておらず
25/2には被拘禁者への虐待で兵士5人が起訴されてもいる
兵士らは不正行為を否認している

2025/11/2ネタニヤフ首相
今回の映像流出を「イスラエルの評判への甚大な打撃」
「イスラエル史上最悪となる広報の大惨事」と

・・・ハタから見ると
流出よりも虐待を行ってた
(多分、今も)
の方が問題なんだけど・・・

ところで
イスラエルの超正統派とか
現政権、パレスチナ侵攻を支持する方々とか
死後
神ヤハウェの元に行けると信じてる?
所業を見ると
無理だと・・・
イスラエル入植者がパレスチナ人の農地を襲撃、倉庫などに放火 ヨルダン川西岸で攻撃急増
その辺り、正統派ユダヤ教徒の方々は弁えてる

その意味では
トラさんのがマトモ

今日は~
セネシオ アルティクラタス/Senecio articulatus

の植溜
お世話がメンドウになってきた
嫁に?

2025/11/15
加筆


2025年11月8日土曜日

夢物語 ビットコイン

最近刊行された『サトシ・ナカモトはだれだ?』(ベンジャミン・ウォレス著、小林啓倫訳、河出書房新社)
が暗号資産に関心の高いひとたちのあいだで話題になっていると
ネタバレしてもかまわないと思うが、本書を最後まで読んでも謎は解明されない
2008/10/31サトシ・ナカモトはビットコインの仕組みを説明するホワイトペーパーを発表したあと
何人かの支援者とメールやメーリングリストで交流し、2009/1にビットコインの最初のソフトウェアを公開
だがその翌年の末頃から開発の中核的な役割を協力者たちに譲るようになり
11年初頭には活動をやめてしまう
その後、14/3/7『ニューズウィーク』誌が
ドリアン・ナカモトという日系アメリカ人をサトシだと報じたとき
SNS上に「私はドリアン・ナカモトではない」
というメッセージを投稿したとされるが、それ以降、完全に姿を消してしまった

サトシが創造したビットコインは、2010年にピザ2枚に対して1万ビットコインと交換されたが、その後の15年間でこのピザの値段は$12億になった

創造主であるサトシのウォレットには推定110万ビットコインが保有されており、その時価総額は1350億ドル、日本円にして¥20兆ちかくになるが、この莫大な資産は2010年以来、$1たりとも動かされていない。
この要約でもわかるように、サトシの物語はイエス・キリストによく似ている?
ホワイトペーパーはビットコイナー(熱狂的なビットコイン支持者)にとってのバイブル(聖書)であり
その創造主は何人かの弟子とともに布教に努めたが、ほどなくして身を隠してしまう
3年後に一瞬だけ“復活”したものの、それ以降はいっさいの痕跡を残していない
そして(すくなくともビットコイナーにとっては)、サトシはイエスと同じく人類を新たな世界へと導いたのだ?

ジャーナリストのベンジャミン・ウォレス氏
「革命的な技術を考案し、それを世に送り出しながら名声を求めなかった人物というのは、近代科学史において前例がなかった」
なによりもひとびとの好奇心を刺激し、魅了するのは¥20兆という天文学的な富(Google創業者のセルゲイ・ブリンと並んで世界10位の富豪に匹敵する)に
なんの興味もなさそうに思えることだろう
このことは、人生にとって、あるいは幸福にとって、富とはなんなのかという根源的な問いを突きつける

ウォレス氏はビットコイン草創期の2011年6月に、『ワイアード』誌の取材でサトシについての調査を始めたが
この謎にのめり込んだきっかけは
21年末にサトシはイーロン・マスクだと信じるスペースXの元インターンからメールを受け取ったことだった
未知の感染症が世界に広がるなかでビットコインはわずか1年で8倍に高騰
暗号資産界隈は熱狂に包まれていた
そこで、この謎には挑戦する価値があると思うようになったのだ
本書の魅力はサトシとともにビットコインを開発・普及させたさまざまな人物(その多くが奇人変人)が次々と現われることだ
そしてウォレス氏は、コード・スタイロメトリー(プログラミングの筆跡鑑定)
という手法を使って候補者を絞り込み、真相を確かめるためにオーストリアの片田舎に向かう

ここではビットコインの背景にあるサイファーパンクの思想について書いてみたい
サイファーパンクは暗号(cypher)とサイバーパンクをかけた造語で
1992/2の第1回クリプト会議で誕生した
クリプトはcryptograph(クリプトグラフ)の略で、日本では仮想通貨と誤訳されているビットコインなどは
英語ではcrypto(クリプト)と呼ばれる
ブロックチェーンを使ったデジタル通貨が暗号から生まれたからだ(したがって訳語としては暗号資産が正しい)

