6/18スペースX株の売りは一段と拡大
AIコーディング系スタートアップのCursorを$600億(約¥9.66兆)の全株式取引で買収すると発表したことで、アナリストの懸念が強まったため?
これにより、同社が記録的なデビューを飾って以降の上昇分の多くが失われた
スペースX株は6/18午後時点で6%超下落し$179を下回った
これは、6/17の約5%下落に続く下げ
6/16に$225超の高値をつけて以降では、20%の急落
スペースXの時価総額は6/16のピークから約$6200億ドル(約¥99.82兆)減少
約$2兆9900億(約¥481.39兆)から$2兆3700億(約¥381.57兆)に低下
ピーク時のスペースXはアマゾンやマイクロソフトを上回り世界4位の企業だったが、現在は$2兆3800億(約¥383.18兆)のTSMC(6位)に次ぐ7位となっている
モーニングスターのアナリスト
Cursor取引後のスペースX株の大幅な希薄化を理由に、スペースXの適正価値予想を$63から$62に引き下げた
AI収益が改善した場合の最良シナリオでも株価は$169になると指摘
バンダ・リサーチが6/17に発表したノート
投資家は最初の3取引日でスペースX株を$3億6980万(約¥595億3780万)買い越した
これは同期間にエヌビディアに流入した資金($8820万[約¥142億])の4倍超
スペースXのオプション取引も6/16に開始され
投資家は株価が下がれば利益が出る取引(プット・オプションの購入など)を行えるようになった
サスケハナのアナリスト、クリス・マーフィー氏
オプション取引の影響により向こう3カ月で株価が半値になる確率は15%あると
(※編注:プット・オプションは、株式をあらかじめ定めた価格で期日までに「売る権利」を与える契約
株価が下がるほど価値が上がる。これを買えば株価下落時に利益を得られる
6/16のオプション取引開始により、下落方向に賭ける手段が広がったことを指す)
強気のアナリストはCursor買収を好感、年末までの株価上昇を予想
米投資銀行オッペンハイマーのアナリスト、ティモシー・ホラン氏
6/18のノートでスペースXのCursor買収を高く評価
この買収により年末までに株価が$250まで上昇し得ると
これは従来の予想である$190からの上方修正
「この取引は双方にとって有益だ」
CursorはスペースXの計算能力にアクセスできる一方、スペースXはCursorのAI技術・エンジニアリング人材・学習データ・ユーザーベースを得るとも
フォーブスの推計によると、スペースX株のさらなる下落によって、CEOイーロン・マスクの純資産は$678億(約¥10.92兆)減少
約$1兆2000億(約¥193.2兆)となった
スペースXの3日連続上昇の中で、マスクの資産は$1兆4000億(約¥225.4兆)超の過去最高を記録していた
それでもマスクは、グーグル共同創業者のラリー・ペイジ($3008億[約¥48.43兆])を大きく引き離し、世界一の富豪の座を維持している
スペースX株は、記録的な投資家需要に押し上げられ、3日連続上昇の間にIPO価格$135から50%急騰
モーニングスターのアナリスト
IPO前から、スペースX株の取引について投資家に警告を発してきた
アナリストは、スペースXが「著しく過大評価されている」
その時価総額はスペースXの「新規で未検証」とする技術に結びついていると指摘
ピッチブックのフランコ・グランダ氏は3月
スペースXは「ステロイドを打ったテスラ」のように取引される可能性があると
マスクの自動車メーカーの株は他のメガキャップ株の中でもしばしばボラティリティが高いから
スイスクオートのアナリスト、イペク・オズカルデスカヤを含む他のアナリストは
スペースXが最新のミーム株として台頭したと
オズカルデスカヤは、投資家がスペースXを「他の人も買って株価を押し上げるだろうという期待で」買っていると
スターリンク事業が宇宙探査への巨額支出を相殺できていないとして
スペースXが「キャッシュを燃やしている」
で
スペースX株価、一時初値の$150割れ
スペースX株の停滞は米国時間6/23にも続いた
23日の取引開始直後、スペースXの株価は上場初日の初値である$150を割り込み一時$149まで下落
しかし、その後は下げ幅を縮小し、1.3%高の$156近辺まで買い戻されている
この日の日中安値で計算すると、スペースXの株価は16日に付けた最高値の$225.64から34%近く下落したことになる
23日の日中安値までの続落で、スペースXの時価総額は約$1兆(約¥161兆)減少
以前の$2兆9000億(約¥466.9兆)から$2兆(約¥322兆)をわずかに下回る水準まで落ち込んだ
JPモルガンのアナリストら
24日に予定されているマイクロンの決算発表を前にした不安が売りのきっかけになった可能性があると
ウェドブッシュのアナリストであるダン・アイブズ氏
「主要なメモリー半導体関連株の取引において神経質な動きがさらに強まっている」
マイクロンの動向はAI需要の強さを測るバロメーターとみなされており、世界の株式市場は「根性が試される正念場」を迎えている
フォーブスの推計
スペースXの株価が一時的に下落したことで、イーロン・マスクの推定資産額は約$417億(約¥6.71兆)減少し、$1兆(約¥161兆)をわずかに上回る水準
スペースXの新規株式公開(IPO)には世界中の投資家から$3500億(約¥56.35兆)以上の買い注文が殺到し、調達総額は$850億(約¥13.69兆)以上を記録
