2024年10月27日日曜日

ヤマカガシは

2つの用語は同じ意味で使われることもあるが生物的な意味は異なる
人間が食べたとき病気になる動物はポイズンを持ち(poisonous)
噛まれたときに病気になる動物はベノムを持つ(venomous)
厳密な定義はもっと細かい
学術誌のToxiconに掲載された2015年の論文
ポイズンを持つ動物は毒性の化合物を体内で生成、あるいは外部から取り込み
体内に保存、蓄積することによって、捕食者や寄生生物を撃退するための受動的な防御機構を構築する
ヤマカガシの場合、毒を持つカエルを食べることによって、毒を獲得する
具体的には、そのカエルが生成したブファジエノリドという猛毒(房室ブロック、心拍数低下、頻脈、さらには心停止を引き起こす)
を安全に摂取できるように進化し、その毒を自らの防御目的のために蓄積
蓄積した毒を頸部にある毒腺から分泌し、休憩しているときでも捕食者を寄せ付けない
この毒による防御は、ヘビが体力を温存するために静止している低温下では特に重要

ヤマカガシは上顎の後方に毒牙を持つ後牙類の毒蛇
一般に、前牙類の毒蛇(毒の蓄積量が多く、より効率よく獲物に毒を送り込める)の方が後牙類よりも危険だと考えられているが
後牙類の毒蛇にも独特の危険性がある

Journal of Toxicology誌に掲載された研究
日本における1917年以降29件のヤマカガシによる咬傷例を報告、死亡例は稀だった
ヘビによる咬傷のほとんどは、自宅、野外あるいは路上で日中にヘビを捕まえようとした男性によるものだった
毒物が注入されると、噛まれた場所からの持続性の出血、歯茎からの出血、血尿、斑状出血、血液凝固作用への異常などの症状が起きる

ベノムとポイズンの両方を持つヘビはほかにもいるのか?
ヤマカガシは、ベノムとポイズンの両方を持つヘビとして最もよく知られているが
ほかにもいくつか例はある
また今後発見されるものもあるかもしれない
ヤマカガシ属(20以上の種がある)の他のヘビにも両方の毒を持つものがある
インド、ミャンマー、中国、ベトナムに生息するヤマカガシの一種は
防御ステロイドのルシブファジンを持つホタルの幼虫を食べることで毒を蓄積していることが報告されている
また、ミャンマー、中国、ラオスに生息する別のヤマカガシの一種は
常食であるミミズだけでなく、同じ理由でホタルの幼虫を食べる

アメリカの一部に見られるガーターヘビも、ベノムとポイズンの両方を持つことがある
ただしヤマカガシの毒ほど強力ではない
ガーターヘビは毒性の弱いベノムを生成し、後牙の溝を通じて毒を注入して捕食者を撃退する
また毒をもつイモリを食べる一部のガーターヘビは、肝臓内に数週間毒を蓄積することができる

ベノムとポイズンの両方をもつヘビは極めて稀
世界で4000を超えるヘビ種の中でも、二重の防御機構を持っているのはほんの一握りにすぎない

・・・ポイズンの方は知らんだ
ガキの頃は平気でツカみ振り回してたけど・・・
ベノムの方は聞いたことが・・・
牙が小さく口の奥にあり、なかなか毒牙が刺さらない?
とか
でも、マムシより強い毒を持つと聞くとコワくて触れない

今日は~
アラゲクジャク/ Adiantum hispidulum

根あがり
一応、ハッパが緑に
ただ・・・小さい
新葉が出た時は大きくなると思ってたんで
え?
やっぱ、水を切らしたダメージは大気かったみたい
数も少ないし
元の状態になるまで何年?
それまで
根あがり、の玉を支える根茎がダメになり
崩れないか心配・・・

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