カリフォルニア州オークランドにある数学者エリック・ヒューズの自宅で開かれたクリプト会議に参加した20人は、原理主義的なリバタリアンであり
暗号アナキストでもあった
彼ら(そのほとんどはきわめて高い論理的・数学的知能をもつ男性)は国家による支配・統制を忌避し
西部開拓時代のアメリカのように、完全な自由と自己責任の世界に生きることを求めていた
在野の研究家フィル・ジマーマンは、情報機関でも解読できないRSA暗号を簡単に使えるフリー・プログラムPGP(Pretty Good Privacy:プリティ・グッド・プライバシー)を公開し
そのことによって連邦政府に刑事告発された
その当時PGPは米国内では自由に使えたが、政府武器輸出管理法によって輸出禁止にされていたため
このプログラムが米国外でダウンロードされると開発者が罪に問われるのだ
国家が個人の自由に介入すべきではないと考えるリバタリアンにとって、これはとうてい容認できない暴挙だった
そこでサイファーパンクたちは、PGPのコードの印刷物やデジタル版を国外にばら撒いて米国政府の規制を無意味なものにした
(同様に、輸出禁止となった暗号プログラムをTシャツにプリントして国際線に乗り込んだり、タトゥーとして彫る者もいた)

リバタリアンが暗号にこだわったのは
政府が国民を管理・統制するためには、個人を単位とする情報(誰がいつなにをしたか)が必要になるからだ
それを暗号によってすべて秘匿してしまえば、政府はなにもできなくなる

同様の理由で、リバタリアンは国家が発行する通貨を深く疑っていた
とりわけ(通貨と金との交換を保証する)金本位制が廃止され通貨が国家の信用のみによって発行されるようになると
そもそも国家を信用しないリバタリアンたちは、中央銀行や金融機関のような中央集権的組織のない分散型の通貨の開発を目指した
この第一次暗号革命は1990年代のITバブルの頃に盛り上がったものの
2001/9/11の同時多発テロを機に
実験的に使われていたデジタル通貨が、テロリストのマネーロンダリングの道具になっているとして規制されたことで頓挫
だが2008年のリーマンショックとその後の世界金融危機によって国家への信頼が揺らぐと、ふたたび国家に依存しないマネーが注目されるようになった

サトシ・ナカモトは暗号アナキストの積極的な活動家ではなかったものの
1990年代からサイファーパンク運動のきわめて近くにいて、ビットコインの開発を(おそらくは一人で)続けていた
それが公開できる水準に達したと考えたときに、暗号技術のメーリングリストを選んだのは当然だった
サトシはネットワークへの投稿で
「仮想的で、地理的な制約のないコミュニティが、新しい経済のパラダイムを実験していくというアイデアが、私は大好きなんです」
最初期のビットコインの協力者へのメールで
「90年代にはもっと多くの人々が興味を持っていたと思うのですが、10年以上にわたる『信頼できる第三者』をベースとしたシステム(デジキャッシュ)などの失敗によって、諦めてしまったようです
私は今回の取り組みが、信頼に頼らないシステムに挑戦する初めての試みだと思っています」
ここでいう「信頼できる第三者」とは通貨の信用を担保する中央集権的な組織のことで
そうした中心のない(分散型の)通貨をはじめて開発したのだという自負が感じられる
ウォレス氏が何度も繰り返すように
不可解なのは
暗号によって国家のない世界をつくるという奇妙奇天烈な目標(妄想ともいう)に夢中になるのは、ごく限られた人間だけにもかかわらず
その関係者をどれほど取材してもサトシの正体にたどり着けないこと
ここまで徹底して匿名性を守ってきたのは
ビットコインの今日の成功(それにともなって創始者である自分が世界的な注目を集めること)を
ブロックチェーンのアイデアが影も形もなかった1990年代から予見していた?
サトシは莫大な富に関心を示さず、俗世の喧騒から逃れて静かな暮らしを選んだ賢者や仙人のような人物として、今後もますます神格化されていくだろう

・・・その崇高な?志にもかかわらず
ビットコインは投機の対象となり
ナネ-ロンダリングetcの手段に
そして銭とエネルギーの浪費を引き起こしてる

今日は~
デンドロビウム ロディゲシー/Dendrobium loddigesii

8月終わり
矢が外れた
なんかねが2段に生えてる
で、前に乾かし気味に・・・ということで
バーク小粒で植える