この上場により、マスクは史上初のトリリオネアの称号を手にし、スペースXは時価総額でテスラ、ブロードコム、サウジアラムコなどを上回る世界第7位の企業へと躍り出た
同社は公開価格を1株あたり$135に設定しており、事前の予測では初値はそこから約30%高い$175まで跳ね上がるとされていた
世界最大の株価指数プロバイダーの1つであるMSCI
スペースXに7段階のサステナビリティ評価で最低となるCCC格付け
ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する重大なリスクやその管理体制の甘さを警告し、「業界内で後れを取っている」
スペースXの議決権の大半をマスクが掌握していることも批判の的
コロラド大学ボルダー校の法学教授であるアン・リプトン氏
「株主が影響力を行使するためのあらゆる手段が事実上遮断されている」
そして
イーロン・マスク氏率いる米スペースXの大型起債で発行された社債は流通市場で急速に下落
ここまで急激にスプレッドが拡大した案件は最近では記憶にないとの声が
大手ディーラー1社
スペースXの2056年償還債について、米国債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)を発行時の1.75ポイントから最大0.32ポイント拡大した水準で気配値を提示
事情に詳しい複数の関係者が店頭市場(OTC)での非公開取引に関する情報だとして匿名を条件に話した
スペースXが発行した総額$250億(約¥4兆)の社債は取引開始後から下落が続き、米国債対比の含み損は25日遅く時点で約$3億500万に達した
起債全体では注文額が約$900億に膨らみ、スプレッドが縮小したものの
短期債より慎重な見方が示されていた最長年限の社債では、その縮小効果がほぼ完全に失われた
市場関係者によると、こうした値動きは長期保有を前提とする伝統的な投資家ではなく
短期売買を目的とする投資家が起債に殺到し、早期の転売を狙っていたことを示唆していると
23日の社債価格決定以降、同社の株価がおおむね安定して推移しているだけに、社債への売り圧力は際立つ?
株価は22日以降急落・・・
売りの背景には、ヘッジファンドによるショートポジションでの買い戻しやヘッジなどテクニカル要因があるのかもしれない?
しかし前例のない規模のスプレッド拡大はスペースX特有のリスクを反映している
時価総額が今月一時$2兆6400億に達した同社は、投資適格級の格付けを獲得した
(24日$2兆くらいに)
一方で
今後数年間はキャッシュフローがマイナスとなる見通しのほか
格付け会社フィッチ・レーティングス氏
マスク氏への依存を「格付け上の主要な制約要因」
インパックス・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、トニー・トルジンカ氏
「スペースX債のスプレッドが発行時の水準から拡大することは予想していたが、これほど大きく広がるとは思わなかった」
「株式時価総額がピークから約6000億ドル消失し、増額発行による需給悪化に加え、投資家はスペースX特有のリスクプロファイルをどう織り込むべきか判断になお苦慮している。こうした要因が重なった結果だろう」
今回のスプレッド拡大は、最近の大型起債案件の流通市場での値動きと比べても異例
エヌビディアは今月、7本立てで総額250億ドルの投資適格社債を発行
同社の2046年償還債(表面利率5.55%)のスプレッドは発行後に11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)、2056年償還債(表面利率5.625%)は12bpそれぞれ拡大している
一方、アルファベットが2月に発行した長期債のリスクプレミアムは縮小
一般にスプレッドの拡大は、投資家が企業の債務返済能力に対する懸念をやや強めていることを示す
今回の下落を経てスペースX債のクレジットカーブは、同程度の格付けを持つ米オラクル債に近い形状
オラクルの長期債も発行直後にスプレッドが拡大
スペースX債への需要は5年債が最も強く、同社は長期債よりも5年債で借り入れコストを大きく引き下げることができた
一方、20年債と30年債は投資家の需要が最も弱かった
RBCブルーベイ・アセット・マネジメントの債券部門最高投資責任者(CIO)、マーク・ダウディング氏
スペースXの長期債について「当初は一定の期待感と需要があったにもかかわらず」スプレッドは拡大しているとリポート
「赤字が続く同社が将来の黒字化に向けた資金を賄うため、今後も多額の社債発行が続くと債券投資家はみているようだ」
スペースXの広報担当者はコメント要請に直ちに応じなかった
社債発行の主幹事を務めた銀行各行も、スペースX債の取引水準についてコメントしなかった
スペースX債を対象とするクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引が今週活発化したと、ブルームバーグは25日に報じた
これにより、投資家は損失リスクをヘッジしたり、同社の信用力に対する見方に基づいてポジションを取ったりすることが可能になる
その結果、市場では売り買い双方の取引が増え、社債市場の流動性向上につながる可能性がある
・・・マスクさん関連は夢を売る
プロデュース力?が抜群
実態は・・・赤字の事業が・・・
コレで、もてはやされるのはワタス的には?
やっぱ他にも?な方はいる訳で・・・
今日は~
クロッカス
今年は、マトモな花が少なかった
一般には、花が早いとは云われてるけど
天候不順なんだろうな~
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